インターシティホテル ベルリン ハウプトバーンホフの宿泊記(ベルリンでおすすめのホテル、23年GW)

記事上部注釈
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ドイツ最大都市のベルリン。そのベルリンで宿泊するホテルに迷っている人も多いのではないでしょうか。そんなベルリンで鉄道旅行者にとって最適なホテルを紹介します。

写真1. 快適で清潔なインターシティホテルベルリンハウプトバーンホフの客室

インターシティホテル ベルリン ハウプトバーンホフの感想まとめ

インターシティホテル ベルリン ハウプトバーンホフの感想をまとめると以下の通りです。

  • ベルリン中央駅というベルリンの1大ターミナルの近くで交通の利便性は高い
  • ベルリンの中心街までは距離はややあるが、交通チケットを使えば実質の負担はない
  • 中央駅の駅前は徐々に開発が進んでおり、今後の利便性に期待できる
  • ホテルそのものは清潔感もあり快適な空間であり、都会的な宿泊を楽しめる

詳細は以下の章で記します。

インターシティホテル ベルリン ハウプトバーンホフの位置とアクセス

まず、インターシティホテル ベルリン ハウプトバーンホフの位置とアクセスを紹介します。なお、迷ったときのためにあらかじめインターネット環境を整備し(私は海外WiFiレンタル【WiFiBOX】にしましたが類似のサービスであれば構いません)、迷ったらgoogleマップを見られるようにするのが重要です。

図1. インターシティホテル ベルリンハウプトバーンホフの位置(googleマップより引用)

何の前置きもなく、ハウプトバーンホフと言われると、戸惑うと思います。しかし、心配する必要はありません!ドイツ語の「ハウプトバーンホフ(ハプトバーンホフ)」は日本語に訳すと「中央駅」です。インターシティホテルベルリンではないのは、ベルリン東駅周辺にもインターシティホテルがあるためです。

つまり、インターシティホテルハウプトバーンホフというのは、「インターシティホテルベルリン中央駅」という意味なのです。日本にも「駅前ホテル」といいながら駅から離れたホテルがありますが、インターシティホテルの「駅前」は基本的に信用して問題ありません。そう、インターシティホテルはドイツ鉄道のホテルであり、鉄道会社のホテルは駅前にあるのが当然だからです。

なので、駅からのアクセスにも苦労しません。

ベルリン中央駅は東西方向に高架線、南北方向に地下線が通る、立体交差の駅です。地下線の線路は地上の街に影響を与えないので、ここでは高架線の配置に注目します。

写真2. 11番線の方向に向かう

高架線の南北に駅の出口があります。ここでは北口と南口にしましょう。ベルリンSバーン用の線路が北側を通っています。そのため、ベルリンSバーンとは反対側の出口です(写真2)。16番線ではなく11番線側に進みます。また、ベルリンの路面電車がないほうの出口とも言いかえられます。

写真3. 南側の出口の手前を右に曲がる

その南側の出口の手前に右に曲がる抜け道があります(写真3)。線路が左にカーブするカーブの内側を歩きます。カーブの外側だったり、カーブが右方向であればそれは間違えたルートです。

手前に見えるホテルは別のホテル(MEININGER Hotel Berlin Central Station)です。駅に近いのですが、ドミドリー的な部屋が多く敬遠させていただきました。

写真4. 階段を降りたら左に進む

駅とつながっている階段を降りたら左に進みます(写真4)。

写真5. 駅に近いホテルを右に曲がる

ここを通り過ぎたら、右に曲がります(写真5)。

写真6. 右を見ると再び線路が見える

右を見ると再び線路が見えます(写真6)。ここを左に曲がります。

写真7. インターシティホテルに到着!

左に曲がるとすぐにインターシティホテルが見えます(写真7)。

写真8. インターシティホテルに到着!

インターシティホテルに到着します(写真8)。考えてみれば、インターシティは、ドイツ鉄道の特急列車の一般名称でしたね!

補足.ベルリン中央駅とベルリン市街の位置関係

ベルリン中央駅の立地について補足します。ベルリン中央駅はもともとレアター駅として営業していました。ベルリンが東西に分割され、その境界付近は発展から取り残されていました。その境界付近にレアター駅があり、東西ベルリン統一後にこのあたりは(空き地が多いことが幸いし)統一ベルリンのターミナル駅として整備されました。そのため、ベルリン中央駅はもともとのベルリン市街から離れています。

とはいえ、戦前からのベルリンの中心街のフリードリヒ通りまではSバーンで1駅ですし、戦前ベルリンの目抜き通りのウンター・デン・リンデンまでも地下鉄5号線で2~4駅(2駅先がブランデンブルク門駅)です。そして、ドイツ鉄道直営のためか、身内(でないものもあるが)の交通機関に顔が利くためか、宿泊日からチェックアウト日の終日に有効な市内交通券をくれます。欧州の市内交通はたいてい共通チケットですので、ドイツ鉄道のほか、ゾーン内(Cゾーン)のバス・トラム・地下鉄にも有効です。

図2. ベルリンのCゾーンの範囲(ポツダムも範囲内!)

