聖イシュトヴァーン大聖堂を訪問する(19年夏ブダペスト旅行記)

記事上部注釈
弊サイトでは実際に利用したサービスなどをアフィリエイトリンク付きで紹介することがあります

ブダペストでも最も大きい規模を誇る聖イシュトヴァーン大聖堂。特徴的な外観と美しい内部が特徴的なスポットです。中心部に位置することから、気軽に観光しやすい場所でもあります。そのような聖イシュトヴァーン大聖堂を実際に訪問しました。

聖イシュトヴァーン大聖堂

写真1. 美しい聖イシュトヴァーン大聖堂

聖イシュトヴァーン大聖堂の概要

まず、簡単に聖イシュトヴァーン大聖堂について復習しましょう。中世から残る建造物でなく、1851年に建築が開始され、紆余曲折を経て1905年に完成しています。完成してから現在までカトリック教会(キリスト教のカトリック派)としての役割を担っています。

イシュトヴァーンというのは、昔のハンガリー国王の名前です。それも初代の国王です。あえてこの名前を付けられたということは、ハンガリー地区(注.現在のハンガリーよりも広かったです)の統一の功績者に対する思い入れもあるのでしょう。

聖イシュトヴァーン大聖堂へのアクセス

そのような大聖堂にはどのようにアクセスするのでしょうか。

王道のアクセス方法

図1. 聖イシュトヴァーンの位置(googleマップより引用)

基本的には、中心部のデアーク広場から徒歩でアクセスできます。この広場には地下鉄の駅があり(それも1号線、2号線、3号線が集中!)、地下鉄からのアクセスも良好です。ただし、出発地が地下鉄1号線の駅であれば、Bajcsy-Zsilinszky útのほうが便利です。

写真2. Bajcsy-Zsilinszky útの駅入口を眺める

地下鉄の出口から駅入口を眺めた様子です(写真2)。地下鉄1号線はホームと道路が近くて非常に便利です。余談ですが、この路線は大陸で一番古い地下鉄です(世界で2番目に古い地下鉄です)。

写真3. 地下鉄の出口から大聖堂を眺める

この出口から大聖堂を眺めることができます。あとは大聖堂に向かって歩くだけです。

くさり橋から聖イシュトヴァーン大聖堂まで歩く

しかし、別のアクセス方法もあります。多くの観光客は1つの都市で1つの観光名所しか見ることはなく、多くの観光名所をめぐることでしょう(私はこのようなオペレーションを考えるのが好きです)。このオペレーションを構築するうえで、くさり橋と聖イシュトヴァーン大聖堂が近いという事実に気づくことでしょう。私はそのような事実に気づきましたので、くさり橋から聖イシュトヴァーン大聖堂に向かいました。

図2. くさり橋から聖イシュトバーン大聖堂までの模範的な歩行ルート(googleマップより引用)

google先生で調べると模範的な歩行ルートが出てきますが(図2)、私は模範的なルートではなく、やや異なるルートで行きました。地球の歩き方先生の地図を眺めて、適当に歩いた結果です。それでもたどり着けるものです。

写真4. くさり橋のペスト側にもトラムが通っている

聖イシュトヴァーン大聖堂はブダペストのペスト側にあります。くさり橋などが架かるドナウ川を境にして東側がペスト、西側がブダと区分けされていますが、川の東側にあるということです。ブダ側を通るトラムほどメジャーではありませんが、川のペスト側にもトラムが通っています(写真4)。

写真5. くさり橋を眺める

少しだけ南側に向かいます。すると、くさり橋を眺めることができます(写真5)。ドナウ川の対岸には王宮の丘も見えます。

写真6. ペストの市街地を歩く

ペストの市街地を歩きます(写真6)。この建物はMinistry of Interior(内務省)です。美しい建物です。

写真7. ナードル通りを歩く

内務省沿いを東側に歩いて、最初の十字路で左に曲がります。すると、ナードル通りに入ります(写真7)。

写真8. 2つ目の交差点で右に曲がる

2つ目の交差点で右に曲がります(写真8)。

写真9. 歩行者天国が待っている

歩行者天国の先に聖イシュトヴァーン大聖堂がそびえたっています。幸いにもドナウ川のほうが正面入り口でした。地下鉄1号線からやってきたら、裏側から大聖堂を回って入る必要があったということです。

聖イシュトヴァーン大聖堂

写真10. 美しい聖イシュトヴァーン大聖堂

大聖堂の内部を楽しむ

せっかく大聖堂までやってきたら、200フォリントの寄付金を支払い中に入ってみましょう!ただし、平日は9:00~17:00、土曜は9:00~13:00、日曜は13:00~17:00の営業時間なので、行く時間には注意する必要があります。

内部の見どころはミイラだのキリスト像だのあるようですが、一番は宗教的に神聖な場を自身の心で感じることです。

写真11. 美しい聖イシュトヴァーン大聖堂の内部

写真12. 素晴らしい聖イシュトヴァーン大聖堂の内部

写真13. 美しい聖イシュトヴァーン大聖堂の内部

ここが一番荘厳な様子がわかると思います(写真13)。キリスト教の有名な教会はどこもすごいです。これほどお金をかけられるということですが、どこからそのお金が出るのでしょうか?基本的に教会は営利活動をしていません(教会が商売をするとは聞いたことがありません)。ということは、信者からのお金で立派な教会を建造しているのです。儲かるビジネスだな。立派な志で建造しているのでしょう。

写真14. 素晴らしい聖イシュトヴァーン大聖堂の内部

写真15. 美しい聖イシュトヴァーン大聖堂の内部

写真16. 素晴らしい聖イシュトヴァーン大聖堂の内部

写真17. 美しい聖イシュトヴァーン大聖堂の内部

天井も見てみましょう(写真16-17)。天井もこだわりがあることがわかります。これもキリストの教会そのものです。ハンガリーの祖先はアジア由来といいますが、この建物を見る限り、完全なヨーロッパです。

これらの写真で神聖な様子は伝わったかな?伝わっていなかったら?それは私の写真の技量の問題なので、実際に行ってみてください、としか言えません!

この教会には展望台がありますが、私は行きませんでした。なぜかって?もっと展望に優れるところに行ったためです。それはどこかって?1つは王宮の丘、もう1つは次回の記事でお見せしましょう(私は勧めるスポットですが、観光ガイドにも有名ブログにもありませんでした、つまり弊サイトは貴重な存在!)

前後を読みたい!

さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?

←(前)ブダペストのくさり橋(セーチェニの鎖橋)の観光(19年夏)

聖イシュトヴァーン大聖堂を訪問する(ブダペスト観光、19年夏)←今ココ!

ブダペストの景色が楽しめる場所への訪問(観覧車、19年夏)(次)→

★ブダペストの観光についてまとめたページはこちら。プダペスト観光の計画に大いに役立ちます
ブダペスト観光の見どころのまとめ(観光名所8つを紹介、19年夏)(次)→

★この旅行記の案内・目次・まとめページはこちら
ハンガリー、スイス、フランス旅行のまとめと振り返り

※それぞれ別ウィンドウで開きます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする