パリからの日帰り旅行:絶景のエトルタ観光(アクセスも紹介、19年夏)

パリという都市は魅力的ですが、せっかく遠くの国まで来たのにパリだけではもったいないです。でも、限られた日程で遠くに行くのも難しい。そんな人には絶景のエトルタが良いことでしょう。マイナーな観光地だとどうしてもアクセス情報がありません。そこで、エトルタの紹介とともに、アクセス方法を詳細に解説しました。

写真1. 美しい海岸線と絶景

エトルタの概要

いきなりエトルタといってもわからないことでしょう。そこで、ここではエトルタについて解説します。

図1. エトルタの位置(googleマップより引用)

エトルタはノルマンディー地方の村です。ノルマンディーというと、ノルマンディー上陸作戦が思い浮かびます(第二次世界大戦でイギリス・アメリカなどの連合軍がドイツ占領下のフランスにしかけた軍事作戦)。そう、海をはさんで向こうはイギリスです。ノルマンディー地方にはそれなりに都市はありますが、エトルタそのものは村です。でも、なぜエトルタは日帰り旅行に向いているのでしょうか。細かな解説を抜きに、エトルタの景色をご覧いただきましょう!

写真2. エトルタは断崖絶壁が絶景!

エトルタは断崖絶壁が名物です(写真2)。旅行の醍醐味はいろいろありますが、見たことのない景色を眺めることもその1つです。そのような意味で、エトルタは行く価値のある場所です。海岸線ということは内陸のパリから離れているように思えます。でも、フランスの地図を見てみましょう。

図2. フランス全体の地図(googleマップより引用)

フランスの地図を示します(図2、海外領土などを除く)。これを見ると、フランスの中でもパリは北に離れていることがわかります(イメージと異なり、パリはフランスの中央にはありません)。ということは、フランス北部の海岸線に行くのは、フランス南部の海岸線に行くより近いことを示します。

ここでのまとめは、エトルタは絶景が素晴らしく、パリからそう遠い場所ではない、という点です。

エトルタへのアクセス

エトルタがいくらパリから遠くないといっても、パリからそれなりに距離があります。そして、エトルタは不便な場所で列車1本で向かうことができません。途中駅まで列車、そこからバス(2ユーロ)という流れです。では、どのように向かえば良いのでしょうか。

アクセス方法の概論

エトルタへのバスはル・アーブル、フェカン、そしてブーズヴィル= ラ=グルニエです。ブーズヴィル= ラ=グルニエからはバスの17系統、そのほかの2か所からは24系統で行けます。ただし、フェカンへはパリに1本で行くことができない(それに列車の本数も少ない)ので、現実的にはル・アーブルから行くのがベストです(17系統のバスは少ないため)。

これがスイスであれば1時間サイクルのパターンダイヤが形成されているでしょうから、フランスの不便さや殿様商売ぶりがわかろうというものです。

では、どのくらい不便なのかを表にまとめました。大まかにいうと、冬(11月~3月)、春秋(4月、5月、9月、10月)、夏(6月~8月)でダイヤが異なるので、簡単にパリからの早見表でまとめました。実際にはエトルタ村の公式ホームページのアクセス方法のページのバス時刻表を参考にしています。

まずは冬の時刻表です(表1)。

表1. パリ-エトルタ時刻表(冬)

パリ-エトルタ時刻表(冬)

冬は大変不便なダイヤです。日曜だとエトルタに午前中に着くことができません。これは殿様商売と言われても反論できません。列車も日曜運休、土曜のみ運転、平日のみ運転などを全てカウントしてようやく毎時1本に達するかどうかの本数です。列車も毎時1本を毎日運転、バスも列車との接続を前提とした1時間間隔か2時間間隔を確保してようやく最低限のサービスです。冬の通常の平日には17系統のバスは全く運転されないことに気をけましょう。

次に春と秋の時刻表です(表2)。

表2. パリ-エトルタ時刻表(春秋)

パリ-エトルタ時刻表(春秋)

バスの17系統の一部は5月は毎日運転(正確には4/22以降毎日運転)です。5月になると(正確には4/22以降になると)、日曜でも午前中にエトルタに着くことができます。

最後に夏の時刻表です(表3)。7月と8月には24系統で速達バスが運転されますが、この時刻表では省略しています。エトルタ行きは列車に接続する便がなく、エトルタ発でもそう多くないためです。

表3. パリ-エトルタ時刻表(夏)

パリ-エトルタ時刻表(夏)

