多くの城跡が残る欧州。しかし、なぜかスイスでは有名な城跡を見学できる場所が少ないです。そのほぼ唯一の例外がシヨン城です。そんなスイスで貴重な城跡を見学しました。
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写真1. レマン湖にそびえたつシヨン城
復習:シヨン城の概要
シヨン城の概要を紹介します。必要に応じ公式サイトもご参照ください。
- 場所:スイス連邦ヴォ―州ヴェイトー
- 営業時間:9:00~19:00(最終入場は18:00)
- 入場料:13.5スイスフラン(スイストラベルパス所有者は無料)+オーディオガイド6スイスフラン
図1. シヨン城の位置(googleマップより引用)
シヨン城はレマン湖近くに位置する城です。ここは山が湖沿いにせり出していて太古の昔より欧州の北と南の通行を監視する、戦略上の拠点でありました。
そんな地形上の要衝にシヨン城は建設され、以下の3つの時代に区分されます。
- サヴォア家領時代(1536年まで)
- ベルン人所有時代(1536年~1798年)
- ヴォ―州所有時代(1798年~)
シヨン城はもともとこのあたりのサヴォア家がこのあたりを支配していました。このときの末期には捕虜の収容所として使われていました。有名なのはフランソワ・ド・ボニヴァールでしょう。1530年にサヴォイア公から祖国を守ったためにそこで投獄されました。ただし、この人にとっては1536年のベルン人到来は朗報でした。ベルン人によって解放されたのです。
ただし、ベルン人(ドイツ語)の時代も250年程度で終わります。1798年にヴォ―州がベルン人を追い出し、このあたりをフランス語エリアになったのでした。これがなければ、スイスのこのあたりがフランス語圏でなくドイツ語圏だったと思うと、歴史の歯車の繊細さに思いがめぐります。
注意スイス西部にシオンという場所があります。ここと混同しないようにご注意ください。
図2. シオンの位置(googleマップより引用)
シオンはヴァリス州の州都でヴォ―州にさえありません。今回取り上げるシヨンはChillonと表記し、この都市はSionと表記します。モントルーから南に行く列車はシオンにも停車する便があるので余計にややこしいですね!幸いなことにフランス語では表記が異なりますので、フランス語表記の現地地名を記憶すれば全く問題ないでしょう!
重要シヨン城に入場する際や、バスや鉄道という移動手段を使うのにあたり、クレジットカードを持つと便利と感じました。私はエポスカード(VISAブランドが使える年会費無料のカード)を使いましたが、かなり便利でした。海外旅行に使えるカード:エポスカードで詳細を紹介しています。
シヨン城へのアクセス
シヨン城へのアクセスはどうでしょうか。アクセスの起点にもよりますが、近くの拠点のモントルーからアクセスすることが多いと思います。そこで、モントルーからのアクセスを記します。
図2. モントルーからシヨン城の経路(googleマップより引用)
シヨン城には鉄道かバスで行くことができます。鉄道だとVeytaux-Chillon駅が最寄です。バスだとVeytaux, Château de Chillonが最寄です。鉄道は毎時1本のS3のみ停車(S4を含む他の運転系統はVeytaux-Chillonを通過)、バスは10分間隔です。バスだと2ゾーンぶんの3.7スイスフランがかかります。私はユーレイルグローバルパスを使ったので、鉄道は実質無料で行けました。
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写真2. モントルー駅の3番線にやってきた
モントルー駅の3番線にS1系統がやってきました。この路線にはS4系統もありますが、なぜかモントルー以南は通過駅があり、シヨン城最寄には停車しません。毎時2本のほうがシティ電車らしいように思いますが、近距離輸送はバスに委ねるということでしょうか。
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写真3. フランスを思わせる場所を走る
フランスを思わせる場所を走ります(写真3)。建物の造形、フランス語の表記、前日までいたチューリッヒなどとは異なります。
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写真4. フランスを思わせる場所を走る
フランスを思わせるモントルー市街を走ります(写真4)。スイスが地域によって表情が異なるという話も納得できます。
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写真5. レマン湖沿いを走る
レマン湖沿いを走ります(写真5)。
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写真6. 駅に到着!
