東京モノレール(混雑基本データ)

このページでは東京モノレールの混雑状況について基本的なデータをまとめています。

写真1. 運河沿いを走る東京モノレール

東京モノレールの基本情報

東京モノレールは浜松町から羽田空港までの路線です。実際には羽田空港という駅はなく、浜松町側から羽田空港第3ターミナル、(新整備場をはさんで)羽田空港第1ターミナル、羽田空港第2ターミナルの順です。1964年に開業して以来、羽田空港のアクセス手段として定着してきました。ただし、1990年代に京急が羽田空港に乗り入れ、さらに最近は首都高の延伸に伴うリムジンバスの台頭があり、現在は東京モノレール以外でも羽田空港にアクセスすることができます。

開業当初は沿線は埋め立てたばかりで空港利用客以外はほとんどいませんでした。しかし、それから50年以上経過した現在は倉庫群などの産業地帯となっています。そのため、この地区への通勤も多く見られます。羽田空港そのものも非常に大きな施設です。この施設に向けての通勤もあります。

東京モノレールの混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます(表1)。

表1. 東京モノレールの混雑基本データ

最混雑区間浜松町→天王洲アイル
混雑率2021年71%
2020年57%
2019年91%
2018年101%
2017年101%
2016年106%
最混雑時間帯2021年7:30~8:30
2020年7:45~8:45
2019年7:45~8:45
2018年7:45~8:45
2017年7:45~8:45
2016年8:00~9:00
集中率19.1%
流動最大区間浜松町-天王洲アイル
乗客半減区間羽田空港第1ターミナル-羽田空港第2ターミナル

・流動最大区間:当該の路線で最も輸送人員の多い区間(弊サイト独自指標)

・乗客半減区間:流動最大区間の輸送力が半分以下になる、最大流動区間に最も近い駅間を指す(弊サイト独自指標)

※集中率、流動最大区間、乗客半減区間は都市・地域交通年報(平成30年度版)を参考に独自で計算

混雑率の出典は国土交通省発表の資料(2021年2020年2019年2018年2017年)、2016年は都市・地域交通年報(平成30年度版)

東京モノレールの混雑率は90%程度(2019年以前、2021年は70%)とそこまで混んでいません。ただし、他の路線の混雑率と性格が異なります。羽田空港アクセスに利用されるということは、羽田空港の利用者が多いということです。羽田空港利用者の多くは大荷物を持っています。したがって、同じ100%であっても、他の路線の100%よりは窮屈です。

最混雑区間は浜松町→天王洲アイルです。モノレール沿線に向かう人が多いことが読み取れます。朝ラッシュ時はいいかえると航空機の出発も多く、通勤客と空港アクセス客の両方が乗ります。一方、東京モノレール沿線にはそこまで住宅街はありません。そのため、朝のラッシュ時に浜松町に向かう乗客は比較的少ないのです。余談ですが、沿線の住宅街は90年代のトレンディドラマのロケ地によく使われていたような気がします。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。集中率は20%未満と低いです。これは羽田空港はどの時間帯でも利用されるためです。逆にいうと、1日中ある程度混んでいるということです。

浜松町側が混んでいて、羽田空港側が空いているという構造です。羽田空港第3ターミナルで約半数が降り、そして新整備場で若干降り、ここで輸送量の多い区間(浜松町-天王洲アイル)の半分を割るのです。

東京都の各路線の混雑状況のまとめ

東京モノレール以外の路線の混雑状況はどうでしょうか。路線ごとに最混雑区間と混雑率をまとめました。また、各路線についての混雑基本データへのまとめへのリンクも整備しています。

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