氷河急行の列車旅(予約方法と車窓を収録、ブリーク→クール)(25年夏)

記事上部注釈
弊サイトでは実際に利用したサービスなどをアフィリエイトリンク付きで紹介することがあります

スイスで最も有名な列車、それが氷河急行です。そのあこがれの氷河急行に実際に乗りました。沿線風景だけでなく、氷河急行の概要や予約方法もまとめました。

写真1. 幻想的な風景を走る

情報

氷河特急という表現もありますが、Glacier Expressの日本語訳のしかたであり、氷河急行と氷河特急は同一です。Expressを急行と翻訳するのが一般的なことと、速度は「特急」にふさわしいものでないために、本記事では「氷河急行」と記します。どちらの表現でも問題ありません。

復習:氷河急行の概要

最初にスイスの景勝路線と氷河急行の地位について簡単に示します。

図1. スイスの景勝路線の一覧(スイス・グランドトレインツアーより引用)

スイス政府が指定する景勝路線の一覧を示しました(図1)。チューリッヒを起点にスイスの「絶景」を1周するような路線を紹介しています。

このなかで氷河急行(氷河特急)はスイス南部を東西に縦貫するルートを取っています。概要を下に示しました。

氷河急行の概要
  • 区間:ツェルマット-サン・モリッツ
  • 全区間所要時間:7時間30分目安 
  • 本数:1日2往復(5月上旬-10月中旬は区間により1日4往復)
  • サービス概要:全車展望車、全席指定席、オプションによる食事サービスあり(食堂車はない)
  • 座席指定料金:49スイスフラン(短距離だと39スイスフラン)

概要を簡単にまとめました。氷河急行スイス南部の山岳地帯を走り、その風景を展望車から堪能できる列車と表現できます。全区間乗車すると7時間半くらいかかります。冬期は1日2往復、夏は1日4往復運転されます。ただし、10月中旬から12月上旬は運転されません

展望席が付いた列車なので、全席指定制であり、指定席券がないと乗ることもできません指定席券は基本的に49スイスフラン(短区間だと39スイスフラン)です。スイストラベルパスやユーレイルパスグローバルは有効ですが、それに加えて座席指定が必要であり、49スイスフラン(区間によっては39スイスフラン)支払うということです。

食事は座席予約の際に付けることができます(もちろん食事なしで乗車も可能です)。当日に座席から軽食を注文することもできます。食事は座席指定料金とは別にかかります。

氷河急行の座席予約方法

次に、氷河急行の座席予約方法を記します。ここでは中間マージンの取られない公式サイトから直接予約する方法を記します。私は8/17ぶんの予約を5/21にしましたが、かなりの座席が埋まっていました。座席予約は90日前から可能ですので、早めの予約が肝心です。

1) 公式サイトを開き、BOOK NOWのボタンをクリック

図2. 氷河急行公式サイト(季節によって背景が異なります)

90日前から座席を予約できます。特に夏は座席予約が売り切れるのが早いので、早めに公式サイトを開きます。

2) 等級を選択

図3. 等級の選択画面

等級の選択画面です(図3)。1等のレイルパスをもっていれば1等(1st)を、2等のレイルパスをもっていれば2等(2nd)をクリックします。エクセレントクラスは氷河急行に金銭を費やすことができる場合にクリックします(1等よりグレードの高い車両です)。

3) 日時を選択

図4. 区間と日時を選択する画面

次に区間と日時を選択する画面です(図4)。私はブリークからクールを選択しました。

4) 列車選択画面

図5. 列車を選択する画面

列車を選択する画面です(図5)。この区間が氷河急行のハイライトともいえる区間ですが、それだけ抜き出して乗っても4時間かかります。この後は座席を選択し、乗車する人の個人情報(パスポートと見比べるのに必要なのでしょう)や決済方法を選択します。決済方法にはJCBカードは使えません。エポスカードを用意するのが良いでしょう。

このときに食事(軽食かコースを選べます)を付けるかどうかも確認されます。私は空腹で列車旅をしたくないので、食事も予約しました。

5) 決済完了!