金曜運転の17系統が多いことに気づかされます。パリで夜遅くまで働いた人が週末にエトルタに来ることを見込んだスケジュールです。さすがに土曜の夜にエトルタに着くことは想定していないのでしょう(土曜なら朝に出発したいからと簡単に想像できます)。なお、夏のピーク時はエトルタの発車時刻が20分ほど繰り上げられることがあります。これは、道路が渋滞しても国鉄の列車に接続できるようにするためです。

各ターミナルの場所

パリのターミナル、エトルタのバス停について確認しましょう!特に、17系統のエトルタのバス停の場所は要注意です。

パリの始発駅はサンラザール駅です。ここはパリで最も古い長距離ターミナル駅です。

図3. サンラザール駅の場所(googleマップより引用)

パリサンラザール駅はパリの中心部から北西よりにあります(図3)。

では、エトルタのバス停はどこなのでしょうか。まず、24系統のバス停の位置を示します(図4)。冬の17系統も同じ場所に発着します(冬の時刻表にはEtretat Mairieと書かれていました)。

図4. Etretat Mairie Bus Stopの位置(googleマップより引用)

このバス停は街の中心にあり、周囲にみやげ物屋やレストラン、そして観光案内所があり、特に問題ありません。では、17系統のバス停はどこでしょう。

図5. 17系統のバスのりば(googleマップより引用)

このバス停は村の中心から外れており、見つけるのに不便です。Etretat Mairie Bus Stopに17系統の時刻表が掲げれていますが、そのバス停で17系統を待っても17系統のバスはやってきません。本来のバス停までの地図がないとか頭がおかしいです。(地元の親切な人が教えてくれましたが、)フランスのシステムの不親切さはいかがなものでしょうか。

実際にエトルタに行く

では、実際にエトルタに行ってみましょう。

フランスの快速列車インターシティに乗る

エトルタの玄関口となるル・アーブルへはTGVは通っていません。在来線のインターシティに乗って向かいます。このインターシティには指定席はありません。全て自由席なので、予約なしで乗ることができます。ただし、事前に手配すると当日はスムーズですし、割引もありますので、往路は事前購入したほうが良いです(私は事前に購入して15ユーロで行けました)。

写真3. パリサンラザール駅の堂々たる駅舎

パリ側の始発駅はサンラザール駅です。この駅はパリで最も古い長距離ターミナル駅なので、街の中心に近く駅舎も立派なものです(写真3)。この駅までは地下鉄14号線などでアクセスできます。

写真4. 駅舎は広い

駅舎内部は広いです(写真4)。この駅の中を迷います。長距離列車は改札から向かって右側のホームから発車します。正直、ここまで広い駅である必要は感じませんでした。ある程度コンパクトなほうが駅構内で迷わずに済むのです。

写真5. ルアーブル行きは26番線から発車

ルアーブル行きは26番線から発車します(写真5)。ただし、この表示が出たのは発車20分ほど前でした。それまでは発車番線が確定されていないのです。これはヨーロッパの多くの国で主流のスタイルです。発車番線が事前にわかっているドイツ、オーストリア、スイスのほうが利用客にとってはありがたいです(このようにきちんとしているのがドイツ語を話す国というのは何かあるのでしょうか)。

写真6. ルアーブル行きが停車中

ルアーブル行きは堂々たる10両編成です(写真6、5両編成を2編成連結)。私が乗ったのは平日でしたが、1日13往復です。一部列車を5両に削減しても良いので、完全な1時間サイクルのパターンダイヤにしたほうが乗客としては便利です。

写真7. 2階建ての電車が停車中

この列車は電車による運転です。2階建ての車両で、座席数を確保するスタイルです(写真7)。日本の場合、長距離普通列車であってもスムーズな乗り降りを重視して座席数が少ない場合があります。それと比べると素直にうらやましいです。

写真8. 2階に向かう階段

2階に向かう階段です(写真8)。煙と何とかは高いところに登るという言い伝えがありますが、その通りに私は2階に向かいます。2階の一部車両は1等車なので、注意しましょう!