モントルーから2つ目で降ります(写真6)。
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写真7. 電車が去っていった
電車が去りました(写真7)。先頭形状が何となくE233系電車に似ているように見えます。
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写真8. 城の案内がある
迷うことはありません(写真8)。城のピクトグラムがあり、その方向を示しています。
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写真9. 城が見える
レマン湖沿いを歩くと、南側にシヨン城が見えます(写真9)。
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写真10. シヨン城が見える
シヨン城が近づいてきました。モントルー駅で入線する電車を撮影してから、ここまでわずか13分です。
シヨン城の観光
さて、シヨン城を楽しみましょう!
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写真11. シヨン城を眺める
シヨン城を眺めます(写真11)。
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写真12. 料金一覧
料金一覧です(写真12)。ここには日本語のオーディオガイドもあるので良いですね!
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写真13. 入口
シヨン城の入口です(写真13)。昔は難攻不落の城(といってもベルン人とヴォ―州の革命の2回攻められていますが)でしたが、現在はお金を払えば誰でも入れます。
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写真14. 湖を渡る
湖を渡ります(写真14)。
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写真15. 城に入った
城に入りました。この城はもともと岩の上に作られ、それが拡張されました。その入口に立ち、奥を眺める格好です(写真15)。ここからは順路にしたがって見学します。そうすると、オーディオガイドの説明が頭に入りやすいです。
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写真16. 城の模型
この模型を見たほうがわかりやすいでしょうか(写真16)。レマン湖上にある城です。さて、各部屋を見学しましょう!
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写真17. 物置がある
物置というか倉庫があります(写真17)。
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写真18. 岩を行く
岩の空間を歩きます(写真18)。
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写真19. 倉庫
昔の倉庫です(写真19)。ベルン人はここを兵器庫として使っていましたが、いずれにしても倉庫であることには変わりません。
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写真20. 倉庫の小窓からレマン湖を眺める
倉庫の小窓からレマン湖を眺めます(写真20)。
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写真21. 牢獄
牢獄があります。
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写真22. 牢獄
ここも牢獄です(写真22)。フランソワ・ド・ボニヴァールも幽閉されていました。この人はベルン人によって解放される(サヴォア家にとっての脅威をサヴォア家の敵が救うのも当然でしょう)のですが、どうやらこの城はベルン人には冷たい記述・解説です。この城の管理者がヴォー州(ベルン人から奪い取った立場)なためでしょうか。
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写真23. 地下礼拝堂
地下の礼拝堂です(写真23)。雰囲気が監獄…。
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写真24. 地上に戻ってきた
地上に戻ってきました(写真24)。何か安心します。
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写真25. 中庭
第二の中庭です(写真25)。シヨン城を外から見ると石造りに見えますが、ここから見える建物には木も使われています。
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写真26. 別の建物は石造り
別の建物は石造りです(写真26)。シヨン城は増築が繰り返され、全部の建屋が同じ時代ではないのです。
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写真27. 再び建物に入る
再び建物に入ります(写真27)。
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写真28. 城主の食堂
城主の食堂です(写真28)。
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写真29. 城主の食堂
食堂を別のアングルから撮影しました(写真29)。当然ながら、現代の客にはここで食事は出ません!