図6. 決済完了画面

このあたりは一般的なインターネットショッピングと同様ですが、決済が終了したらBooking complateが表示されます。そして、登録していたメールアドレスにメールとPDFファイルが届きます。

旅行書類:チケットは含まれていません。予約に加えて、有効なチケットをチケット確認時に提示する必要があります。チケットをお持ちでない場合は、列車内で回収されます。

飲食:車内では現金での支払いはできません利用可能なカードは、Maestro、Visa、Mastercard、American Express、Postcard、およびTwintです。

変更 / キャンセル:予約は変更も返金もできません

RhB鉄道から送信のPDFファイルより引用後自動翻訳機能で日本語に翻訳

余談ですが、PDFファイルに記されていた会社名は(マッターホルン・ゴッダルト鉄道でなく)レーティッシュ鉄道(RhB鉄道)でした。もしかしたら幹事会社はRhB鉄道なのかもしれません。そう!氷河急行の運行はスイス国鉄でなくスイスの私鉄による運行です。

氷河急行の車内

風景が楽しめるのが氷河急行の売りです。では、どのような車内でしょうか。1等車の車内を紹介します。

写真2. 窓が大きい1等車の車内

1等車の車内です(写真2)。天井近くまで窓が伸びています。通常の車両だと荷棚がありますが、窓にスペースを取られるため、出入口周辺に荷物置き場があります。

写真3. 室内の様子

もう少し別の角度から車内の様子を紹介します(写真3)。窓は大きいですが、よく見ると曲線ガラスは採用されておらず、直線的な雰囲気を感じます。

写真4. 窓と照明の様子

窓と照明の様子です(写真4)。直射日光が当たる天井付近の窓ガラスは着色されており、太陽光の差し込みを和らげています。

写真5. トンネルに入ったときの様子

トンネルに入ったときの様子です(写真5)。照明や壁の配色(シックな配色に見えました)から、高級さを感じます。

写真6. 窓側の照明がおしゃれ

氷河急行では座席にいながら軽食や飲みものをオーダーできます。そのメニュー立てが補助照明を兼ねており、おしゃれさを感じます(写真6)。

写真7. テーブルを展開できる

向かい合わせの座席の間にテーブルがあり、そのテーブルを展開できます(写真7)。これも高級感ある色です。

写真8. 電源への接続も可能

電源への接続も可能です(写真8)。イヤホンも配られ、ポイントで沿線の多くの情報を教えてくれます(日本語による案内もあります)。

写真9. 売店スペースもある

1等車と2等車の境には売店もあります(写真9)。売店でおみやげなどを買えるとともに、等級の異なる乗客が混ざらないようにするための事実上の「関門」としての機能もあるように見えました。

写真10. 荷物置き場は荷物がぎっしり

荷物置き場は荷物がぎっしりです(写真10)。みんな荷物が多すぎでは?私は荷物を座席の下に収納しました。海外旅行でもその程度の荷物だと身軽で動きやすいです。

写真11. お手洗いも清潔

お手洗いも清潔です(写真11)。

写真12. お手洗いも清潔

お手洗いも清潔です(写真12)。

写真13. 食事のメニュー

食事のメニューです(写真13)。

写真14. 食事のメニュー

食事のメニューの一例です(写真14)。種類はそこまで多くありませんが、車内で食べるぶんには必要十分でしょう。氷河急行の公式サイトに車内メニューが掲載されています。

氷河急行の車窓を楽しむ

さて、実際に氷河急行の車窓を楽しみます。

Step1. ブリーク駅での乗車

写真15. ブリーク駅

ブリーク駅は国鉄駅と少しだけ離れています(写真15)。国鉄でここまでやってきて乗りかえ列車がないとあせるかもしれません。駅前広場に路面電車のようなホームがあり、そこから氷河急行が出発します。

