リンダウの街歩き観光(主要都市からのアクセスも紹介!)

記事上部注釈
弊サイトでは実際に利用したサービスなどをアフィリエイトリンク付きで紹介することがあります

ドイツ南部のリゾート地、リンダウ。湖畔沿いの街並が美しく、単に街を歩くだけで楽しむことができます。そんなリンダウを堪能しました。

写真1. ボーデン湖沿いでのぜいたくなひととき

復習:リンダウの位置とアクセス

リンダウの概要

まず、リンダウの概要を紹介します。

リンダウの概要
  • 国:ドイツ連邦共和国
  • 州:バイエルン州
  • 人口:2.4万人
  • 名所:ボーデン湖

図1. リンダウの位置(googleマップより引用)

リンダウの位置を示しました(図1)。ドイツの南部に位置し、ドイツ・スイス・オーストリア国境に位置するボーデン湖に接しています(※)。湖沿いのリゾート地という印象が強いです。

※3か国の国境にボーデン湖が位置しますので、ドイツ・スイス・オーストリアが接する陸上の3か国点はありません。

ドイツには16の州がありますが、最も面積の広いバイエルン州に位置します。ただし、となりのバーデン ヴュルテンベルク州にも接しています。

リンダウへの鉄道アクセス

リンダウに観光で訪問する人の多くはリンダウ以外の場所も観光することでしょう。では、リンダウにはどのようにアクセスするのでしょうか。ドイツとスイスの国境であることから、スイスからも列車でやってくることができます。

都市所要時間運転間隔
ミュンヘン2時間2~4時間間隔
ウルム1時間40分1時間間隔
チューリッヒ(スイス)1時間40分2~4時間間隔
ブレゲンツ(オーストリア)20分30分間隔

リンダウはミュンヘンとチューリッヒの国際列車が通る経路上に位置します。以前はリンダウ島駅に乗り入れていましたが、ドイツ国内区間の電化に合わせたダイヤ改正と新しいリンダウ駅の開業で、リンダウ島駅を通らなくなりました。この系統はミュンヘンとチューリッヒを1日6往復(3月~10月は7往復で2時間間隔、それ以外は4時間開くことがある)運転しています。

リンダウの2つの駅について補足します。

図2. リンダウ島駅とリンダウ-ロイティン駅の位置関係(googleマップより引用)

リンダウ島駅はリンダウ中央駅と訳されていることがありますが、正式にはLindau-InselでありLindau Hbfではありません。そのため、リンダウ中央駅の訳は誤りです。リンダウ島駅はリンダウ観光の中心、リンダウ-ロイティン駅はリンダウ郊外に位置する現代の中心駅です。ミュンヘンとチューリッヒを結ぶ列車はリンダウ島駅で進行方向を変えるとともに機関車を付け替えていました(ドイツ国内は非電化のため)。ドイツ国内も電化するのに合わせ、機関車付け替えがなくなり、リンダウ島駅での進行方向転換もなくなりました。その機能を引き継いだのはリンダウ-ロイティン駅です。

多くの長距離列車はリンダウーロイティン駅に発着し、リンダウ島駅にやってくるのは数が多くありません。

リンダウ島とリンダウ-ロイティン駅は両者を結ぶオーストリア直通電車が30分間隔で運転されています。ブレゲンツから先のオーストリア国内の停車駅の違いでREXとSバーンがありますが、両者ともにドイツ国内では各駅にとまります。

全体像を把握できるよう、路線図を3枚示します。1つ目はドイツの長距離列車ネットワーク、2枚目はバイエルン州の地域列車の運転系統、3枚目はバーデン ヴュルテンベルク州の地域列車の運転系統です。私はフリードリヒスハーフェンから各駅にとまるタイプの電車でやってきました

図3. ドイツの長距離列車ネットワーク(DB公式サイトより引用)

ドイツの長距離列車ネットワークの下側のピンク色の88系統が通っており、そこにLindauで始まる駅が書かれています(図3)。

図4. バイエルン州の地域列車ネットワーク

バイエルン州の地域ネットワークです(図4)。バイエルン州の南西部に位置しますので、図の左下に掲載されています。

図5. バーデン ヴュルテンベルク州の地域列車ネットワーク

バーデン ヴュルテンベルク州のネットワークです(図5)。リンダウは州の南東側に位置しますので、図の右下に掲載されています。

ドイツ鉄道の公式サイトに各地の地域路線図へのリンクが掲載されており、両州のネットワークはそのリンク先から確認できます。これらの路線図でおおよその運転系統や行きかたの目安がわかると思います。

