ハンガリー、スイス、フランス旅行のまとめと振り返り




2019年夏に実施したハンガリー、スイス、フランス旅行。どのように計画して、どのように実施したのか。そして、それぞれの国にどのような感想を抱いたのか、そのことをまとめてみましょう。また、個人で海外旅行をするうえで大切なこともまとめています。

写真1. ベルンの旧市街は日本人こそ少ないものの必見!

旅行記事の一覧

まずは旅行記事の一覧を示します。それぞれ別ウィンドウで開きますので、気になる箇所をクリックしてください。我ながら記事の量に驚いています。

準備からハンガリー到着まで

荷物の準備からハンガリーの首都ブダペストに到着するまでの内容です。日本からブダペストまでの直行便はありませんので、ウィーンに向かいました。ウィーンで準備運動的に街を歩いた(※)後に、列車でブダペストに向かっています。

※この旅行の1年3か月前にウィーンには行っているので、「知っている都市」を歩いて体をヨーロッパに慣らしました。この内容は弊ブログに記載していません。

ブダペスト東駅に到着したレイルジェット

写真2. ウィーンからブダペストまで運転されるレイルジェット

・海外鉄道旅行の荷物準備(夏のヨーロッパ旅行の場合)
・新宿から羽田までのリムジンバスに乗る
・羽田からウィーンまでの直行便に乗る(19年夏)
・ウィーン空港からウィーン市内へのアクセス(19年夏)
・ウィーンからブダペストまでレイルジェットに乗る(19年夏)

なお、ウィーンからブダペストへの列車の予約方法については、以下のリンクが詳しいです(書いたのは私です)。
・ウィーンからブダペストまでの列車のネット予約方法(手数料なし!)

予約するうえでエラー画面が出たら?
・オーストリア国鉄サイトでカードが使えない!

ハンガリー国内(ブダペスト観光)

ハンガリーではブダペスト市内観光を堪能しました。当初の計画ではバラトン湖にも行く予定でしたが、湖はスイスで堪能すること、ブダペスト市内観光に時間を割くほうが良いと判断して、バラトン湖には行きませんでした。

写真3. ブダペストのハイライト、ブダ王宮

・ブダペストのブダ王宮を訪問する(素晴らしい交通アクセスの発見!、19年夏)
・ブダペストのくさり橋(セーチェニの鎖橋)の観光(19年夏)
・聖イシュトヴァーン大聖堂を訪問する(ブダペスト観光、19年夏)
・ブダペストの景色が楽しめる場所への訪問(観覧車、19年夏)
・アンドラーシ通りの散策と恐怖の館への訪問(ブダペスト観光、19年夏)
・英雄広場と市民公園への訪問(ブダペスト観光、19年夏)
・ブダペストの穴場温泉(ルカーチ温泉)に行く(アクセスも紹介、19年夏)
・ブダペストを一望できるヤーノシュ山を訪問する(19年夏)
・ブダペストの地下鉄とトラム(路面電車)に親しむ(19年夏)
・ブダペストのターミナル駅(ブダペスト東駅、ブダペスト西駅、ブダペスト南駅)を楽しむ
・ブダペストの郊外電車と国鉄に乗る(真のブダペストへの旅、19年夏)
・ブダペストの登山電車と子供鉄道(19年夏)

以上の記事のまとめも記しています。
・ブダペスト観光の見どころのまとめ(観光名所8つを紹介、19年夏)

ハンガリーからスイスへの移動

ハンガリーからスイスまでは列車で向かいました。列車だと12時間かかるから時間の無駄?夜行列車を使えば時間的ロスはありません!

写真4. ブダペストからチューリッヒまで直通するユーロナイト

・ユーロナイトに乗る(ブダペスト→チューリッヒ、19年夏)

なお、中央ヨーロッパには多くの夜行列車が運転されています。この中でも有名なのがナイトジェットです。今回のユーロナイトはナイトジェットパートナーです。そのナイトジェットについての基本情報をまとめています。予約方法についての記載も漏れはありません!

