地下鉄銀座線(混雑基本データ)

このページでは地下鉄銀座線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

銀座線上野広小路駅

写真1. 銀座線の駅の多くはリニューアルされてきれいになっている

地下鉄銀座線の基本情報

地下鉄銀座線は浅草から上野、日本橋、銀座や表参道を通り、渋谷に達する路線です。銀座線の浅草から上野までは日本で最も古い地下鉄で、普通の基準(※)ではアジア初の地下鉄です。

※イスタンブール(トルコ)の地下ケーブルカーを地下鉄とカウントし、かつここをアジアとカウントすれば、これがアジア初の地下鉄です(イスタンブールはアジアとヨーロッパが交錯する街です)。

古い地下鉄路線ということもあり、都心の重要な場所は網羅されています。古くからのショッピング街銀座、日本経済の中枢の日本橋、流行の先進地帯の表参道や渋谷、外国人観光客に人気の浅草、などです。また、浅い場所に駅があるので、地上からのアクセスも良く、多くの人が乗ったことのある地下鉄路線の1つでしょう。

その銀座線の混雑緩和として多くの地下鉄が建設されています。例えば、渋谷から都心方面に抜ける路線として半蔵門線や(広い意味でいえば)日比谷線が建設されています。また、上野から都心方面に直結する路線としては、日比谷線、千代田線が建設されました。そのため、多くの通勤客はこれらの路線も活用しています。

地下鉄銀座線の混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます。

表1. 地下鉄銀座線の混雑データ

最混雑区間赤坂見附→溜池山王
混雑率2018年度160%
2017年度160%
集中率17.2%
乗客半減区間上野-稲荷町

※乗客半減区間は乗客が最も多い区間(虎ノ門-新橋)を100とした場合、その乗客が半減する区間(50以下になる区間)を示したもの。

最混雑区間は赤坂見附→溜池山王です。中央線沿線の通勤客が新橋方面に向かうための経路として重要視されているためです。その証拠に、丸ノ内線の最混雑区間は四ツ谷→赤坂見附です(赤坂見附で銀座線と丸ノ内線は同じホームで乗りかえられます)。中央線にそのまま乗っていても神田や東京で乗りかえれば新橋地区には行けますが、目的地の微妙な立地であったり、大回りしたくないという事情だったりと各自が最適な通勤経路を選択しているのです。混雑率は160%と首都圏では標準的なものです。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。銀座線は17.2%と低く、日中でも利用されていることがわかります。これはさまざまな客層に利用されていることを示します。

乗客が最も多い区間は新橋-虎ノ門です。この乗客が半減する区間は上野-稲荷町です。最も利用される区間が新橋-虎ノ門というのは、銀座線の路線形態が影響しているのでしょう。つまり、上野-新橋は山手線と並行する形態で利用が分散するのに対し、新橋-渋谷は並行する路線がないので、銀座線を選ぶということです。上野-稲荷町は利用が1段減っていて、上野-浅草の利用がそう多くないことも読み取れます。上野-浅草は定期券利用者が少なく、この区間は郊外の住宅地から都心への通勤経路としては銀座線は選ばれていないことも読み取れます。

地下鉄銀座線の混雑状況の現場調査

ここまでは地下鉄銀座線の基本データをベースに解析しました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

銀座線の混雑状況(朝ラッシュ時、上野広小路→末広町、現場調査)
銀座線の混雑データは西側については充実していますが、東側はあまり充実していません。では、実際はどうでしょうか。朝ラッシュ時に現場で調査しました。意外と空いています!

休日日中時間帯の地下鉄銀座線の混雑状況(新橋-虎ノ門、現場調査結果)
銀座線で最も利用の多い区間の休日の実態を確認しました。けっこう混んでいます。可能であれば、別の路線を活用したほうが良いですね。

東京の各路線の混雑データのまとめ

では、他の路線と比べて混雑率はどうなのでしょうか。各路線の最混雑区間とその混雑率をまとめたページを用意しました。また、他の路線の基本データへのリンクを備えています。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

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