写真16. 氷河急行がやってきた

氷河急行がやってきました(写真16)。国を代表する観光列車と簡素なホームの対比が興味深いです。

写真17. 機関車を先頭にやってきた

機関車を先頭にやってきました(写真17)。

写真18. 車掌さんも待機していた

車掌さんが待機していました(写真18)。白と赤の外観に見えますが、白よりやや青みがかかっています。氷河をイメージした塗り分けです。

写真19. クール行きの表示

クール行きの表示です(写真19)。冬はサン・モリッツに向かいますが、夏は途中のクールまでです。夏のほうが需要が多いのに…、と思いましたが、夏はクールからサン・モリッツまでベルニナ急行が走っています。

ここまでの列車では日本人はほとんど見かけませんでしたが、この氷河急行ではわが42号車だけでも(私以外に)2組の日本人観光客が認められました。いずれも女性陣です。そして、私の後ろにいる女性2人組がなかなかオーバーリアクションでした。

Step2. ブリーク→アンデルマット

いよいよ車窓の堪能です。

写真20. ブリークを発車!

ブリークを発車しました(写真20)。

写真21. 川沿いを走る

ブリークを発車して3分もすると川沿いの山間部に入ります(写真21)。

写真22. 徐々に山間部を登る

山間部を徐々に登ります(写真22)。ブリークまでの国鉄線と同じローヌ川沿いですが、こちらのほうが険しいです。川の上流に差しかかり、谷がより険しくなってきました。

写真23. カーブしながら後方を振り返る

カーブしながら後方を振り返ります(写真23)。険しい場所を走り、「景勝ルート」と呼ばれるのも納得です。

写真24. 高度をどんどん上げる

高度をどんどん上げています(写真24)。これはすごい!

写真25. 教会が見える

1段高いところに上がったのか、のどかな風景に変わりました。そして車窓左手に教会が登場します(写真25)。

写真26. 高度を下げている?

そう思ったら高度を下げています(写真26)。標高が単調増加や単調減少でないところがこの列車の車窓のおもしろさかもしれません。

写真27. フィエッシュを通過!

フィエッシュを通過します(写真27)。

写真28. のどかな風景の遠景に高い峰が見える

のどかな風景が展開します。ただし、遠くを見ると高そうな峰も見え、スイスらしさを感じます(写真28)。

写真29. 山あいの風景

山あいの風景も見えます(写真29)。

写真30. 山あいの風景

山あいの風景が続きます(写真30)。

写真31. 高原の風景が広がる

高原の雰囲気です(写真31)。険しい山地も絶景ですが、このような風景もスイスらしく良い風景に感じます。

写真32. 高原を走る

高原を走ります(写真32)。

写真33. 素朴な家が見える

素朴な家が見えます(写真33)。車内でのイアホンガイドによると、このあたりの家はねずみなどが侵入しないように工夫がなされているとのことです。

写真34. 滝が見える

小さな滝が見えます(写真34)。

写真35. 遠くに山が見える

遠くに山が見えます(写真35)。

写真36. オーバーヴァルトを通過!

オーバーヴァルトを通過します(写真36)。

写真37. 地域列車とすれ違う

地域列車とすれ違います(写真37)。スイスは鉄道の利便性に配慮された国であり、山奥であっても毎時1本は最低でも確保されています。したがって、氷河急行の座席が確保できなくとも移動はじゅうぶん可能ですし、見た限りでは全員着席レベルかそれよりも空いています。このような列車のほうがかえって快適に移動できるかもしれません。

ここからさらに険しい地形が迫り、氷河が見える場所を走っていました。かわりにこの区間は冬期運休となり、交通機関としての役割を果たしていませんでした。これを解消するために1980年代にこの区間にフルカベーストンネルを建設し、通年での運転を可能にしました。そのかわり氷河を眺める区間がなくなってしまいました。氷河を眺められるので氷河急行と命名されましたが、その命名の由来が亡くなったのです。