写真9. 2階の車内

2階の車内です(写真9)。フランスの他の列車と同じく、座席の向きは固定されています。少し早めに車内に入り、進行方向に向いた席を狙いたいものです。

写真10. 座席にはテーブルがある

2人掛けの座席にはテーブルが備わっています(写真10)。

写真11. テーブルを引き出した

そのテーブルを引き出した様子です(写真11)。私は7:50発の列車に乗りました。ホテルは朝食抜きのプランを選択したので、食事をまだとっていません(私は朝食をとらないとダメな人です)。そこで、駅でサンドイッチを買って、車内で朝食としたのです。

写真12. パリの再開発地区を行く

パリの市内は石造りの建物が並ぶ伝統的な街並みが広がります(※)が、郊外に行くと再開発されています(写真12)。パリが年々その影響力を伸ばしてきた結果です。

真のパリの訪問(シャトレ地区とレアール地区の魅力を紹介!)をご覧いただくと、雰囲気が伝わると思います。

写真13. 車両基地が広がる

写真14. 車両基地が広がる

サンラザール駅の近くには車両基地もあります(写真13-14)。大規模ターミナルの近くには車両基地があるのが定石です。パリ都心に地下線を建設して都心部の折り返しを縮小すれば、車両基地の規模は小さくできるでしょが、それをやらないのがフランス流なのでしょうか。

写真15. 川を渡る

川を渡ります(写真15)。セーヌ川の河口はノルマンディー地方です。これからの車窓のお供はセーヌ川です。

写真16. 郊外の駅を通過する

郊外の駅を通過します(写真16)。日本であれば複線でしょうが、フランスは贅沢に複々線の線路を建設しています。これはインターシティの高速運転にはプラスです。160km/h出ていそうな感覚です。

写真17. 郊外の住宅地を通過する

まだ郊外の住宅地です(写真17)。パリ大都市圏はかなり遠くまで広がっていることを実感します。市外に出るとのどかな景色が広がるベルリン市とは違いますね!

写真18. インターシティとすれ違う

インターシティとすれ違います(写真18)。この車両は通常の平屋構造です。あのタイプの車両はTGVに乗っているときにもすれ違いました。フランスでは多いタイプなのでしょう。

このあたりで検札が来ました。フランス国鉄お得意の前後挟み撃ち作戦です。車両の前から1人と、後ろから1人が検札にやってきて、その間の乗客は逃れられないシステムです。私は事前予約して印刷したチケットを見せて、問題なく終了しました。なお、私の近くの乗客は揉めていました。異国の私が問題なく、現地民が揉めるのか…。

写真19. まだ住宅街が続く

まだ住宅街は続きます(写真19)。このときパリから48分経過していました。単純計算で48kmも遠いところに来ていますが、それでも住宅街が目立つのです。ただし、東京圏とは異なり、高層マンションの類の建物はありません。この点は東京圏よりものんびりした様子が伝わります。

写真20. 農村を行く

このあたりから農村です(写真20)。フランスは農業国とされていますが、その知識を実感します。なお、隣の大国のドイツは工業国です。

写真21. 穀倉地帯を行く

穀倉地帯を走ります(写真21)。

写真22. ルーアン付近の景色

パリの次はルーアンに停車します。この間140kmをノンストップで走行します。ルーアンは人口10万人程度の都市です(写真22)。この140kmを70分で結びます。つまり、単純計算で時速120km/hを出していたことになります。日本の在来線特急も140km/h~160km/h運転をすれば良いのに(ただし、主要幹線の多くには新幹線が完成したという事実はあります)。なお、ルーアンはノルマンディー地方の中心都市とされています。

写真23. 農村地帯を行く

ルーアンを出発するとさらにのどかな景色が広がります(写真23)。この区間であっても10両編成のままです。

写真24. 農村地帯を行く

農村地帯です。フランスは平原が広がります。そのため、車窓は単調です(写真24)。

写真25. ブーズヴィル= ラ=グルニエに停車!

上で示したブーズヴィル= ラ=グルニエに停車します(写真25)。ここはインターシティが停車しますが、駅前はのどかなものです。

写真26. ル・アーブルが近づいてきた

写真27. ル・アーブルが近づいてきた

ル・アーブルに近づいてきました(写真26-27)。ル・アーブルは大西洋側の港湾都市で、人口17万人を誇ります。

写真28. ル・アーブルに到着!

ル・アーブルに着きました(写真28)。2編成併結している様子がわかります。

写真29. ル・アーブルに到着!

ローカル列車が停車しています(写真29)。

写真30. ル・アーブルの駅前は寂しい

駅前に出てみました(写真30)。近代的な駅舎がありますが、駅前は寂しいです。バス乗りばは駅を出て左手にあります。

ル・アーブルからエトルタまでのバス24系統

ル・アーブルに着いたらそこでおしまいではなく、次に24系統のバスに乗ります。

図6. ル・アーブルのバス乗りば

バス乗りばは、駅の裏手にあります(図6)。

写真31. 24系統のバスがいる場所

24系統のバスはバスターミナルのほぼ中央にあります。バスがとまっているこのあたりがあやしそうですね(写真31)!

