宇都宮線(上野東京ライン)(混雑基本データ)




このページでは宇都宮線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

東京に停車中の宇都宮線

写真1. 宇都宮線を走る電車

宇都宮線の基本情報

宇都宮線は東京-黒磯の路線です。ただし、正式には東北線です。東北線にはいわゆる京浜東北線も含まれます。また、常磐線の上野-日暮里も東北線とされます。東京から大宮を通り、茨城県(古河市は茨城県です)や栃木県に伸びる路線です。東京からさいたま市、蓮田市、白岡市、久喜市、…と伸びています。近距離輸送は京浜東北線にゆだねているため、東京から大宮までは停車駅が少ないです。京浜東北線を各駅停車とするのであれば、宇都宮線は快速という位置づけです。その大宮からは高崎線が分岐します。東京や上野を発車した大宮方面への列車の半数は大宮から高崎線に入ります。

2001年から従来の始発駅の東京だけでなく新宿経由の列車の運転を開始しています。これを湘南新宿ラインと呼んでいます。特に2004年からは本格的にラッシュ時の湘南新宿ラインが運転を開始して、埼京線の混雑が緩和しています。また、2015年からは東京方面に直通する列車については「上野東京ライン」と命名しています(東京方面に全面直通するのはこのダイヤ改正から開始されました)。

宇都宮線混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます。

表1. 宇都宮線の混雑データ

最混雑区間土呂→大宮
混雑率2018年度142%
2017年度143%
集中率33.4%
乗客半減区間久喜-東鷲宮

宇都宮線は栃木県や埼玉県から通勤客を集めます。最混雑区間は大宮の手前である土呂→大宮となっています。大宮からは京浜東北線などに分散するためとされています。

混雑率は公式の統計では150%未満と首都圏では比較的ゆるい程度です。従来は高崎線と線路を共有する大宮→上野で本数の制限がありました。しかし、宇都宮線から湘南新宿ラインに入る列車は大宮からは別の線路を走ります。そのため、池袋・新宿方面の列車は別途設定できます。この効果で宇都宮線の混雑は緩和されてきました。湘南新宿ラインは池袋から(まで)埼京線と線路を共用するのでそこまで本数を増やせません。それであれば、大宮から武蔵野線に入る電車を増発するのも手でしょう。

前述の通り、東京-大宮は京浜東北線も含めて東北線という扱いがなされています。そのため、定期券はいずれの系統でも使えます。このこともあり、乗客流動は京浜東北線と含めています。最も乗客の多い区間は上野-鶯谷ですが、この乗客数が半減するのは、大宮-土呂です。表には乗客半減区間を別の区間で記していますが、これは最混雑区間(大宮-土呂)に対する乗客半減区間を示したものです。つまり、大宮発車時点の乗客数を100とすると、久喜発車時点では50以下になるのです。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。集中率は33.4%とややラッシュ時に集中しがちな傾向にあります。

宇都宮線の混雑状況の現場調査

ここまでは宇都宮線の基本データをベースに解析しました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

宇都宮線・高崎線の混雑状況(朝ラッシュ時、上野到着、現場調査)
一般に都心直前の列車は混雑しがちです。では、どの程度混んでいるのでしょうか。上野発着列車が穴場であることに気づかされました。

平日朝ラッシュ時の上野東京ラインの混雑状況(上野→東京、現場調査結果)
では、上野を発車するとどのような状況なのでしょうか。上野で通勤客の一部が降りるので空くのでしょうか。それとも、常磐線からの乗りかえ客で混むのでしょうか。

【逆ラッシュ】宇都宮線の朝ラッシュ下りの混雑状況(赤羽→小山)
弊ブログに記すのは定点調査(ある駅で一定時間・すべての列車を観察する調査方法)が多いですが、この記事は特定の1本の特定の車両に絞って、混雑状況を観察したものです。

日中時間帯の上野東京ラインの混雑状況(上野-東京、現場調査)
日中時間帯の上野東京ラインの混雑状況を確認しています。日中時間帯の混雑が語られることはあまりありませんので、この記事はその意味で貴重な記録です。

上野東京ラインについて考える~平日の拠点での混雑状況からダイヤを考える
これも平日の日中時間帯に赤羽や品川などでの混雑を確認しています。

夕方ラッシュ時の宇都宮線・高崎線の混雑状況(下り、現場調査、赤羽→浦和)
夕方ラッシュ時の都内を出る区間での混雑状況を実際に確認しています。可能な限り、湘南新宿ラインからの列車の混雑状況も確認し、湘南新宿ライン、東京経由、上野始発についての傾向もまとめています。

上野東京ラインについて考える~夕方の混雑状況まとめ
上野東京ラインが完成後、私は単独で拠点駅で混雑状況を確認しました。その様子をまとめました。詳細は下のリンクを参照してください。

夕方帰宅時に品川から宇都宮・高崎・常磐線に座れる?
宇都宮線沿線の多く人が通勤先として選ぶ地域の南限は品川でしょう(もちろん川崎以南の人もいるでしょう)。その人が品川から座れるのでしょうか。品川到着時の混雑から推定しました。

夕方ラッシュ時の上野東京ラインの混雑(品川→新橋)
では、その品川を発車したら混雑状況はどうでしょうか。意外と混んでいることが確認できました。

上野東京ラインについて考える~夕方の混雑:東京着では?
品川・新橋と都心の南側を通った列車はどの程度混雑するのでしょうか。東京到着時点の混雑を実際に確認しました。

上野東京ラインについて考える~夕方の東京での利用状況
「上野東京ライン」は品川・新橋・東京を通ることに本質的な意味があります。では、その3駅を通った下り列車の混雑はどの程度なのでしょうか。

【現場調査結果】上野東京ラインについて考える~夕方の上野での混雑状況
夕方の上野を発車した状態の混雑状況を確認しています。宇都宮・高崎線系統と常磐線系統の混雑状況の違いについて気づき、その背景も考察しています。

東京23区の各路線の混雑データまとめページへのリンク

先ほどは詳細な調査結果を示しました。では、各路線を横並びに比べた表はあるのでしょうか。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

上のページでは各路線の最新の混雑データをまとめています。また、他の路線のページへのリンクも完備しています。

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