写真38. フルカベーストンネル内の様子

そのフルカベーストンネル内の様子です(写真38)。風景は失われましたが、交通機関としては間違いなく進歩です。

写真39. 美しい川が見える

美しい川が見えます(写真39)。

写真40. 険しい山が見える

険しい山が見えます(写真40)。

写真41. 観光鉄道が見える

観光鉄道(フルカ山岳蒸気鉄道)が見えます(写真41)。この観光鉄道こそがかつての氷河急行が通っていた線路を使います。つまり、かつての氷河急行の車窓を眺める方法はあるのです!

写真42. 高原を徐々に下る

フルカ峠を越えたということは、ローヌ川水系から別の水系の場所に変わったことを意味します。ロイス川水系に変わり、峠の上のほうから徐々に下ります。

写真43. 建物が登場!

近代的な建物が登場します(写真43)。スイスの都市部はこのような建物が多く、山あいとの違いを感じます。

写真44. アンデルマットに到着!

アンデルマットに到着です(写真44)。ここの真下にはスイスを南北に貫くゴッダルトトンネルがあり、アンデルマットは東西軸と南北軸の交点です。もっとも近代以降鉄道の南北軸はアンデルマットを通らず、ゲシェネンを通ります。そのアンデルマットとゲシェネンの間は連絡鉄道があります。

ブリークを9:14に出発し、アンデルマットには10:46到着です。ツェルマット(7:52発)とクール(13:25着)の時間的中間でもあります。

Step3. アンデルマット→クール

アンデルマットでは8分停車し、発車します。

写真45. アンデルマットを発車!

アンデルマットを発車しました(写真45)。ここから分岐するのがゲシェネンへの線路です。

写真46. アンデルマットを発車してすぐに坂を登る

アンデルマットを発車してすぐに坂を登ります(写真46)。

写真47. アンデルマットの家並みが見える

アンデルマットの家並みが見えます(写真47)。

写真48. どんどん登る

どんどん登ります(写真48)。

動画1. 絶景が広がる

坂を登りながら徐々に高度を上げる様子を動画で撮影しました(動画1)。乗っている皆さんが楽しく会話している様子がわかると思います。

写真49. 街とは異なる風景

街と異なる風景です(写真49)。

写真50. アンデルマットを見おろす

アンデルマットを見おろします(写真50)。

写真51. 山の上の風景

すっかり山の上の風景です(写真51)。

写真52. 山道を走るような風景

山道を走るような風景です(写真52)。

写真53. 遠くにアンデルマットが見える

遠くにアンデルマットが見えます(写真53)。

写真54. 樹木の姿が見えない

いつの間にか車窓から樹木の姿がなくなっていました(写真54)。標高が高く、森林限界を突破したのでしょう。

写真55. 険しい山肌を眺める

山肌を眺めると、険しい山肌が見えます(写真55)。

写真56. 動物の姿も見える

動物の姿も見えます(写真56)。

写真57. 湖が見える

湖が見えます(写真57)。樹木のほとんどない環境と、小さな湖。まるで山道を歩いている感覚になりますが、あくまでも列車に乗っています。この車窓が氷河急行の白眉と思いました。

写真58. 標高は2000m以上!

標高は2000m以上です(写真58)。

写真59. 湖のほとりで停車!

湖のほとりで停車します(写真59)。ここが氷河急行が通る路線で最も標高の高い駅です。いくら風光明媚な場所といえど、この路線で氷河急行は最優先列車のはずです。どの列車がわが氷河急行を待たせているのでしょう?

