仙台駅前に位置するホテルモントレ仙台。ここはプラハ風の内装ということもあり、日本にいながら中央ヨーロッパの風を感じられる空間です。そんなホテルモントレ仙台を堪能しました。
写真1. 出入口も素敵!
ホテルモントレ仙台の感想まとめ
ホテルモントレ仙台の感想をまとめると以下の通りです。
- 外観や館内はプラハ風の世界が演出されており、中央ヨーロッパ気分を味わえる
- コンセントの数や天然温泉など、日本のホテルに必要な機能は兼ね備えている
- 食事はベーシックなものや仙台名物が多く、中欧の料理が口に合わない心配は不要である
- 仙台駅から近く、仙台の市街地側に位置し、観光などの拠点にも便利な立地である
以下で詳細を示します。
ホテルモントレ仙台へのアクセス
まず、ホテルモントレ仙台へのアクセスを述べましょう。
図1. ホテルモントレ仙台の位置(googleマップより引用)
ホテルモントレ仙台は新幹線の仙台駅の出口から徒歩5分以内の立地です(図1)。仙台の中心街は仙台駅の西側にあり、そのような意味でもこのホテルは便利な立地です。
写真2. 仙台駅西口の様子
仙台駅西口の様子です(写真2)。ホテルモントレ仙台は駅の南西側にありますから、西口を出る際には左側に向かう必要があります。もうホテルモントレ仙台が見えており、この写真中央付近のクリーム色の建物です。
写真3. 歩道橋を降りて歩道を歩く
歩道橋で手前の大通りを渡り、奥の歩道に進みます(写真3)。
写真4. ホテルが見える
中央ヨーロッパ風の扉が見えます。ここがホテルの入口です(写真4)。
ホテルモントレ仙台の施設紹介
肝心なことは室内などの様子でしょう。そこで、館内の様子を紹介します。
復習:プラハ風?
ここまで「プラハ風」「中央ヨーロッパ(中欧)」などの聞きなれない単語が出てきました。そこで、ここではプラハやら中央ヨーロッパやらの概念を簡単に紹介しましょう。
プラハはチェコの首都です。2度の世界大戦で街があまり破壊されなかったこと、戦後の共産主義の導入による緩やかな成長(資本主義国ほどの急激な成長ではない)などの要因があったためか、プラハは中世の街が残っているとされています。
写真5. プラハ旧市街の様子
では、そのプラハが首都である国である、チェコはどこにあるのでしょう。
図2. チェコの位置(googleマップより引用)
チェコはヨーロッパの中央付近に位置します(図2)。確かに平面の地図で見ると、西のポルトガル、東のロシア(のモスクワ)のちょうど中間に位置します。このあたりは中央ヨーロッパと言われることが多く、スイス、ドイツ、オーストリア、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、スロベニアなどがその中央ヨーロッパに分類されます(中央ヨーロッパという区分がなく、西ヨーロッパと東ヨーロッパという区分けもあります)。
中央ヨーロッパはマイナーなイメージがありますが、意外と治安も良く、古い町並みが残っている場所も多く、観光地としても良いでしょう。
ロビーなどの共用部分
部屋に入るまでに目に入る部分を紹介します。
写真6. ロビー付近の様子
写真7. ロビー付近の様子
ロビー付近の様子です(写真6、写真7)。プラハ風の古風な内装が再現されています。
写真8. 1Fのエレベータホールの様子
1Fのエレベータホールの様子です(写真8)。この再現は見事と思います。
写真9. エレベーターの内部
エレベーターで移動しました。その内装も中世の様子が再現されています(写真9)。
写真10. エレベーターの内部
違う角度から撮影しました(写真10)。中世の雰囲気です。中世にはエレベーターがなかったことに触れないのが大人のマナーです。
写真11. 廊下の様子
廊下の様子です(写真11)。ここもクラシカルな雰囲気です。
室内の様子
では、室内に入ってみましょう。
写真12. 室内の様子
室内の様子です(写真12)。ホテルの客室に求められる機能はそう変わりませんが、普通のビジネスホテルと異なる雰囲気を感じます。
写真13. テレビ付近に視線を変える
先ほどの写真の右側に視線を変えました(写真13)。
写真14. ベッド付近の様子
今度はベッド付近の様子です(写真14)。雰囲気が異なり、プラハ風な雰囲気が演出されます。では、何がプラハ風でしょうか。プラハであり、他の都市ではないのは何なのでしょうか。
(再掲)写真15. プラハの旧市街
写真16. ウィーンの旧市街
ここでプラハとウィーン(チェコの南隣、オーストリアの首都)の写真を眺めてみました(写真15、写真16)。プラハの旧市街(左)には多くの彩度の高い色が使われており、部屋のなかも茶色の家具や緑系の壁などの色が使われています。これがこの部屋のこだわりなのでしょう。
写真17. ベッド上の窓
私が宿泊した部屋は角部屋でした。そのため、ベッド上にも窓があります(写真17)。
写真18. テレビのほうを眺める
テレビ方向を眺めます(写真18)。テレビを観るのは、椅子に座ってテーブルに向かうよりも、ベッドからのほうが良さそうです。
写真19. テレビの後ろの電源
テレビの後ろに電源が付いています(写真19)。ここには2か所あります。
写真20. ベッドわきの電源
ベッドわきに電源があります(写真20)。
写真21. 入口を振り返る
入口を振り返ります(写真21)。入口もドアも独特の色づかいであり、プラハの街並の色彩を意識していることがわかります。このような色づかいは少し間違えると散漫な印象になりやすく、注意深く色を選定したことが伝わります。
写真22. ハンガーがある
洋服を掛けるスペースがあります(写真22)。
写真23. 時計が独特
時計も独特で、プラハ風を意識しています(写真23)。
写真24. バス・トイレの風景
バス・トイレの様子です(写真24)。この設備は日本の条件に合致しています。海外の場合は、バスがなくシャワーだけの場所もあります。
写真25. バス・トイレの様子
別角度から撮影しました(写真25)。
写真26. バスの窓が美しい
バスの窓が美しいですね(写真26)。
朝食の様子
ここでは朝食付きのプランを予約しました。その朝食の様子を紹介しましょう!
写真27. 朝食会場の様子
朝食会場の様子です(写真27)。
写真28. 朝食会場の様子
朝食会場の様子を別角度から撮影しました(写真28)。
写真29. 料理が並ぶ
朝食はブッフェ形式で、仙台名物や一般的な朝食が並びます(写真29)。プラハ風のホテルをいうのであれば、ハム(欧州のホテルには多かったように記憶しています)やグラーシュ(中欧で広く提供される料理)が欲しいとことですが、日本のホテルにそこまで求めるのは酷しれません。
写真30. 盛り付けの一例
盛り付けの一例です(写真30)。
ホテルモントレ仙台に泊まってみて
今回、仙台駅に近いという理由でホテルモントレ仙台を選択しました。「プラハ風」をうたうホテルですが、きちんとその世界観を描いていることに驚きました。特に内装の多色使いは一歩間違えると散漫な印象になるだけに、そのような印象にならない点が強く記憶に残っています。
仙台にプラハ?という疑問もありましょう。しかし、旅は知らない世界に触れることです。そのような意味では、宿泊先にこのような宿泊施設を選ぶことも良いでしょう。