しばらく羽衣駅の高架化工事で運休しバス代行していた、南海高師浜線。高架化後もミニ路線です。そんな南海高師浜線に乗りました。

写真1. 高師浜に停車中の普通羽衣行き
復習:南海高師浜線の概要
最初に南海高師浜線の概要を紹介します。
- 区間:羽衣-高師浜
- 距離:1.4km
- 運転間隔:日中は20分間隔
図1. 高師浜と羽衣の位置関係
高師浜と羽衣の位置関係を示しました(図1)。全線で1.4kmしかなく、非常に近いことがわかります。興味深いことは、この短距離の路線にも途中駅があることです。
もともとはこのあたりの宅地開発のために建設された路線であり、一時期は沿線は海水浴場としても栄えました(工業化が進み、現在は海水浴場はありません)。
そして、近年の羽衣駅高架化工事の際に、年単位で列車を運休させ、バス代行したことが多くの鉄道ファンの印象に残っていることでしょう。
このときに乗った電車(南海2000系)の車内を中心に紹介しています。
高師浜線に実際に乗る
御託はこの程度にして、高師浜線に実際に乗ってみましょう!

写真2. 羽衣に停車中の高師浜行き
羽衣に停車中の高師浜行きです(写真2)。行先表示が両方の⇔で表示されているのはわかりにくいです。客側としては、「高師浜」と表示されているほうがわかりやすいです。
高師浜線は羽衣の3番線に発着し、南海本線の難波方面と同じホームで連絡します。

写真3. 車内は空いている
車内は空いています(写真3)。30分間隔に減便されても仕方ないと感じるレベルです。

写真4. 羽衣を発車!
羽衣を発車しました(写真4)。

写真5. 南海本線と分岐
南海本線と分岐します(写真5)。

写真6. 新しい高架線を走る
新しい高架線を走ります(写真6)。

写真7. 伽羅橋付近
伽羅橋付近です(写真7)。これで「きゃらばし」と読みます。この読みを最初に聞いたときは、どんなキャラクターなのだろうと考えてしまいました。

写真8. 府道を横切る
府道を横切ります(写真8)。

写真9. 高石神社が見える
高石神社の裏手を走ります(写真9)。

写真10. 高師浜に到着!
高師浜に到着しました(写真10)。高齢の方に対し、他の人がサポートしていたことが印象に残りました。
付録. 高師浜の駅舎
高師浜の駅舎は洋館らしい風情あるものです。

写真11. 高師浜の駅舎
高師浜の駅舎の外観です(写真11)。

写真12. 改札口付近
改札口付近です(写真12)。小さい駅であっても改札口を省略しないことが、きちんと運賃を取ることであり、正直者が馬鹿を見る結果につながらず、皆が幸福になります。

写真13. 券売機も備わる
券売機も備わります(写真13)。きちんときっぷを発売する姿勢こそ重要なのです。

写真14. 時刻表もある
時刻表もあり、直近の電車の発車が近いかどうかもわかります(写真14)。発車標があるとベストですが…。

写真15. 改札から高架ホームに向かう階段
改札から高架ホームに向かって階段があります(写真15)。
南海高師浜線に乗ってみて
高架化工事の際はバス代行で鉄道ファンのなかでは有名になりましたが、現在はふたたび地味な存在に戻りました。沿線は住宅街があるものの、静かな住宅地という印象で、まさに地元の人のための地域、そして路線に感じました。
そして、現在は海沿いに大きな工場がいくつもあります。その工場を目的地にする人もいるのでしょうか。それであれば、高師浜線の存在意義はこのときに見た風景よりも高いことでしょう。
果たして前後はどこに行ったのでしょうか?
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※この旅行の全体像は25年初夏大阪・福井旅行のまとめをご覧ください。