北陸新幹線延伸で心理的距離が縮まった福井と長野。両者の行き来に特化した新幹線ではありませんが、思わぬ副産物ともいえる両者を移動しました。

写真1. 北陸方面から長野での下車が多い
復習:福井と長野の移動
最初に福井と長野の移動方法を紹介します。
図1. 長野と福井の位置関係(googleマップより引用)
長野と福井の位置関係を示しました(図1)。2015年の北陸新幹線金沢開業以降は長野と北陸の心理的距離が近づき(実際の距離は地殻変動がない限り変わりません)、2024年の北陸新幹線の金沢-敦賀延伸以降はさらに近づいたことでしょう。
| 所要時間 | 1時間32分~2時間4分 |
| 運転間隔 | 1時間に1本程度 |
| 運賃+料金(普通車指定席、通常期) | 11,320円 |
基本的な情報も示しました。所要時間は速達タイプのかがやき号で1時間半強、各駅停車タイプのはくたか号で2時間強です。かがやき号やはくたか号の一部は金沢折り返しですので、つるぎ号に乗りかえる必要があります(そのパターンの所要時間は記載していません)。したがって、運転本数は1時間に1本程度です。
朝夕に近い時間帯はかがやき号が運転され、それ以外の時間帯は各駅に停車するはくたか号(一部は飯山通過便もある)に揺られることになります。
2015年の金沢延伸以前は長野地区と北陸地区の行き来は不便で、長野と直江津を1時間半かけて移動し、直江津から北陸特急に乗りかえる必要がありました。2015年以降はこのような不便が解消したのです。
福井から長野まで実際にかがやき号に乗る
御託はこの程度にして、実際にかがやき号に乗りましょう!

写真2. かがやき508号東京行きの表示
かがやき508号東京行きの表示です(写真2)。福井から長野まで金沢と富山だけに停車する最速達列車です。

写真3. 1号車が先頭側
1号車が先頭側です(写真3)。東海道線や東海道新幹線に乗っていると、西側が1号車というイメージがありますが、よく考えるとそのまま東京駅に進むと、有楽町寄りに位置するのは東京よりの先頭です。

写真4. かがやき号が入線する
かがやき号が入線してきました(写真4)。

写真5. 車内は空いている
車内は空いています(写真5)。大阪連絡や名古屋連絡の役割がないためでしょうか。

写真6. 車内には比較的ゆとりがある
車内には比較的ゆとりがあります(写真6)。

写真7. 福井を発車!
福井を発車しました(写真7)。向こう側に見える線路はえちぜん鉄道のものです。

写真8. 福井の市街地を走る
福井の市街地を走ります(写真8)。

写真9. ロードサイド店が並ぶ
ロードサイド店が並ぶ地域です(写真9)。

写真10. 田園風景が広がる
市街地を抜け、田園風景が広がります(写真10)。

写真11. 芦原温泉を通過!
芦原温泉を通過します(写真11)。新幹線における温泉の最寄駅です。ただし、真の最寄駅はえちぜん鉄道のあわら湯のまちの駅です。

写真12. 山がちな風景を走る
山がちな風景を走ります(写真12)。福井県と石川県の間は山がちであり、その間はトンネルもあります。

写真13. 水田地帯を走る
水田地帯を走ります(写真13)。

写真14. 木場潟がある
木場潟があります(写真14)。

写真15. 建物が増える
小松を通過し、建物が増えてきました(写真15)。

写真16. 車両基地が見える
車両基地が見えます(写真16)。

写真17. 建物が多い
建物が多いです(写真17)。北陸でも有数の都市、金沢に近づいたことを感じます。

写真18. 古い建物も多い
歴史を感じさせる古い建物も多いです(写真18)。

写真19. まもなく金沢に停車!
まもなく金沢に停車します(写真19)。金沢から大量の乗車がありました。座席の8割が埋まった印象です。先行のはくたか558号から48分のダイヤホールがあるためでもありましょう。本当の繁忙期には12分後の臨時かがやき号が設定され、混雑は分散されます。

写真20. 金沢を発車!
金沢を発車しました(写真20)。

写真21. 金沢を発車してしばらくは建物が多い
金沢を発車してしばらくは建物が多いです(写真21)。

写真22. 山がちな風景に変わる
山がちな風景に変わります(写真22)。

写真23. 水田風景に変わる
水田風景に変わります(写真23)。富山県に入ったのでしょうか?

写真24. のどかな風景が続く
のどかな風景が続きます(写真24)。

写真25. 富山の市街地に入る
富山の市街地に入ります(写真25)。

写真26. 呉羽山がある
富山の市街地の近くに小高い丘があります(写真26)。調べると呉羽山という山です。

写真27. 高い建物が増えてくる
高い建物が増えてきます(写真27)。

写真28. まもなく富山に停車!
まもなく富山に停車します(写真28)。

写真29. 富山に停車!
富山に停車します(写真29)。富山でも乗りこみがあり、座席はほぼ満席です。このような状況を見ると、16両編成化を求めたり(現状は12両編成)、大宮以北の増発を求める鉄道ファンの声も納得です。

写真30. 富山を発車!
富山を発車しました(写真30)。

写真31. いつの間にか山がちな場所に入ってきた
いつの間にか山がちな場所に入ってきました(写真31)。小雨が降っており、幻想的な風景に見えます。

写真32. 水田が広がる
再び水田が広がります(写真32)。

写真33. こんどは山あいに位置する工場
こんどは山あいに位置する工場が見えます(写真33)。

写真34. トンネルを抜け市街地を走る
トンネルを抜け、市街地を走ります(写真34)。

写真35. のどかな風景に変わる
のどかな風景に変わります(写真35)。このように、北陸新幹線の富山→上越妙高は風景の変化が激しいです。

写真36. 上越妙高付近を走行
上越妙高付近を走行します(写真36)。

写真37. 平野部を走る
平野部を走ります(写真37)。

写真38. トンネルを抜けると長野県
新潟県と長野県の境界には山があり、北陸新幹線はそれをトンネルで越えます。トンネルを抜けると長野県です。

写真39. 建物が増えてきた
建物が増えてきました(写真39)。

写真40. 車両基地が見える
車両基地が見えます(写真40)。

写真41. 長野に到着!
長野に到着です(写真41)。降りる人が意外と見られたことが印象的です。後続のあさま号に乗り、長野県各駅や高崎方面に向かう人も多いかもしれません。
福井から長野に移動してみて
今回、福井から長野まで北陸新幹線で移動しました。当初の北陸新幹線は長野新幹線と称され、東京と長野の間の交通機関でした。それが金沢、敦賀と延伸され、次第に日本の国土軸としての役割が付与されていきました。その過程で長野は幹線鉄道の「終点」から、日本の東西の国土軸上に変わりました。その結果が北陸の福井とのアクセス大幅改善です。
(北陸新幹線の西部には一定程度の問題があるのは事実ですが)高速鉄道の開業による影響は意外な場所に現れ、その顕著な一例が今回の移動パターンと感じました。
そして、鉄道の輸送の利点は多くの輸送を取り込むことができる点です。関東と北陸の需要だけでは1列車を満たす需要に満たない場合であっても、長野との需要を取り込むことで、1列車を満たす需要に変化します。こうして、線の需要を取り込むことで、個別の移動についても便利になるのです。これは航空機には不可能な側面です。そんな鉄道の強みも感じました。
果たして前後はどこに行ったのでしょうか?
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福井から長野への移動(北陸新幹線かがやき号利用):現在地
※この旅行の全体像は25年初夏大阪・福井旅行のまとめをご覧ください。