なお、ベルリン中央駅については別途記事を記しています。5年の歳月がありますが、駅構内の雰囲気は基本的に変わりません。

ベルリン中央駅楽しむ

ベルリン中央駅の位置、構内の様子、中心街とのアクセスといった実用的な側面、そしてベルリン中央駅に発着する列車の表情といった趣味的な側面の2つの面からベルリン中央駅の実態に迫ります。

インターシティホテルベルリンハウプトバーンホフの客室

肝心なのは客室です。では、インターシティホテルベルリンハウプトバーンホフの客室の様子はどうでしょうか。

客室の様子

まず、客室そのものを紹介します。

写真9. 部屋全体の様子

部屋全体の様子です(写真9)。ベッド、テーブル、いすが配置されている、ごく一般的な客室です。白い壁、次に使われている茶色、そして緑の椅子、心地よいシックな空間が広がります。

写真10. ベッドの様子

ベッドの様子です(写真10)。ちょっとかためでしたが、問題なく眠れました。問題は寝られるので2度寝してしまい、9:30にたたき起こされたことです(チェックアウト時間だったのです)。

写真11. ベッドの様子

ベッドの様子です(写真11)。左右に照明があり、部屋そのものは暗くない印象です。洋風のホテルらしく、部屋全体をおおう照明はありません。

写真12. ベッドサイドの様子

ベッドサイドには電源とミニテーブルがあります(写真12)。寝る際に携帯を横に置き、アラームを掛ける、という芸当も可能です。

写真13. ベルリンらしい写真が飾られる

ベルリンらしい写真が飾られています(写真13)。テレビ塔がベルリンらしいですね!

写真14. ベッドと反対側にテーブルと椅子がある

ベッドとは反対側にテーブルと椅子があります(写真14)。

写真15. テーブルの隣に椅子がある

テーブルの隣に椅子があります(写真15)。これで何とか2人が座れますね!

写真16. テーブルと椅子

テーブルと椅子です(写真16)。多くのビジネスホテルと同様、テーブルの目の前にテレビがあります。こんな至近距離からテレビを観るの?

写真17. テレビの下にも電源がある

テレビの下にも電源があります(写真17)。電源が多く、充電に困ることはありません

写真18. ドアを振り返る

ドアを振り返ります(写真18)。ドア・床ともに茶色でカラースキームが統一されています。これは個人的には心地よく感じます。

写真19. 出入口付近のクローゼット

出入口付近にクローゼットがあります(写真19)。ここにドアはなく、忘れ物を防ぐ気遣いがあります。

水回りの様子

次に水回りの様子を見てみましょう!

写真20. 水回り一帯

水回り一帯です(写真20)。洗面所、トイレ、シャワーがまとめられています。

写真21. シャワーは区切られている

シャワーはガラスで区切られています(写真21)。湯舟がないことを気にする人がいるでしょうが、ここは欧州のドイツであり日本ではありません!湯舟がないのが普通です。

写真22. 洗面所とトイレ

洗面所とトイレです(写真22)。洗面スペースとトイレを共用としてスペースを節約しているのでしょうか。水回りが汚く感じることは一切なく、清掃が行き届いていることを実感しました。

写真23. シャワー

シャワーは区切られていました(写真23)。ボディソープ兼シャンプーが左に備え付けられており、押すと出ました。

写真24. 出入口を振り返る

出入口を振り返ります(写真24)。水回りは意識して白系の色を使っており、清潔感を重視していることがわかります。

インターシティホテルベルリンハウプトバーンホフの共用部分

では、共用部分はどうでしょうか。

写真25. フロント手前のソファ

フロント手前のソファです(写真25)。ここに荷物を置いてパンフレットを確認したりするのに重宝します。

写真26. フロント付近の様子

フロント付近の様子です(写真26)。この左側の空間は朝食会場だったかな?でも朝食付きにすると高かったので、駅でパンを買いました。

このカウンターでシティカード(市内・周辺の公共交通乗り放題券)をもらえます。もらえなければ、言ってみましょう!ちゃんともらえますよ!

写真27. フロントの奥からフロントを振り返る

フロントの奥からフロントを振り返ります(写真27)。よく見ると、左側にベルリンの路線図がありますね!さすが、ドイツ鉄道系列のホテルですね!トラムとバスがないのは片手落ちですが…。

写真28. エレベータホール

0F(欧州では出入口のある階を1Fではなく0Fと言います)のエレベータホールです(写真28)。

写真29. エレベータの様子

エレベータの様子です(写真29)。銀色でイカつく、都会的ですね!