・中央ヨーロッパの夜行列車~ナイトジェットの概要と運行形態解析
・ドイツ鉄道からナイトジェット(国際夜行列車)をネット予約

スイス国内の観光

スイスではレマン湖、リギ山、ルツェルン、ベルンを堪能しました。

写真5. ルツェルン湖を眺められる船旅

・チューリッヒ中央駅を楽しむ(19年夏)
・チューリッヒからローザンヌへの特急の旅(スイス、インターシティ、19年夏)
・ローザンヌの観光(レマン湖と旧市街散策)
・ローザンヌからベルンへの特急の旅(スイス、インターシティ、19年夏)
・ベルンからインターラーケンまでの鉄道旅(スイス乗車記、インターシティ、19年夏)
・スイスのゴールデンパスラインの旅(インターラーケン→ルツェルン、19年夏)
・リギ山への旅:登山鉄道と船を満喫(19年夏)
・ルツェルンの観光(厳選3か所:カペル橋、旧市街、ライオン像、19年夏)
・ルツェルンからベルンまでの乗車記(スイス、列車旅、19年夏)
・ベルンの旧市街を堪能する(アクセスも紹介、19年夏)
・ベルン駅を楽しむ(構内図や接続の様子も収録、19年夏)

スイスを旅行するにはスイストラベルパスが有効ですが、スイストラベルが使える路線はどのようなものがあるのでしょうか。

・スイストラベルパスが利用できる路線一覧

スイスからフランスへの移動

バーゼルで列車を乗りついで、スイスの首都ベルンからフランスの首都パリに向かいました。

写真6. 時速320km近く出す俊足のTGV

・ベルンからバーゼルまでの列車旅(スイス、乗車記、19年夏)
・TGVでスイス(バーゼル)からパリへ向かう(乗車記、19年夏)

TGVは予約必須です。では、どのように予約するのでしょうか。
・TGVの予約方法(フランス国鉄から直接予約、座席選択自由、手数料なし)

フランス国内の観光

フランスではパリを中心に観光しました。パリから日帰りで絶景のエトルタにも行きました。

写真7. パリのシテ島周辺は優雅で街歩きに最適

パリの観光名所について記しています。基本的に時系列で書いています。

・パリの市内移動に必要なチケットの解説(地下鉄等、ナヴィコ、パリ到着時に購入!、19年夏)
・夜のエッフェル塔を楽しむ(事前予約とアクセスも紹介、19年夏パリ観光)
・ベルサイユ宮殿を楽しむ(混雑回避方法、アクセスも紹介、19年夏)
・パリの近代美術館(ポンピドゥーセンター)を楽しむ(パリミュージアムパスも解説、19年夏)
・ルーブル美術館を訪問する(待ち時間のない方法も紹介!、19年夏)
・凱旋門を楽しむ(アクセスや景色も紹介、19年夏パリ観光)
・シャンゼリゼ通りを歩く(アクセスも紹介、19年夏、パリ観光)
・パリの景色を体感できるスポット(Fly View Paris、19年夏)
・シテ島の散策(ノートルダム大聖堂とポンヌフ、パリ観光、19年夏)
・真のパリの訪問(シャトレ地区とレアール地区の魅力を紹介!)
・パリのおすすめホテル、シタディーヌ レアール パリの施設と感想

次に、パリの鉄道について記しています。

・パリリヨン駅を楽しむ(パリ7大ターミナル紹介、19年夏パリ観光)
・パリオステルリッツ駅を楽しむ(パリ7大ターミナル紹介、19年夏パリ観光)
・パリモンパルナス駅を楽しむ(パリ7大ターミナル紹介、19年夏パリ観光)
・パリサンラザール駅を楽しむ(パリ7大ターミナル紹介、19年夏パリ観光)
・パリ北駅を楽しむ(パリ7大ターミナル紹介、19年パリ観光)
・パリ東駅を楽しむ(パリ7大ターミナル紹介、19年夏パリ観光)
・シャトレ・レアール駅を楽しむ(パリ7大ターミナル紹介、19年夏パリ観光)
・パリの地下鉄(メトロ)とトラムを楽しむ(始発・終電情報あり、19年夏パリ観光)
・パリの郊外電車(RER)と国鉄を楽しむ(一部始発・終電情報あり、19年パリ観光)

最後に、パリからの日帰り旅行について書いています。ここまで詳しく書いているサイトはなかなかないと自負しています。

・パリからの日帰り旅行:絶景のエトルタ観光(アクセスも紹介、19年夏)

最後に、パリの観光について簡単にまとめました。

・パリのおすすめスポット10選まとめとモデルコース(19年夏パリ観光)

フランスから日本への帰宅

・パリ中心部からシャルルドゴール空港へのアクセス(19年夏パリ観光)
・パリから羽田まで航空機(直行便)に乗る(19年夏)

旅行の計画

旅行の計画はどうだったのでしょうか。そして実際はどうだったのでしょうか。計画をまとめた後に実際の様子を振り返ります。

旅行の計画概要

今回の旅行は会社の夏休み(9日間)と前後に休暇を1日ずつ取得し、11日で組みました。前後の休暇2日の取りかたは私の自由でしょうが、航空券の安い日の組み合わせにしました。




