ニコライ教会に親しむ(ベルリン観光、23年GW)

記事上部注釈
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ベルリン発祥の地であるニコライ地区。その象徴なのがニコライ教会です。ベルリン最古の教会の雰囲気を堪能しました。

写真1. 赤いレンガと緑の塔が特徴のニコライ教会

ニコライ教会の概要

ニコライ教会(Nikolaikirche (Berlin))はベルリン最古の教会です。歴史のある教会ですが、周囲のニコライ地区ともども、多くのサイトでは「ベルリンのおすすめスポット」には入っていません。

ベルリンの発端はニコライ地区にあるます。ニコライ地区は11世紀には町ができはじめ(当時ケルン(Kölln※)とベルリンという2つの小集落がありそのベルリン地区)、その中核にはニコライ教会があります。

※ドイツ北西部の大都市のケルンKölnとは異なります。

ロマネスク様式の建造物で、1500年代まではカトリック教会として使われてきましたが、その後はプロテスタント教会として使われます。1938年11月1日からは政府の建物として使われ、戦時中の破壊を経たのちに1981年に再建されます(東ドイツ政府が無神論だったのでそれまでは再建されなかった)。その後はベルリン市の博物館として活用されています。

図1. ニコライ教会の位置(googleマップより引用)

ニコライ教会へのアクセス

ニコライ教会へのアクセスはそう難しくありません。地下鉄の駅から徒歩5分程度です。

なお、迷ったときのためにあらかじめインターネット環境を整備し(私は海外WiFiレンタル【WiFiBOX】にしましたが類似のサービスであれば構いません)、迷ったらgoogleマップを見られるようにするのが重要です。

図2. 赤の市庁舎駅からニコライ教会までの経路(googleマップより引用)

赤の市庁舎駅(Rotes Rathaus)は地下鉄5号線が通っており、そこから徒歩5分でアクセスできます。古いガイドブックには地下鉄5号線がアレクサンダー広場駅より郊外よりにしか延びていませんが、2020年12月にブランデンブルク門-アレクサンダー広場まで開通しています。その新しい開業区間にある駅です。ただし、地下鉄5号線しか通らず、やや不便です。

また、市内各地からアクセスする場合、アレクサンダー広場を通ることもあるでしょう。そのアレクサンダー広場から歩いてアクセスできます。その場合の経路を紹介します。

図3. アレクサンダー広場駅からニコライ教会までの経路(googleマップより引用)

写真2. アレクサンダー広場駅から南側に出る

アレクサンダー広場駅から南側に出ます(写真2)。高架線と直交する歩行者道路を歩きます。

写真3. 後ろを振り返る

後ろを振り返りました(写真3)。高架線の向こう側に世界時計が見えます。世界時計と反対側に進むということです。

写真4. 道なりに進む

道なりに進みます(写真4)。この先に見えるのが赤の市庁舎です。

写真5. 赤の市庁舎の脇を通る

写真4の地点のすぐ先を左に曲がり、またすぐに右に曲がり、赤の反対側にやってきました(写真5)。ニコライ教会は目の前に見えています。高い2本の先端が見える建物です。

写真6. もう少し近づく

もう少し近づきます(写真6)。写真4で赤の市庁舎の前まで直進し、左に曲がっても同じようにたどり着けます。

写真7. 左に立派な建物が見える

左に立派な建物が見えます(写真7)。これも市庁舎です。

写真8. 秘密の通路?

秘密の通路のような道路があります(写真8)。ここから中世の雰囲気がスタートするのでしょうか(このあたりは1987年のベルリン750周年記念行事で復元されています)。

写真9. ニコライ地区に侵入!

ニコライ地区に侵入しました(写真9)!

写真10. まっすぐ進む

まっすぐ進みます(写真10)。ニコライ教会は左に見えていますが、正面入口はもう少し先を左に曲がったところにあります。

写真11. ニコライ教会に到着!

ニコライ教会に到着しました(写真11)。王宮側が正面入口なんですね!

写真12. ニコライ教会がデーン!

デーンと建っています(写真12)。

ニコライ教会を楽しむ

さて、実際にニコライ教会を楽しみましょう!1人5ユーロです。このときの支払いにVISAブランドが適用される年会費無料のクレジットカード(エポスカード)を活用しました。ここでは教会の建築様式だの宗教的な解説だのは省略し、雰囲気をお楽しみいただきましょう!

写真13. 昔のニコライ地区の再現(だと思う)

ここはベルリンの博物館であり、ニコライ地区がベルリン発祥の地ということから、このような模型があるのでしょうか(写真13)。

写真14. ケルンとベルリンの位置

その位置が記載されていました(写真14)。

写真15. ニコライ地区の模型

ニコライ地区の模型です(写真15)。シュプレー川のほうから見ています。私はこの模型の奥方向からやってきたことになります。

写真16. ニコライ教会の内部

ニコライ教会の内部です(写真16)。パイプ椅子なのが玉に瑕ですが、良い感じの雰囲気です。

写真17. 後ろにパイプオルガンがある

後ろにパイプオルガンがあります(写真17)。ベルリン大聖堂ほどではありませんが、荘厳で良いですね!

写真18. 天使が多い!

教会の前のほうに行くと天使が多いです(写真18)。

写真19. 天使がうようよ

天使がうようよいます(写真19)。

写真20. 階段がある

なぞの階段があります(写真20)。

写真21. 階段に近づいてみる

階段に近づいてみました(写真21)。

写真22. 装飾が多い

装飾が多いです(写真22)。いろいろと解説がありましたが(郵便局員が書いたメッセージなど)、当時の時代背景がわからないと日本語の解説があっても楽しめなさそうです…。自分の歴史の興味が近代以降なことが悔やまれます。

写真23. 上に上がれる

上に上がれます(写真23)。他の教会と何かが違う気がします。そう、この教会は窓が多く、比較的明るいのです。

写真24. 上から眺める

上から眺めます(写真24)。今や教会としては機能していませんが、このような空間で少したたずむのも良いものです。

写真25. 下を見てみる

下を見てみます(写真25)。

写真26. 教会の装飾

教会には装飾も多いです(写真26)。これは何でしょうか。

写真27. 宝物が展示されている

宝物も展示されています(写真27)。

写真28. 宝物の様子

宝物をもう少し近くから撮影しました(写真28)。

ニコライ教会に行ってみて

写真29. 荘厳な空間が広がる

ニコライ教会。確かにベルリンの観光名所のなかでは影が薄く、多くの人が訪れるエリアから微妙に離れています。しかし、そこには静かで昔ながらの空間が広がっていました。

周囲のニコライ地区ともどもベルリンでは有名ではないものの、訪問して損がないことを実感しました。

重要

旅行前の準備には、インターネット環境とクレジットカード(VISAブランドが使えるカードが望ましい)も忘れずに!私は以下の2つを手配しましたが、類似のサービスであれば問題ないと思います。

★ベルリンの観光名所についてもまとめています。

ベルリン観光のおすすめスポットとモデルコース

ベルリンはドイツの首都であり、ベルリンの壁以外にも見どころは多いです。そのベルリンの観光名所を取り上げます。一般的な観光ガイドではあまり取り上げない、素晴らしい見どころも紹介します。
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