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写真30. イカした照明
イカした照明がありました(写真30)。シヨン城現役時代は電気が実用化されていないので、ろうそくを光源としていたのでしょうか。
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写真31. レマン湖が見える
食堂からレマン湖を眺めることができます(写真31)。
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写真32. 寝室の間だったところ
寝室の間です(写真32)。室内の装飾はサヴォア家時代のものではなく、ベルン人時代のものです。
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写真33. 寝室の間の調度品
寝室の間の調度品です(写真33)。サヴォア家時代のものと期待しましたが、実際にはもう少し新しく19世紀か20世紀のものです。
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写真34. 寝るスペースが他にもある
シヨン城は当時としては大きな建物で、多くの人が住んでいました。そのため、寝室は他にもありました(写真34)。サヴォア時代とベルン人時代で寝室が異なっていたという面もあると思います。
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写真35. 伯爵の部屋
伯爵の部屋でしょうか(写真35)。
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写真36. このあたりの地図
このあたりの地図が掲載されていました(写真36)。スイスとフランスの国境が描かれていないので、昔のものでしょう。
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写真37. 紋章の間
紋章の間です(写真37)。ベルンの代官たちの紋章が施されていますが、代官の自己顕示欲が強くないですか?私なら代官であっても紋章を施してほしくないし…。
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写真38. ところどころでレマン湖を眺められる
ところどころでレマン湖を眺められます(写真38)。普段は優雅な風景であっても、いざとなったら敵を発見するという意味もあったかもしれません。
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写真39. 領主の寝室
領主の寝室です(写真39)。
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写真40. 良い感じの階段がある
良い感じの階段があります(写真40)。このようなものを見るとワクワクします。
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写真41. 壁に独特の装飾がある
壁に独特の装飾があります(写真41)。サヴォア家に由来する装飾の場所でベルン人も寝たくないだろうね…。
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写真42. 風呂の様子
風呂の様子です(写真42)。ベルサイユ宮殿と異なり、トイレの間があります。
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写真43. 当時の様子を描いたもの
当時の様子を描いたものです(写真43)。今と使われかたが異なります。
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写真44. トイレ
トイレです(写真44)。現代の来場客用のトイレは別の場所にあるので、心配は不要です。
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写真45. 昔を思い出させる階段
昔を思い出させる階段です(写真45)。
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写真46. この階段を降りる
この階段を降ります(写真46)。風情があって良いと思います。
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写真47. 板張りの部屋
板張りの部屋にやってきました(写真47)。サヴォア家時代は女性が住んでいました。
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写真48. 中庭がある
中庭があります(写真48)。このような空間も昔の雰囲気があり、良い感じです。このあたりで風景を眺められます。
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写真49. 北側を眺める
北側を眺めます(写真49)。
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写真50. 北西側を眺める
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写真51. 南側を眺める
南側を眺めます(写真51)。
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写真52. 礼拝堂
サヴォア家時代の礼拝堂です(写真52)。現在に至るまでずっと礼拝堂として使われていたのではなく、ベルン人時代は火薬倉庫でした。ベルン人は大胆だ!
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写真53. 中庭を通る
中庭を通ります(写真53)。欧州の旧城という感じがあり、風情があります。
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写真54. サヴォア家時代のパーティ部屋
サヴォア家時代のパーティ部屋です(写真54)。ベルン人時代は製粉部屋でした。製粉部屋として現代に残さないのが、現在管理するヴォ―州の立場がわかります。
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写真55. 製粉機は残されていない
製粉機は残されていません!雰囲気の良い部屋です。配色的にはシックとクラシックの中間でしょうか。
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写真56. 貸しホールとしても使用
貸しホールとしても使用しているため、現代の椅子があります(写真56)。椅子も雰囲気に合うように赤系の色相が採用されています。
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写真57. 拷問部屋
拷問部屋です(写真57)。正直ここの見学はpassです。
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写真58. 古い通路を行く
このような古城を堪能するポイントは人それぞれでしょう。個人的には、各部屋の説明を聞くよりも、このような空間を楽しむのがポイントだと思います(写真58)。
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写真59. 新しい間
新しい間です(写真59)。こんなに間があると迷いそうです。
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写真60. 書斎の間
書斎の間です(写真60)。現代的な感覚でいうと、シオン城の事務室でしょうか。
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写真61. 書斎の間の様子
書斎の間の様子です(写真61)。
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写真62. 良い感じの照明もある
良い感じの照明もあります(写真62)。
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写真63. 中庭に出てきた
中庭に出てきました(写真63)。ここから旧街道も監視していました。
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写真64. 城の中は入り組んでいる
城の中は入り組んでいます(写真64)。
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写真65. 入り組んだ城内を歩く
入り組んだ城内を歩きます(写真65)。
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写真66. まさに旧街道方面が見える
まさに旧街道方面が見えます(写真66)。
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写真67. 狭い城内を歩く
狭い城内を歩きます(写真67)。
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写真68. 応接室
応接室があります(写真68)。ただし、この空間は鍛冶場や大砲運搬車の格納庫と、時代によって用途が異なります。
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写真69. 大砲が置いてある
大砲が置いてあります(写真69)。
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写真70. 監視回廊を歩く
監視回廊を歩きます(写真70)。
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写真71. 監視回廊を歩く
監視回廊を歩きます(写真71)。
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写真72. レマン湖を監視!