写真60. 氷河急行とすれ違う

氷河急行とすれ違いました(写真60)。あちら側とこちら側、同格の氷河急行どうしですので、待ち合わせは当然発生します。

写真61. 氷河急行が去る

そうして氷河急行が去り(写真61)、わが氷河急行も動き出しました。

写真62. 下り勾配に転じた

下り勾配に転じました(写真62)。

写真63. 昼食が出される

そろそろ正午です。昼食が出されました(写真63)。中央ヨーロッパ地区らしい煮込み料理ですが、ニョッキとアスパラガス苦手です…。これならコース料理でないものを頼んだほうが良かったかな?チェコ国鉄のユーロシティの料理のほうがおいしく感じたことは秘密です。

写真64. 食事をとりながら眺める風景

標高がだんだんと下がってきて、樹木の姿も再び車窓を飾ります(写真64)。それにしても、しっかりとした料理を食べながら眺める車窓の贅沢なこと。

写真65. のどかな風景が広がる

のどかな風景が広がります(写真65)。

写真66. 久しぶりに住宅が見える

久しぶりに住宅が見えました(写真66)。

写真67. 見晴らしが良い

見晴らしが良いです(写真67)。

写真68. 緑がだんだんと濃くなる

標高が低くなるにつれて緑がだんだんと濃くなっていきます(写真68)。

写真69. 盆地に入る

山あいから盆地に入る光景が展開します(写真69)。

写真70. ディゼンティスの街並が見える

ディゼンティスの街並が見えます(写真70)。

写真71. 機関車が切り離される

機関車が切り離されます(写真71)。ここディゼンティスはマッターホルン・ゴッダルト鉄道とレーティッシュ鉄道の境界駅です。両者で使用する機関車が異なるので、ここで付け替えるわけです。

写真72. 機関車が切り離された

多少遅れているので、早めにドアが閉まったらと思い、貫通扉付近にいましたが、よく考えれば機関車の付け替えが終わるまでは、列車は発車できません。その原理を思い出し、ホームに立ちました。機関車が切り離されていました(写真72)。

写真73. 機関車が回送されてきた

マッターホルン・ゴッダルト鉄道の機関車が回送されてきました(写真73)。

写真74. レーティッシュ鉄道の機関車がやってきた

レーティッシュ鉄道の機関車がやってきました(写真74)。機関車を付け替えるくらいであれば双方の規格に合致した電車による運転が良さそうですが、動力集中方式の列車が多くある国かつ観光列車ということから、現行の運転方法としているのでしょう。

写真75. ディゼンティスを発車!

ディゼンティスを発車しました(写真75)。レーティッシュ鉄道にはラックレール区間はありません。つまり、それだけ急な坂がないということです。

写真76. のどかな風景を走る

のどかな風景を走ります(写真76)。

私の後ろにハイテンションな日本人観光客(女性2人組に見えました)がいらっしゃいました。彼女たちはレーティッシュ鉄道区間に入ると、大人しくなりました。マッターホルン・ゴッダルト鉄道に興味を示し、レーティッシュ鉄道に興味を示さないという趣味趣向でしょうか。それとも、はしゃいだ後に昼食を食べて睡魔に襲われたのでしょうか?きっと前者と思います!

