近年復活した羽田からウィーンの全日空による直行便。私は旅行の際にこの航空便に乗り、早朝のウィーン入りを目指しました。あまり詳細を明らかにされない航空機の中を含めて公開しましょう。
写真1. 夏のウィーンの風情
羽田空港での時間
羽田出発は1:20となっていて、搭乗開始時刻は0:50です。しかし、0:50に羽田入りというのはあまりにも遅すぎます。それに、私が借りたいwifiルーターの貸出受付終了時刻は23:45です。そのため、23:45までには羽田入りせねばなりません。私はリムジンバスで23:05には羽田空港国際線ターミナルに着いていました。そこから、やるべきことは以下の4つです。
1) 搭乗手続きと手荷物預け
2) wifiルーターの受取
3) 通貨の交換
4) 出国手続き
まずは身軽になりたいので、搭乗手続きと手荷物預けを先に行いました。また、wifiルーターの受取は出国以前にせねばなりません。そこから、この順番がベストと判断しました。羽田空港の案内に従うと、ほどなくANAの搭乗手続きコーナーにたどり着きます。ここで驚いたことは、事前に購入していた人はパスポートを見せるだけで手続きが進むことです。予約票を印刷していましたが、それを見せる必要はなくなったのです(前回もそうだったかな、ただし同姓同名の人が乗るときはどうなのだろう?)。
これが終わると一気に身軽になります。身軽になった私はwifiルーターの受取を済ませます。場所は多少迷いましたが、京急の国際線ターミナル駅近くにありました(図1)。
今回のサービスはこれです。通信速度などの不満はありませんでした。そして、機器が軽かったことも地味に重要なポイントです。
図1. 羽田空港の受取カウンター(公式サイトより)
写真2. モノレールの国内線ビルからも近い
ここでwifiルーターを受け取ったら、通貨の交換です。この日は為替レートは約119円/ユーロでしたが、空港での交換レートは122円/ユーロとなっており、3円/ユーロの損でした。私は30000円程度を交換したので、結果として6ユーロ程度損したことになります。あらかじめ街中の両替所で交換すれば良かったかな?
その後、出国手続きと手荷物検査を経て、出国エリアに向かいます。ここに免税店が多くあります(写真3-4)が、今買ったところで旅行中ずっとこの荷物に悩まされることになります。そして、私はこのようなブランド物に関心がありません(私そのものがブランドです!)。そのため、免税店は無視します。
写真3. 免税店の照明がまぶしい
写真4. 免税店の照明がまぶしい
免税店を無視すると、ようやく待合室にたどり着きます。ここでトイレを済ませるのが旅の達人とされます。旅の達人になりたい私は搭乗前にトイレを済ませました。
写真5. エコノミークラスの人は待つように!
搭乗時間になっても、エコノミークラスの人は待たされます。「私は優先搭乗できる権利はあるけど、日本の土を踏んでいたいから待っている」という風情でそのまま待ちました(実際には優先搭乗できる権利はありません)が、周囲にはその風情が嘘であることがばれていたでしょう。
ウィーンまでの航空時間
いよいよ、私のような優雅に乗る人優先搭乗できない等級の人も乗る時間がやってきました(写真6)。急いでいるのか、あらかじめ係員が搭乗券のチェックを行い、搭乗にかかる時間を短くしていました。ANAの定時運航率は世界一か世界二位ですが(もう1社はJALです、どっちも日本企業)、このように素早く客を乗せる点もありましょう。
写真6. 搭乗が始まった!
写真7. 羽田空港の通路を歩く
羽田空港の通路を歩き、機内に向かいます(写真7)。
写真8. 航空機内はわちゃわちゃしている
私が座ったときは航空機内はわちゃわちゃしていました(写真8)。ほとんど満席のように見えます。1:20というのに明るく、寝られません。確か機内食が出てから暗くなりました。
写真9. ウィーンに迫ってきた
そうはいっても、仮眠程度の睡眠をとることができました。ウィーン到着は日本時間の13:00ですが、現地時刻の6:00です。夏時間であることを踏まえると、実質的には5:00です。5:00であれば、夜明けすぐです。ということは、ずっと暗い中を飛びます。ようやく夜が明けてウィーンが近づいてきました(写真9)。
写真10. 夜が明けた
夜が明けると、オーストリア(じゃないかもしれない)の風景が眼下に広がります(写真10)。風車が多いことが印象に残っています。
写真11. ウィーンに着陸!
そうこうするうちに、ウィーンに着陸しました(写真11)。ぶれているので、振動が大きかったことがわかるでしょう。着陸後、スムーズに空港に到着しました。ただし、私はトイレに入りたかったので、着陸後にトイレを使いました。そのせいで、出るのが一番遅くなってしまいました。
写真12. エコノミークラスの室内
写真13. エコノミークラスの室内
一番遅いということは後ろの人に配慮する必要がないということです。そのため、エコノミークラスの室内を撮影しました(写真12-13)。
写真14. ビジネスクラスの室内
ついでにビジネスクラスの室内です(写真14)。いつかこの空間に乗ってみたいですが、いかんせんお金がありません。ビジネスクラスに乗ったところで、到着時間はそう変わらないという点も大きいです。
写真15. 夏のウィーンの風情
何クラスであろうが、ウィーンの風景は同じです。夏の朝のウィーンです。このように、夏のヨーロッパ鉄道旅行は幕を切ったのです。
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さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?
羽田からウィーンまでの直行便に乗る(19年夏)←今ココ!
ウィーン空港からウィーン市内へのアクセス(19年夏)(次)→
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