このようなサービスで多くの航空会社を比較して、予約までできます。便利な時代になったものです。

今回の良好でこの3か国を選んだのは、単に行ったことのない国の組み合わせとしつつ、最初に行ったことのある国で「ヨーロッパ」に体を慣らすためです。

0日目:自宅から羽田に移動
1日目:羽田から航空機で出発、午後にハンガリー着
2日目:ハンガリー観光
3日目:夜までハンガリー観光、夜から夜行列車でスイスに移動
4日目:スイス観光
5日目:スイス観光
6日目:昼までスイス観光、夕方までフランスに移動、夜はパリ宿泊
7日目~9日目:パリ観光
10日目:午後までパリ観光、夜から航空機で日本に移動
11日目:日本到着、無事に自宅へ

航空券の予約の際、ブダペストまでの直行便がないことを知りました。一方、オーストリア(ウィーン)へは直行便があります。しかも、深夜に出発します。日本を10:00に出るよりも1:00に出たほうが現地滞在時間は増えます。そこで、1:20発のウィーン行きを選択しました。ウィーンは雰囲気が良く、ドイツ語圏内ということもあり、オペレーションもしっかりしています。そこで、ウィーンで肩慣らしすることにしました(この旅行の1年3か月前に行っているので、短時間の滞在でもOK!)。ウィーンからブダペストまでは列車で2時間半です。この移動も苦になりません。

ハンガリーからフランスという時点で夜行列車利用が決定しました。ハンガリーから西方向に向かう夜行列車はミュンヘンかチューリッヒです。ミュンヘンは行ったことがありますので、チューリッヒ行きが決定です。では、夜行で1泊、航空機で1泊のほかに9泊ぶんのチャンスがあります。全体的にならせば3泊ずつなのでしょうが、パリは見どころが多いので4泊としました。そのぶんスイスを削りました。このときはスイスは中継地点としてしか考えていなかったのです。

では、スイスではどこに行けば良いのでしょうか。本格的な登山となると時間不足です。そのため、ルツェルン近郊の山にしました。当初の予定ではピラテゥス山を考えていましたが、鉄道パスが使えるリギ山が良いということがわかりました。そのため、リギ山が1つめの目的地となりました。他にレマン湖も重要です。私が昔からスイス=レマン湖という公式を立てていたためです(レマン湖を「レ」を抜いて発音してみよう!)。その中間には首都ベルンがあります。スイスではリギ山、ベルン、レマン湖の順に回ろうと考えました。

フランスではパリを中心に回る予定でしたが、どこかに日帰り旅行をしたいと考えていました。距離的に手ごろなのはエトルタでしたので、ここを選択しました。パリの有名な観光名所は混むので入場券を先に確保しようと考えました。

ホテルは以下のサービスで確保しました。航空券+海外ホテルの形式だと周遊旅行に向いていないので、航空券と海外ホテルは別々に確保しています。きちんとホテルは手配されましたし、ホテルの種類も多いので特に不満はありませんでした。


インターネットは必須です。そのため、以下のサービスを利用しました。速度も問題なく、機器が軽かったので旅行中も負担になりませんでした。


計画と実際のギャップ:計画は良かったのか

基本的に計画は問題ありませんでした。ただし、スイスは予想外に良かったので、もう少し滞在したいと思いました。もの足りないと感じたら次回以降の行き先の候補にすれば良いですし、満足したらもう訪問しなければ良いだけの話です。ブダペストはじゅうぶんに満喫したと感じています。パリも有名な観光名所ばかりに行きましたので、もう少しバスに乗って街を眺めるとか、中心部をただ歩くなどの意味で心残りがありました。

今回の旅行ではその場のノリで当初の予定を変更した箇所があります。

・ブダペスト:当初予定にはない観覧車を追加、ブダ城へのアクセスは観光ガイドにも有名サイトにもないオープンバスを利用
・スイス:天候を考え、1日目のリギ山・2日目のレマン湖を入れ替えた(1日目にリギ山に行っていたら雨で悲惨だったでしょう※)
・パリ:当初予定にないFly View Parisを追加(地下鉄の駅広告で気になって向かった)

このように計画に縛られない部分も大切でしょう。これこそ個人旅行の楽しみです。

※スイスでは目的地の入れ替えが簡単にできたのは、スイストラベルパスを利用したためです。自然が相手の観光地では日程の入れ替えができるように準備することも重要です。

全体的に特に問題なく旅行でき、楽しい旅行となりました。また、一般的な人と自分自身の趣向の差(ルーブル美術館よりも近代美術館のほうがおもしろいなど)を感じることになりました。