レマン湖を監視します(写真72)。フランスの方角から不穏な動きもありません。
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写真73. 高速道路を監視!
城の先に高速道路が見えます(写真73)。
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写真74. 中庭を見下ろす
中庭を見下ろします(写真74)。
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写真75. 天守閣に登る
天守閣に登ります(写真75)。
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写真76. 天守閣の様子
天守閣の様子です(写真76)。
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写真77. 天守閣から下を眺める
天守閣から下を眺めます(写真77)。
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写真78. 南を眺める
南を眺めます(写真78)。
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写真79. 貨物列車が走っていった
シヨン城は昔から南北方向の要衝の地にありました。今でもスイスの南北軸の1つとして活躍しています。その証拠に貨物列車が通りました(写真79)。
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写真80. 西側を眺める
西側を眺めます(写真80)。
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写真81. 北側を眺める
北側を眺めます(写真81)。モントルー方面が見えます。
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写真82. 東側を眺める
東側を眺めます(写真82)。国道と鉄道が近い場所にあり、昔であれば人の流れをコントロールできた場所であることがわかります。
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写真83. 中庭に戻ってきた
中庭に戻ってきました(写真83)。
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写真84. シヨン城の入口付近
入口付近に戻ってきました(写真84)。
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写真85. 美しいシヨン城!
美しいシヨン城です(写真85)。
シヨン城を訪問してみて
今回、スイスでは数少ない城跡ということで、シヨン城を訪問しました。昔ながらの建物、時代によって微妙に異なる建物の雰囲気、そしてそこに隠された数多の歴史。城は雰囲気を堪能するのも良いですが、その背景にある歴史を知る(シヨン城は日本語の解説もあるので一般常識があれば問題ありません)とより楽しめました。
現在のスイスは永世中立国ということで、スイスそのものが争いに巻き込まれることはなく(近代以降の歴史でもそう)、表向き平和なイメージがあります。しかし、それ以前は欧州の各国と同様、侵略した・されたという戦いの歴史があり、シヨン城もそれに巻き込まれていました。
展示物の解説を読んだり聞いたりすると、ベルン人にあまり良い感情を持っていなさそうと邪推しました。城を建設したサヴォア家から奪い取ったという事情や、ドイツ系(ベルンはドイツ語圏です)とフランス系(ヴォ―州はフランス語圏です)という違いがあるのかもしれません。
そのようなことをいろいろ考えたシヨン城訪問でした。
重要旅行にはクレジットカードとインターネット環境が重要です。特にエポスカードは年会費無料・最初に商品券相当ぶんの還元があるので、持って損はないと思います。
私は以下の2つを手配しましたが、類似のサービスであれば問題ないと思います。
- エポスカード(VISAブランドが使える年会費無料のカード)
- 海外WiFiレンタル【WiFiBOX】(余計な付属品がないので軽く、通信速度も満足できるコストパフォーマンス良好な通信環境)