写真32. やはり24系統の案内がある

やはり24系統の案内があります(写真32)。エトルタという文字が書いています。

写真33. 24系統のバスが停車中!

24系統が停車中でした(写真24)。バスには陽気な音楽がかかっていました。この点は日本のバスとは異なりますね!念のため、運転士さんに「エトルタ?」と聞いたら「ウィ」という返事が返ってきました。2ユーロ支払い、着席します。なお、このバスは満席になることもなく、エトルタまで立ちということも全くありません。「座れなかったらどうしよう?」という心配は不要です。

写真34. 快適なバス

快適なバスです(写真34)。本数が少ないので、なかなか利用しようという人もいないのでしょう。エトルタは渋滞していました。公共交通機関へのシフトを考えるべきです。比較的速度の速い列車が近くまでやってきています。フランス国鉄と連携し、1時間間隔でエトルタに入れるチャンスを確保すべきです。

写真35. ル・アーブルの街を走る

そんな私の不満はともかく、バスは出発しました。ル・アーブルの街を走ります(写真35)。

写真36. ル・アーブルの街を走る

まだ市街地です(写真36)。人口17万人ということは、スイスの首都ベルンよりも人が多いです。

写真37. 海が見える

このバスの良いところは地域の生活に直結していて、いろいろなところを走る点です。途中、海が見える区間もあります(写真37)。私はこれで3回目の海外旅行ですが、これが初めての海だったように思います。

写真38. 再び住宅街を走る

再び住宅街に入ります(写真38)。ここからエトルタまで海岸線を通ると思っていましたが、実際は内陸を走ります。このような地域密着型の道路を通るのは興味深いです。

写真39. 農村を走る

海岸線の美しい景色を眺められると思っていましたが、現実には農村ばかりです。同じフランスですが、パリとは異なり家々に彩りがあることに気づかされます(写真39)。

写真40. のどかな農村を走る

のどかな景色です(写真40)。

写真41. 牛がいる

写真42. 馬がいる

このような農村風景のアクセントというと、牛や馬でしょう。今回はきちんと撮影できました(写真41-42)。

写真43. 美しい村を通る

美しい村を通ります(写真43)。エトルタのような美しさがありますが、ここで間違えて降りてはいけません!エトルタに着いたかどうかは簡単にわかります。多くの人が降りるのがエトルタなのです。

写真44. エトルタに到着!

美しい村を通り、エトルタに到着です(写真44)。

エトルタを満喫

エトルタに来たら、絶景を満喫しましょう!

図7. エトルタの絶景ポイント2か所とバス停の位置(googleマップ)

エトルタの絶景ポイントです(図7)。便宜上、絶景ポイントを決めてしまいましたが、厳密にこの地点に行く必要はなく、目安として示しました。エトルタの絶景ポイントは2か所あり、村の東側と西側にあるということがわかれば充分です。

私は、東側のLa Falaise d'Amontから向かい、次にTunnel du trou à l'Hommeに向かいました。

東側の絶景ポイントに向かう

エトルタの中心街を通り、絶景ポイントに向かいます。パリ近郊の朝は雨でしたが、ここエトルタは晴れていました。でも、風は強くてやや寒かったです。8/15であっても、ある程度暖かい格好で行くのが必須です。

写真45. シーズンのエトルタは人が多い

シーズンのエトルタには人が多くいます(写真45)。観光地としての魅力は何がありますか?という質問の答えには多くのものが考えられますが、その1つに適度な人の多さというものがあるでしょう。人が多いから何か楽しそう、そのような感覚になるのです。エトルタはその条件を満たしています。

写真46. エトルタは華やかな村

人の多さに気を取られてしまいましたが、よく見ると、建物が華やかであることに気づかされます(写真46)。フランスの美しい場所は田舎にある、なんてインターネットで聞いたような気がしますが、このような要因かもしれません。

写真47. メイン通りから離れると人がいない

メイン通りをそのまま歩くと、両者の絶景ポイントの中間地点にたどり着きます。ショートカットばかりの人生の私は1本外れてショートカットします。道を1本外れるだけで人ごみから解放されます(写真47)。

写真48. 海岸線が近づいてきた

少しずつ海岸線が近づいてきました(写真48)。もうすぐで海岸線です。

写真49. 海岸線に出て左側(西側)を向く

海岸線に出ました。左側を眺めると、絶景ポイントを眺められます(写真49)。これを眺めるだけでもエトルタに来た意味があります。

写真50. 海岸線に出て右側(東側)を向く

最初の関門、東側の絶景ポイントを向きます。大自然を味わう観光スポットのエトルタです。当然、丘の上までアクセスできるエレベーターなどありません。自分の足が頼りです。丘の上に立っている人の大きさを見て一瞬げんなりしてしまいます。でも、行きましょう!