写真30. 客室階(4F)に入る

客室階(通されたのは4F)に入ります(写真30)。

写真31. 4Fのエレベータホール

4Fのエレベータホールです(写真31)。

写真32. エレベータホールから中庭を眺める

エレベータホールから中庭を眺めます(写真32)。

写真33. 廊下の様子

廊下の様子です(写真33)。ここにはカーペットが敷かれ、足音が響かないように配慮されています。確かに足音は気になりませんでした。このような細かな配慮こそ重要なのです。

写真34. ホテルの窓からベルリン中央駅を眺める

ホテルの廊下の窓からベルリン中央駅を眺めます(写真34)。駅から近いことがよくわかります。目の前に見えるドーム屋根の上にホテルがあれば最強ですね!

インターシティホテルベルリンハウプトバーンホフの周辺

都市の開発が進み、インターシティホテルベルリンハウプトバーンホフ周辺も少しずつ発展しています。そこで、インターシティホテルベルリンハウプトバーンホフの周辺を紹介します。

写真35. シュプレー川からベルリン中央駅付近を眺める

少し遠い場所からベルリン中央駅付近を眺めました(写真35)。画面の左方向にインターシティホテルベルリンハウプトバーンホフがあります。画面中央の建物が目立ちます。これは何でしょうか?

写真36. ギンギラ!

ギンギラな建物です(写真36)。ガラス張りのベルリン中央駅に合致するデザインです。Cube berlinという建物です。このような建物は個人的に好みです!

写真37. 入口にはフードファクトリーと書いている

上の階はオフィス街ですが、0Fは飲食店が入っています。

写真38. 中は黒が基調

中は黒が基調な配色です(写真38)。近年に多い、モダンな内装です。これも好みの内装です。

写真39. 妙な看板がある

妙な看板を見つけました(写真39)。

写真40. 欧州のセレクト!

欧州にはスシバーが多く存在します。ここベルリンも例外ではありません(写真40)。富士セット、横浜セット、京都セットはわかるとして、堺が出てくる理由は何?

写真41. 多くの店がある

多くの店があります(写真41)。

写真42. タイ料理屋もある

タイ料理屋もあります(写真42)。ちょっとおしゃれなフードコートという感じでした。

ある程度の食事なら困ることはありません

ここではCube berlinについて取り上げましたが、ベルリン中央駅にも多くの店があり、基本的な買い物には事足りません。ドイツの商店は日曜・祝日は休みなのですが、駅構内の店は例外です。そのため、日曜・祝日はショッピング街とされている場所よりもかえって買い物ができる点も見逃せません。

写真43. 日曜の中央駅のスーパーマーケットは重宝する!

インターシティホテルベルリンハウプトバーンホフに泊まってみて

写真44. インターシティホテルベルリンハウプトバーンホフの周辺の風景(左側がインターシティホテルベルリンハウプトバーンホフ)

今回、駅に近いという理由でインターシティホテルベルリンハウプトバーンホフを選択しました。客室が快適であることはもちろんのこと、中央駅に近いという利便性を確保できました。

私のような周遊旅行をする人にとって常につきまとう問題は荷物です。中央駅に近いホテルを選択すると、街に入ってすぐに大荷物から解放され、街を出る寸前まで大荷物とは無縁です。現に今回、荷物を出発90分前まで預けていました(残り90分で駅構内で食事をとった時間も込み)。このような点は見逃されがちですが、決して軽視できません。

チェックアウト後も出発までホテルが拠点という安心感がありました。その拠点がベルリン出発寸前まで利用可能という安心感、それがインターシティホテルベルリンハウプトバーンホフの長所ではないでしょうか。

重要

ホテルの手配を終えたら、旅行前にインターネット環境とクレジットカード(VISAブランドが使えるカードが望ましい)も忘れずに!

私は以下の2つを手配しましたが、類似のサービスであれば問題ないと思います。

前後を読みたい!

(←前) ポツダムからベルリンまでの移動

インターシティホテルベルリンハウプトバーンホフの宿泊記:現在地

ニコライ教会に親しむ(次→)

★全体のまとめ:23年GWドイツ・スイス旅行のまとめと振り返り

★ベルリンの観光名所についてもまとめています。

ベルリン観光のおすすめスポットとモデルコース

ベルリンはドイツの首都であり、ベルリンの壁以外にも見どころは多いです。そのベルリンの観光名所を取り上げます。一般的な観光ガイドではあまり取り上げない、素晴らしい見どころも紹介します。
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