ここまで詳細に解説しました。公式サイトから予約できると思いますが、日本語で予約できないことに不安を感じる人もいるかもしれません。下記のサイトであれば、日本語で予約できるので安心です。


Omio:ヨーロッパ鉄道旅行交通予約サイト

また、その予約にはクレジットカードが便利です。

個人的にはエポスカード がおすすめです。

海外旅行に使えるカード:エポスカードで詳細を紹介しています。

リンダウの街歩きを楽しむ

さて、リンダウの街歩き観光を堪能しましょう!リンダウは観光名所が多くある場所ではありませんので、観光名所をスタンプラリーのように回るのではなく、街を歩いてみて街の空気を堪能するのが良いでしょう!

なお、現在地を把握するのにgoogleマップは必須です。googleマップを参照するのに、 あらかじめWi-Fiを手配するのは必須でしょう(ずっと確認する必要はないと思いますが、全く参照しないのも不便でしょう)。

図6. リンダウ島の地図(googleマップより引用)

まず、リンダウ島の地図を示します(図6)。ここでは便宜上リンダウ島駅に焦点を当てましたが、重要なことはリンダウの旧市街ボーデン湖の中のリンダウ島にあることです。したがって、リンダウが発展するにつれてリンダウ島の外に発達しました(現代のリンダウの鉄道ジャンクションもリンダウ島の外に位置します)。

とはいえ、観光スポットはリンダウ島にありますから、鉄道でアクセスする際はリンダウ島駅に到着するようにオペレーションするのが得策です。

図7. 今回の歩行経路(記憶をもとに作成、googleマップより引用)

今回の経路を作成しました(図7)。下記記述の参考にご活用ください。

写真2. リンダウ島駅のコンコース

リンダウ島駅は頭端式の駅です。降りたらホームの先に進みます(写真2)。

写真3. 駅から湖の方向を眺める

駅から湖の方向を眺めます(写真3)。駅前広場は石畳です。ここにホテル(ホテル バイエリッシャー ホフ)がありますが、ゆっくり堪能したい場合は、ここに1泊するのも良いと思います。

写真4. かわいらしい街並が出迎える

かわいらしい街が出迎えます(写真4)。

写真5. 北側を眺める

北側を眺めます(写真5)。こちらも中世風の眺めが広がります。

写真6. 湖のほとりにやってきた

湖のほとりにやってきました(写真6)。ボーデン湖沿いのリゾート地ですから、ボーデン湖沿いに向かうのが正道でしょう。

写真7. 湖を眺める

湖を眺めます(写真7)。湖のほうに見える灯台は新灯台といいますが、残念ながら閉まっています(執筆時点では営業を再開したようです)。

写真8. 塔がある

もう少し進むとがありました(写真8)。googleマップのクチコミを眺めると、上のほうには登れないようです。

写真9. 塔にも入れない?

その塔にも入れなさそうです(写真9)。

写真10. 湖沿いに広がる街並

湖沿いに広がる街並です(写真10)。

写真11. 駅のほうを振り返る

駅のほうを振り返ります(写真11)。湖が美しいですね!

写真12. 湖から離れる

湖岸から離れ、迷路のような街を歩いてみましょう(写真12)!

写真13. 小道を歩く

小道を歩きます(写真13)。今回の旅行でドイツの小さな都市はクヴェトリンブルクを体験していますが、これとは異なる風情があります。

リンダウ

写真14. 小道を歩く

小道を歩きます(写真14)。

写真15. メインストリートに当たる

リンダウ島を東西に貫くメインストリートに当たりました(写真15)。リンダウの東西軸といえる道路です。

写真15. ベンチもある

ベンチもあります(写真15)。のんびりしていて良いですね!

写真16. 市庁舎がある

市庁舎があります(写真16)。歴史的建物に市庁舎があるのは興味深いことです。

写真17. レストランに入る

魚料理を提供するチェーン店のレストランに入ります(写真17)。

写真18. 店内の様子

店内の様子です(写真18)。

写真19. 魚料理がある

魚料理といっても揚げ物でした(写真19)。このような店での支払いにはクレジットカードが便利です。例えばVISAブランドが使えるエポスカード(年会費無料)とか。

写真20. もう少し歩く

昼食をいただいたので、もう少し歩いてみましょう(写真20)。

写真21. メイン通りを振り返る

メイン通りを振り返ります(写真21)。リゾート地の中心部ということもあり人通りも多いです。ドイツにはそのようなイメージは薄いですが、明るいリゾート地らしい光景です。

写真22. 井戸がある

かつての井戸でしょうか(写真22)。

写真23. 左に曲がる

メインストリートの東端にやってきたので、ここで左に曲がってみましょう(写真23)!