写真51. 階段が待ち構える

最初は建物に上がる感じの階段が待ち構えます(写真51)。

写真52. まだ階段が続く

この程度の階段では終わりません(写真52)。

写真53. 絶景ポイントはまだ先

階段を登ると、ひたすら丘の上を歩きます(写真53)。このあたりまで来たら、自分の満足するところまで歩いて引き返せば良いと思います。

写真54. 大西洋を眺める

ちょっと大西洋を眺めます(写真54)。

写真55. まだ先がある

まだ先がありますが、この程度で手打ちとします(写真55)。この先まで行っている人はそう多くありません。

写真56. 反対側を眺める

反対側の断崖絶壁を眺めましょう(写真56)!

写真57. 教会(有料!)がある

丘の上には教会もあります(写真57)。ここは有料なので、中には入りませんでした。

写真58. 犬も寒そうにしている

ペットも家族です。その家族を連れている人もいます。犬は絶景に興味ないのか、ただ寒そうにしています。

写真59. エトルタの村を眺める

2つの丘にはさまれた村、それがエトルタです(写真59)。

写真60. エトルタと絶景のコラボレーション

教会前からは美しい景色が眺められます(写真60)。

バス停から丘の入口まで徒歩11分、東側の絶景ポイントの観光に27分かかりました。人によって所要時間は異なりますが、バス停から15分、こちら側の観光に30分かかると見積もれば大丈夫でしょう。

西側の絶景ポイントに向かう

では、西側の絶景ポイントに向かいます。

写真61. 断崖絶壁を登っている人々

こちらも断崖絶壁です(写真61)。こちらを登ることも想像するだけでしんどそうです。でも、片方行けたからもう片方も行ける!

写真62. なだらかな坂が続く

さきほどの丘とは異なり、どちらかというと緩やかな坂が続きます(写真62)。

写真63. 先端は危険!

先端は危険です(写真63)。崖が崩れる危険性があります。フランス語だけではなく、わかりやすい図が載っています。

写真64. 危なっかしいポイントが見えてきた

そのような意味では危なっかしい場所ですね(写真64)。

写真65. 橋が見える

橋が見えます(写真65)。ここが先ほどの地図にマークした場所です。

写真66. 鳥がいる

このような断崖絶壁にも鳥がいます(写真66)。

写真67. 橋を渡って人が吸い込まれていく

橋を渡って人が吸い込まれていきます(写真67)。これは行かないと損ですね!

写真68. その橋から下を眺める

この橋はキャパシティが大きくないので、少し待たされます。少し待った後に橋を渡ります(写真68)。下を眺めると迫力があります。

写真69. エトルタを眺める

先ほどの場所に戻ってきました。丘の上からエトルタを眺めます(写真69)。

写真70. 雲の切れ間で海の色が違って見える

階段を下っている途中のことです。海の色が異なって見えます。手前側が海の色が暗く、奥のほうが明るいです。これは何だろうと5秒間考えこみましたが、奥には太陽の光が当たり、手前には当たらないことに気づきました。最後にトイレに寄ったりして36分かかって西側の絶景ポイントの観光を終えました。

食事などの時間を除けば、東側の丘30分、西側の丘40分、バス停への往復の30分を合計して、1時間40分あればエトルタの絶景を堪能できることがわかりました。

エトルタからの帰り道

旅行というのは、その場所に行っておしまいではありません。無事に出発地点に戻って旅行は完結するのです。では、帰りはどうだったのでしょうか。私の当初の予定では13:25に出発する17系統のバスに乗って、パリに16:30前に戻るつもりでした。

写真71. エトルタのバス停に掲げられていたバスの時刻表

エトルタのバス停に時刻表が掲げられています(写真71)。確かに13:25発があります。しかし、この時刻表は別のバス停のものです。13:40を過ぎても当該のバスが来ないので、様子がおかしいことに気づき、観光案内所に聞いて判明した事実です。バス停の時刻表にEtretat Mairieと書いていない場合は、観光案内所にバス停を確認するのが得策です。

