草津から京都までの移動は琵琶湖線の新快速を選択しました。
写真1. 新快速の前面
写真2. アーバンネットワークで標準的な電光掲示板
写真3. 旧草津川の様子
新快速の乗車位置を確認し、先頭に並びます(写真2)。ただ、いまやほとんどの新快速が12両編成です。8両編成の新快速は、平日に設定される夕方の大阪始発だけだったように記憶しています。これらは大阪をスルーするわけではなく、前列車間隔が7分程度と短いため混雑が緩いというJR側の判断なのでしょう(現場を見ていない私の認識が間違えていたら申し訳ないです)。
草津のホームから天井川だった草津川の様子が見えます(写真3)。ブログ執筆中に草津川について調べていましたら、防災上の観点から別の地点に川を移したのですね。草津駅近くにはおいしいバルがあります。16年3月に会社の出張前日に草津で1人で食事をとったことを思い出します(出張の同行者にそれを話したら驚かれました)。
写真4. 下りも新快速が運転されている
写真5. 223系が入線
今回私が乗車したのは223系でした(写真4)。225系よりも前面展望性に優れていますので、私としてはラッキーでした。
写真6. 米原から京都までのダイヤ
写真7. 京都から大阪までのダイヤ
ダイヤを撮影してみました(写真5-6)。これを眺めると京都から大阪までは28分05秒で走行していることがわかります。また、大阪では120秒停車、京都では80秒停車と主要駅で遅れを吸収できるようにしていることもわかります。各停車駅の停車時間は20秒から35秒ときめ細かく停車時間を設定していることも読み取れます。
写真8. 草津を出たらすぐに内側線に入る
草津時点で鉄道少年たちが先頭部分に陣取っていました。彼らは私が前を見たそうな素振りを見せると、一部分を空けてくれました。人格者の私に譲ろうとしたのでしょう。
草津を発車するとすぐに内側線に入ります(写真8)。ここでのポイント制限があるので、スピードはそこまで上がりません。外側線を走行すると貨物列車と干渉するためなのでしょうか。
写真9. 120km/hで快走!
写真10. 石山で京阪電車をくぐる
新快速は120km/hで快走していました(どこかでそれ以上の速度を出したと思います、写真9)。石山では鉄道少年が降車していました。そのため、私は運転席の反対側に移りました。運転士に余計なプレッシャーを与えないためです。鉄道少年たちが乗るであろう、京阪電車をくぐります(写真10)。
写真11. 普通電車とすれ違う
写真12. 貨物列車とすれ違う
写真13. 大津に入線
東海道線は日本の大動脈であることは周知の事実と思います。その証拠に、貨物列車とよくすれ違いました。1回目は失敗いたしましたが、2回目のすれ違いは撮影に成功しました(写真12)。大津はトンネルが迫った駅です(写真13)。大津から京都まで運転席反対側を除いて遮光幕が閉められます。私はそれを知っていました。石山でポジションを変更した理由の1つでもあります。
写真14. トンネルに入る(逢坂山トンネルといいます)
写真15. 山科手前で湖西線と合流
大津で逢坂山トンネルに入ります(写真14)。そのトンネルを過ぎると、山科で湖西線と合流します(写真15)。ここも豪華な立体交差です。ただし、分岐側のポイントの通過速度は高くありません。国鉄時代はそのような詰めの甘い設計が散見されます(たとえば直線で進んだ進路が分岐にかかる宇多津とか)。このように、京都に到着したのでした。
私の所有していた乗車券は京都を通らない経路(山科で折り返す経路)でしたので、京都で精算しなければなりません。有人改札に出向いたところ、山科-京都の190円を支払ったとともに、乗車券に「山科途中下車代」というハンコが押されました。「山科で途中下車したという体にしておきますよ。」という意味合いなのでしょう。駅員には「今度京都から乗車する際は山科までの乗車券でそのまま入ってくださいね」と言われました。京都にも関わらず、駅ビルで洋食を食べて(だって空いていたんだもん)、次の目的地に向かうことにしました。
さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?
←(前)17年夏京都・福井旅行記~草津線に乗る(113系の観察)
17年夏京都・福井旅行記~新快速の前面展望を楽しむ(草津→京都):今ココ!
※それぞれ別ウィンドウで開きます。
新快速の他の区間の前面展望もチェックしてみましょう!
新快速の前面展望(兵庫県内、2017年秋)
では、側面展望はどうでしょうか?
新快速で側面展望を楽しむ(姫路→三ノ宮、2017年秋)
新快速は223系ばかりではありません。
名古屋地区東海道線の新快速に乗る(名古屋→豊橋、車内も収録)