また、航空券、ホテル、インターネットも別途手配しましたが、いずれも問題なく使えました。

各国の印象

今回の旅行は主に3か国を回りました(ただし、ドイツ、オーストリア、リヒテンシュタインも経由しているので正確には6か国旅行です、詳しくは・ユーロナイトに乗る(ブダペスト→チューリッヒ、19年夏)で述べています)。それぞれ異なる国でした。その印象を記しましょう。

余談ですが、私の海外旅行と「ドイツとオーストリア」は腐れ縁なのでしょうか。3回とも関わっているって…。

ハンガリーの印象

ハンガリーは冷戦中は東側に所属していたものの、比較的ソ連とは距離を置いていた国です。また、第一次世界大戦まではオーストリア帝国のメイン部分を占めていました。そのような独自路線を歩むハンガリーはどのような国だったのでしょうか。

オーストリアと比べるとどうしても貧しい印象を抱きました。ブダペストの中心部こそ発達しているものの、すすけている印象です。ただし、人々は陽気な印象です。ブダペスト中心部の観覧車ではYMCAの曲がかかっていましたし、王宮へのバスも楽しいものでした。建物が古いだの新しいだのは人々の性格にはあまり関係ないのかもしれません。また、ブダペストは歴史ある古都ですので、古いものを大切にしようという意図も感じました。

写真8. ブダペストはいろいろな種類の乗りものがある

スイスの印象

そんなハンガリーからやってきたので、洗練されている印象を抱きました。車窓から眺める湖や山がきれいで印象に残りました。今回の旅行では自然と触れ合うことを主眼に置きませんでしたが、それでも自然の素晴らしさが印象に残りました。スイスの魅力はそれだけでありません。スイスは永世中立国です。そのため、近代以降は戦争には巻き込まれず、古い建物が多く残っています。ベルンの旧市街やルツェルンがその代表例です。

写真9. ローザンヌの街歩きも楽しい

そんなスイスは自然や旧市街ばかりが取り上げられますが、交通が発達していることも魅力です。「速い交通」ではなく「便利な交通」を整備しようという哲学です。スイスでそこそこ有名な観光ルートの1つにゴールデンパスラインがあります。このルートは破格の1時間間隔です。しかも、インターラーケン東駅でのベルン方面への接続も良好です。このように、列車をストレスなく利用できるのはスイスの大きな魅力です。ドイツ、オーストリアとともに「きちんとした」お国柄を感じました。

フランスの印象

フランスの前評判はあまり良くないものでした。交通が不便などの評判です。確かに、地下鉄もRER(近郊列車)も運休している路線が多々ありました(別件ですが、私が記事を書いている時点では大規模ストライキが行われています)。確かに不便でした。そんなパリに着いて感じたことは地下鉄を歩く人々の速度が速いことです。連絡通路を早歩きで歩いている人が多かったのです。人々が忙しそうにしている、このことから東京に戻ってきたような感覚を味わいました。人々が忙しそうにしている、ということは何となく国際都市と感じました。

写真10. フランスは地方のほうが街並みはかわいい

だからといって、フランス人全員が冷たいわけではないでしょう。私がエッフェル塔から宿泊先に戻ろうとする際に地下鉄が運休し、バスによる代行輸送が行われていた場面です。困っている私(実際はバスが来ないからバスの時刻表を探そうとしていたのですが)を見て、バスがあることを教えてくれて(だから知っていたの!)、地下鉄の駅に行くまで案内してくれる青年が現れました。この青年は同じようなことを他の人にもしていました。この青年だけで判断するのは危険かもしれませんが、フランスはオペレーションの悪さを人々が助けてカバーする場所と理解しました。

また、パリは花の都というイメージで通っていますが、実際はそこまで街は華やかではありません。華やかな街並みを見たいのであれば、地方に行くと良いです。

今回の旅行まとめ

今回の旅行では実質的に3か国を旅行しました。それぞれ別の表情があり、同じヨーロッパといえども人々の生活が異なるものと感じました。これは別に優劣があるわけではありません。国によって様子が異なり、どこの国が自分に合っているかどうかです(多くの人にとっては故郷が一番合っていることでしょう)。今回は事前の期待があまり大きくなかったスイスが最も良かったです。人と関わるのが苦手な私はオペレーションの悪さを助け合いでカバーするというフランス流は合いませんでした。

ここまで私の旅行を報告してきましたが、一番はご自身で体験することです。そして、可能であればパッケージツアーではなく、自分で調べて迷って現地を歩いたほうが印象に残ります。また、人生と同じでその場のノリで計画から柔軟に変更することも大事でしょう。

以上で、19年夏ハンガリー・スイス・フランス旅行記を終わります。

前後を読みたい!
さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?

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