写真72. エトルタ郊外のバス停

エトルタ郊外のバス停までやってきました。15:41の発車予定ですが、実際には15:21ごろに発車します。これは夏の渋滞を見越して20分早く出発して、所定の国鉄列車に接続するためです。

写真73. 17系統のバスがやってきた

17系統のバスがやってきました(写真73)。夏のバカンスシーズンの道路が渋滞するのは自動車が多いためです。では、その自動車利用客の一部をバスにシフトさせれば?きっと、渋滞は見違えるように解消することでしょう(渋滞は1.2倍程度の交通量で発生します、つまり2割自動車を減らせれば渋滞は解消!)。それにはバスの本数を増やすとともに、バス停を中心部に移動するのが良いでしょう。

私が行ったのは8/15ですが、この日は接続予定の国鉄列車はありません。何のための繰り上げだか(休日であれば意味ありますが…)。

写真74. 田園風景を走る

田園風景を走ります(写真74)。ただし、あまり景色は覚えていません。丘へのハイキング、バス停が違うことによる焦り、これらによる疲れが私を眠りに誘ったのです。

写真75. 国鉄駅に到着!

あっという間に国鉄駅に着きました(写真75)。眠ったのであっという間なのです。この駅でパリまでのチケットを買いました。観光が終わる時間は読めないので、復路の乗車券は当日に購入するのが賢いやり方です。どうせ、全車自由席なので、事前手配のメリットは料金面しかありません。

写真76. ローカル列車がやってきた

駅で1時間近く待ち時間があります。その間にローカル列車がやってきました。記念撮影です(写真76)。ここで私は違和感を感じました。この駅は東西方向に線路が伸びていて、東側がパリ、西側がル・アーブルです。私は北のエトルタからこの駅にやってきました。それなのに、先発のル・アーブル行きは右から左に向かいました。南を向いている際、左手は東なので、これは何かおかしいです。変な感覚があるものの、パリ行きの列車に乗りこみました。

この記事を執筆している際に、地図を改めて確認したら、駅舎は線路の南側にあります。道理で方向感覚が合わないわけです。

写真77. 列車の2階席

列車の2階席です(写真77)。往路の車両よりもビンテージ感ある車両でした。

写真78. 美しいセーヌ川

写真79. 美しいセーヌ川

美しいセーヌ川が車窓を彩ります(写真78-79)。

写真80. FLiXBUSを追い抜く

先ほどの17系統のバス停にFLiXBUSが停車していました。17系統をずっと待つのであれば、FLiXBUSも手でしたがパリ到着時刻は列車より遅いため断念しました。このFLiXBUSは別の系統でしょう(写真80)。

写真81. パリに戻ってきた

パリに戻ってきました(写真81)。

写真82. サンラザール駅まで戻ってきた

サンラザール駅に到着です。当初は16:10に戻る予定でしたが、バスに乗れなかったハプニングがあり、19:10になってしまいました。当初の予定では3時間程度のパリ観光を考えていましたが、その計画は断念です。弊ブログのパリ観光の中では最後に書いていますが、実はエトルタはパリ到着2日目(1日目は17時台に着き、エッフェル塔のみ観光)に行きました。だから、パリを少しでも満喫したかったのですが、それは断念です(意地でホテル周辺の散策をしたのはまた別の話です)。

エトルタ観光のまとめ

エトルタはパリから日帰りで行ける場所です。現地の滞在時間を最小限に留め、かつバスにスムーズに乗れるのであれば、夕方からパリ観光は可能です。でも、現地でちょっと食事をしたり、商店を眺めたりしたいのであれば、丸1日必要な場所です。それでも、絶景や華やかな街並を堪能できるので、パリから足を延ばしてパリ以外のフランスを味わうにはちょうど良い場所です。実際に現地に行き、治安の悪さも感じません。バスに乗れずに困っている私に対して正しいバス停の場所を教えてくれた現地の人など、人の良さも感じられたショートトリップでした。

前後を読みたい!
さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?

←(前)パリの郊外電車(RER)と国鉄を楽しむ(一部始発・終電情報あり、19年パリ観光)

パリからの日帰り旅行:絶景のエトルタ観光(アクセスも紹介、19年夏)←今ココ!

★パリの観光についてまとめたページはこちら。パリ観光の計画に大いに役立ちます
パリのおすすめスポット10選まとめとモデルコース(19年夏パリ観光)(次)→

この旅行記の案内・目次・まとめページはこちら
ハンガリー、スイス、フランス旅行のまとめと振り返り

※それぞれ別ウィンドウで開きます。

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