余談ですが、日本ではレーティッシュ鉄道のほうがマッターホルン・ゴッダルト鉄道より知名度は高いと思います。

写真77. 教会も見える

教会も見えます(写真77)。

写真78. ライン川水系の川が見える

川が見えます(写真78)。この川はライン川水系です。川を下るとオランダに達します。

写真79. 湖が見える

湖が見えます(写真79)。実際のところは湖でなくため池というレベルでしょう。

写真80. 川を渡る

川を渡ります(写真80)。

写真81. イーランツ駅付近を走行中

イーランツ駅付近を走行中です(写真81)。ここまで自然主体の風景を見ていたので、この風景でも都会的に感じます。

写真82. 高原という感じの風景が広がる

高原という感じの風景が広がります(写真82)。

写真83. 荒涼とした川岸を眺める

荒涼とした川岸を眺めます(写真83)。

写真84. 川を渡る

川を渡ります(写真84)。少年たちがわが氷河急行を見送ります。

写真85. 川沿いを走る

川沿いを走ります(写真85)。

写真86. 川沿いを走る

川沿いを走ります(写真86)。

写真87. 遠くに山が見える

遠くに山が見えます(写真87)。

写真88. 線路が合流する

サン・モリッツ方面からの線路が合流します(写真88)。

写真89. 周囲が急に開ける

周囲が急に開けてきます(写真89)。

写真90. 3線軌条区間に入る

3線軌条の線路も見えます(写真90)。狭軌のレーティッシュ鉄道列車と標準機の国鉄系貨物列車を共存させるための1つの工夫です。日本でも軌間の違いによるネットワーク性の欠如がいわれていますが、その1つの解決策を見る思いです。

写真91. のどかな風景も続く

のどかな風景も続きます(写真91)。

動画2. 走りは意外と良い

氷河急行は「遅いけど風景を楽しめる列車」というイメージが強いと思います。しかし、実際には速く走れる箇所はそれなりの速度を出します(動画2)。

写真92. クールに近づく

観光列車の終点近くの独特な雰囲気のなか、クールに近づきます(写真92)。

写真93. クールに到着!

クールに到着しました(写真93)。約1時間後の折り返しツェルマット行きに充当されます。食事の用意などの準備がなされていました。

動画3. クールを発車したベルニナ急行

そのクールでは比較的短い時間でベルニナ急行に乗りかえられます。そのベルニナ急行の発車を動画で収録しました(動画3)。

氷河急行に乗ってみて

写真94. 登山鉄道のような風景が展開するアンデルマット以東

今回、スイスを代表する列車である、氷河急行に乗りました。素晴らしい風景、沿線の案内(観光客の多い州の1つにヴァレー州があることくらいしか覚えていませんが…)、走るレストランの実現(食堂車での座席取りを考慮する必要もない)、洗練されたインテリア、比較的多い本数、とスイスあるいは世界を代表する列車と表現しても差し障りありません。

乗る前は「みんなが乗る列車なんて…」という思いもありました(へそ曲がりですね…)。しかし、乗ってみると、人気が出る理由もわかりました。

他方、この風景は決して氷河急行だけのものではありません。1時間間隔で運転される地域列車に乗れば、追加料金なしでこの風景を味わうことができます。そして、氷河急行は人気ゆえに誰でも乗れるわけではありません。地域列車でこの区間を堪能するのもハードルがやや高いです。氷河急行の輸送力不足を補うためにも、国鉄のIRやICのような列車があっても良いとも感じました。

さらに別の側面ですが、単に観光列車に揺られるだけでは沿線を満喫したとはいえません。私はツェルマットで絶景に触れられました。氷河急行に乗る場合は、沿線のどこかで歩いてほしいとも思いました。

重要

本記事で詳細に解説しておりますが、スイスの鉄道に関する内容を一通り、そして詳しく解説した書籍を出版いたしました。同人誌の流通ルートで販売していますが、いわゆる萌え絵は一切なく一般的な同人誌に嫌悪感を示す人でも抵抗ない内容・体裁になっています。

ここまで詳細に解説しました。公式サイトから予約できると思いますが、日本語で予約できないことに不安を感じる人もいるかもしれません。下記のサイトであれば、日本語で予約できるので安心です。


Omio:ヨーロッパ鉄道旅行交通予約サイト

また、その予約にはクレジットカードが便利です。

個人的にはエポスカード がおすすめです。

海外旅行に使えるカード:エポスカードで詳細を紹介しています。

前後を読みたい!

果たして前後はどこに行ったのでしょうか?

(←前)シオンからブリークまでの移動(IR))

氷河急行の列車旅(予約方法と車窓を収録、ブリーク→クール):現在地

クールからチューリッヒへの列車旅(IC)(→次)

※この旅行の全体像は25年夏中欧・イタリア旅行のまとめをご覧ください。

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