17年夏京都・福井旅行記~福井から金沢までの特急と金沢での車両観察

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ウソ800番台

写真1. 415系800番台のお姿

このページの概要(目次、タップできます)
  1. 福井駅前の見物
  2. 金沢までの特急列車
  3. 3) 金沢での車両観察

福井駅前の見物

乗車予定の特急まで時間がありましたので、福井駅前を観察します。福井駅前には福井城址があるみたいなので、そこへ向かいます。

写真2. お堀が残っている

写真3. お堀が残っている

福井城の本体は現存せず、行政機関(福井県庁)にかわっています。今も昔も行政機関が置かれているのです!そういう意味では現在も城の役割は現役なのです。建物は全く異なりますが…。それでもお堀は残っていて、昔を忍ぶことはできます(写真2-3)。

写真4. 恐竜と共存する福井駅前

暑いので、早々と駅に戻ります。こう見ると恐竜が勢ぞろいの駅ですね(写真4)。せっかくなので、ホームに立って列車を眺めましょう。

521系が並ぶ

写真5. 521系が並ぶ

しらさぎの入線

写真6. しらさぎ号の入線

福井にやってくる車両はJR世代のものばかりです。私は2008年に金沢に、2011年に富山に旅行したことがありますが、普通列車に使用される車両は国鉄車ばかりだったように記憶しています。それが今や全てJR車なのです(写真5)!新時代の訪れを感じさせますね。そして、しらさぎに681系が使用されていることも今回初めて認識できました(写真6)。北陸新幹線の開業で特急車の運用も大幅に変更されたのでしょう。私の頭の中身も大幅に変更するべきなのでしょう。

金沢までの特急列車

何となく、サンダーバード号を選択しました。北陸特急=サンダーバードという公式が成立していますので、それで良いのです。

写真7. サンダーバードが入線

私の中でのサンダーバードのイメージは流線型の先頭なのですが、現在はそうでないようですね(写真7)。あの流線型が美しいのに…。やはり運用の合理性にはかなわないのでしょう。車内に入ってしまえば、流線型でも食パンでも関係ないですからね。

サンダーバードからの車窓

写真8. 美しい田園風景

サンダーバードからの車窓

写真9. ちょっとした山越え

写真10. 加賀温泉

写真11. 小松付近の風景

列車は福井を出発すると田園風景の中を走ります(写真8)。ここに掲載した写真は水田ではありませんが、コシヒカリの発祥地だけあって、こめどころと感じました。そして、石川県との県境でしょうか、山がちになってきました(写真9)。
石川県に入り、加賀温泉に停車しました(写真10)。「温泉」と名の付く駅ではありますが、温泉街らしい雰囲気はありません。それもそのはずです。加賀温泉など存在しないのです。このあたりの小さい温泉街をまとめて「加賀温泉」と駅名を名乗り、特急を停車させるための知恵なのです。もともとは前後の駅のどちらに特急を停車させるかの競争でした。それが中間の駅に拠点を集めようという結論になったのでした。現在ならば、分散停車させそうですね。
小松の市街地を通過して(写真11)、列車は金沢に到着です。金沢では時間をとっていますので、列車観察タイムとしましょう。

3) 金沢での車両観察

金沢で北陸新幹線に乗車するまで時間がありましたので、様々な車両を観察できました。

ウソ800番台

写真12. 415系800番台の前面

415系800番台の車歴

写真13. 415系800番台の車歴

415系800番台の車内

写真14. 415系800番台の座席

まず、415系800番台が目につきました。415系800番台は単色化にする際も独自色(そこにしかないあかね色)を守りました(写真12)。何か特別扱いする事情があるのでしょうか?その415系800番台はもともと113系800番台でした。その113系800番台も改造車です。誰かはウソ800と言っていますが、うまいこと考えましたね。その車歴はとても古いものです(写真13)。昭和42年ということは1967年ということです。今年は2017年なので、もう50年前の車両ですね。車内は通常のボックスシートと思われていますが、シートピッチ(シートの間隔)が広げられた独特のものです(写真14)。現在の考えであれば、改造時に転換クロスシートになったのでしょうか。

IRいしかわ鉄道車

写真15. IRいしかわ鉄道車

あいの風とやま鉄道車

写真16. あいの風とやま鉄道車

金沢から東側は第三セクターの運営です。私には知らない力のせいなのか、石川県と富山県で会社が違っています。しかし、実態は金沢から富山までは一体化して運転されています。そのため、金沢では両者の車両を目にすることができます。外観こそ異なりますが、基本設計は同じです。IRいしかわ鉄道車は水色のラッピングが印象的です(写真15)。一方で、あいの風とやま鉄道車は山や海を印象づけるラッピングです(写真16)。基本設計が同じでも外観を変えれば、印象が変化するという良い例ですね。

521系高運転台

写真17. 高運転台の521系

さきほどの車両群は521系をベースとしたものでした。金沢でも本家本元の521系を確認できました(写真17)。この車両は高運転台になっているという、改良がなされています。安全性を高めるというものですね。私は前面展望が悪くなるのでこのような改良は好きではないのですが、しょうがないですね。

前後を読みたい!

さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?

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※それぞれ別ウィンドウで開きます。

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