私は東京都民です。そのため、運転免許の更新も東京で行います。そのときに言われた言葉の1つが印象に残っています。
「東京にはロータリー交差点があります。何かの機会があれば行ってみてください。」
その言葉はずっと忘れていましたが、何かのきっかけで思い出しました。行ってみようと思ったのです。でも情報がありません。そこで多摩市にあるという情報だけで出発してみたのです。
※多くの情報は自動車で行ったものです。私のように公共交通機関で向かった人はいないようなのです。
結果的には、京王永山駅(小田急永山駅でも大丈夫です)から桜ヶ丘四丁目までバスで向かうというだけのことでした(図1)。しかし、私はそう簡単にいかなかったのです。
図1. 桜ヶ丘四丁目付近のバス路線図
そう、私は乗るべきバスを間違えてしまい、途中で気づいたのです。そこで、諏訪下橋で降車してそこから歩くことにしました。
写真1. 階段を上って、下を確認
写真2. 丘の住宅街を行く
写真3. 住宅街を行く
写真4. ロータリーまでもうすぐ
多摩市は多摩丘陵の中にあるためか、坂が多いです。ロータリーは坂の上にあるため、ずっと登りが続きます(写真1-4)。私の出身地も現在の住居もこれとは程遠いくらい平坦(坂はありますけどね)なので、新鮮な気持ちになります。
写真5. 看板がロータリーであることを物語る
ロータリーに入る際には、「ここはロータリーですよ」ということを示す看板があります(写真5)。ここには信号機がなく、ロータリーを周回することで目的の道路に向かいます。
写真6. 一方通行の様子
このように一方通行で走行します(写真6)。ここでロータリー交差点が採用された経緯は私にはわかりませんし、探るつもりもありません(私は道路行政には弱いのです)。しかし、この交差点でこのような方式が採用されて定着していることだけは確かです。つまり、ここではロータリー式という方式がうまく機能していることだけは確認できました。土地が必要、通り抜けに時間がかかる、など問題点もあるのでしょうが、長所と短所を比較して冷静に採用してもらいたいものです。