中央線(混雑基本データ)




このページでは中央線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

E233系通勤快速

写真1. 夕方は通勤快速も運転される

中央線の基本情報

中央線は東京都を東西に横切る路線です。正式には東京-名古屋(さらにいうと東京-神田や代々木-新宿は中央線ではない!)の路線ですが、一般には東京-高尾の路線でしょう。一般的に中央線と呼ばれている快速と、総武線直通の各駅停車に分けられます。両方が合流する御茶ノ水-三鷹は複々線となっています。東京と新宿の間は都内の中を走るという性格、新宿から西側は都心と多摩地区を結ぶという性格があります。新宿から西は武蔵野市、三鷹市、小金井市、国分寺市、国立市、立川市、日野市、八王子市、…と伸びています。

中央線混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます。

表1. 中央線の混雑データ

最混雑区間快速中野→新宿
各駅停車代々木→千駄ヶ谷
混雑率(快速)2018年度182%
2017年度184%
混雑率(各駅停車)2018年度95%
2017年度97%
集中率快速23.7%
各駅停車18.2%
乗客半減区間立川-日野
※乗客半減区間は乗客が最も多い区間(千駄ヶ谷-代々木)を100とした場合、その乗客が半減する区間(50以下になる区間)を示したもの。

最混雑区間は快速は中野→新宿、各駅停車は代々木→千駄ヶ谷となってます。乗客の多くが快速を利用する傾向がはっきりと数字に出ています。これは、多くの駅で快速を利用できるためです。平日の朝で新宿よりも西側で快速が利用できないのは大久保と東中野だけです。混雑の統計などでは快速と各駅停車に分かれていますが、実際の定期券は快速も各駅停車も利用できます。そのため、乗客の流動は快速と各駅停車の合算です。

混雑率は快速は190%程度と、首都圏の中でもそれなりに厳しいものです。各駅停車が(別の区間とはいえ)混雑率が100%以下であることからして、快速が重要な役割を担っていることがよくわかります。また、並行する路線である西武新宿線のターミナルの立地が悪く、都心にも出にくいから西武新宿線に近い住民もこちらに流れているという面もあります。

乗客半減区間は立川の先です。つまり、都心区間で乗っている乗客が入れ替わりこそあれど、その半数以上が立川まで乗っているということです。立川で青梅線方面の乗客が抜けてようやく半減するのです。遠い場所まで混んでいるのが中央線の特徴でしょう。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。中央線(快速)は集中率が24%程度なので、ラッシュ以外にもそれなりに利用されていることを示します。各駅停車の集中率が低いのは、都心を走行するので日中も業務利用がある、新宿を通るので日中の需要にマッチするという理由がありましょう。

中央線の混雑状況の現場調査

ここまでは中央線の基本データをベースに解析しました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

中央線快速の日中時間帯の混雑状況(平日現地調査)
実際に日中時間帯の混雑状況を確認しています。新宿-中野の最混雑区間について確認しています。特別快速の間隔が不均一ですが、穴場となる特別快速はあるのでしょうか。

中央線(快速)の混雑(平日夕方、新宿で現場調査)
朝の混雑は多くのメディアで取り上げられていますが、夕方に焦点をしぼったものは多くありません。その夕方の混雑を快速の最混雑で調査しました。通勤快速と快速のどちらが混むのでしょうか。その点も明らかにしています。

東京23区の各路線の混雑データまとめページへのリンク

先ほどは詳細な調査結果を示しました。では、各路線を横並びに比べた表はあるのでしょうか。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

上のページでは各路線の最新の混雑データをまとめています。また、他の路線のページへのリンクも完備しています。

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