写真24. 通りはさらに東に向かって伸びている

通りは曲がってさらに東に向かって伸びています(写真24)。

写真25. 小さな道を歩く

しかし、小さな道が北に向かっています。せっかくなので、そちらを歩きます(写真24)。

写真26. 小さな道を歩く

小さな道を歩きます(写真26)。通りを1本外れると、途端に人通りが減ります。

写真27. 西に進む

さて、次は西に進んでみましょう(写真27)。この通りも人通りが少ないです。

写真28. レストランやカフェがある

レストランやカフェが軒を連ねます(写真28)。

写真29. 後ろを振り返る

後ろを振り返ります(写真29)。

写真30. 少しずつ人通りも増えてきた?

少しずつ人通りが増えてきました(写真30)。

写真31. 大きな通りがある

大きな通りがあります。再び井戸が現れました(写真31)。

写真32. 通りが北に向かって伸びる

通りが北に向かって伸びています(写真32)。

写真33. 反対側はこのような風情

反対側はこのような風情です(写真33)。

写真34. 塔がデーン!

塔がデーンと現れました(写真34)。Peterskircheという教会の塔です。

写真35. 駐車場?

駐車場のような場所です(写真35)。

写真36. 反対側を眺める

反対側を眺めます(写真36)。こちらに向かいましょう。

写真37. 教会が見える

教会が見えます(写真37)。

写真38. 塔がある

別の塔が現れました。上れるかな?

写真39. 塔には入れなかった

塔には入れませんでした。そのため、塔の手前でのビューです(写真39)。

写真40. 塔から眺める風景

塔から眺める風景です(写真40)。リンダウ島駅が見えます。

写真41. 大通りに出る

大通りに出ました(写真41)。この通りを南に向かいましょう!

写真42. 小道を歩く

小道を歩きます(写真42)。ここも人通りは少ないです。

写真43. 小道を歩く

小道を歩きます(写真43)。

写真44. 曲がってみた

東側に曲がってみました(写真44)。歩いていると、後ろから音がします。

写真45. バスがやってきた

このような小さな道路に自動車などやってきません!と思っていたら、バスがやってきました。

写真46. バスが通り過ぎた

バスが通り過ぎました(写真46)。

写真47. バスが去っていった

バスが去っていきました(写真47)。小さな道でもバスが通っているとは!

写真48. 湖畔に向かう

湖畔に向かいます(写真48)。

写真49. 湖畔にやってきた

湖畔にやってきました(写真49)。

写真50. くつろぐ

適当なカフェでくつろぎましょう(写真50)。

写真51. お茶をいただく

お茶をいただきました(写真51)。欧州の人は屋外の席が好きなようで、私もそれに見習って屋外の席を使いました。

リンダウでの街歩きを堪能してみて

写真52. リンダウの街歩きも楽しい

リンダウ市そのものはそれなりに発展していますが、こと観光目線のリンダウ島の旧市街に限定すると、コンパクトで短い時間でも優雅に楽しむことができます。そして、教会・美術館・宮殿などの観光名所をスタンプラリーのように訪れるのではなく、街そのものを楽しみ気になった店に入ってみる、そのような自由な時間の過ごしかたがリンダウに合致しているように感じました。

ボーデン湖沿いはドイツの他にもスイスやオーストリアにも接しています。リンダウとともに他のボーデン湖沿いの町を楽しむことで、さらに楽しい旅行となることでしょう。

重要

旅行前にインターネット環境とクレジットカード(VISAブランドが使えるカードが望ましい)も忘れずに!

私は以下の2つを手配しましたが、類似のサービスであれば問題ないと思います。

前後を読みたい!

(←前) フリードリヒスハーフェンからリンダウへの列車旅

リンダウの街歩き観光(主要都市からのアクセスも紹介!):現在地

リンダウからブレゲンツへの列車移動(次→)

★全体のまとめ:23年GWドイツ・スイス旅行のまとめと振り返り

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする