都営浅草線(混雑基本データ)




このページでは都営地下鉄浅草線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

京成3700(東日本橋)

写真1. 休日は比較的閑散としている東日本橋駅

都営浅草線の基本情報

都営浅草線は押上から浅草、日本橋、新橋、泉岳寺、五反田を通り、西馬込に至る路線です。押上では京成押上線と、泉岳寺では京急本線と直通しています。押上で直通する京成押上線の先には京成本線、北総鉄道、芝山鉄道という直通先があり、5者による直通運転が行われています(東京都は会社組織ではないので5社とはいいません)。

日本橋から新橋までは巨視的には銀座線と並行していますが、完全には並行しておらず、やや東側を通っています。そのためか、都心の1等地をやや外した印象があります。そのような立地条件のためか、古い路線でありながらマイナーな印象があります。ただし、羽田空港にも成田空港にも直結していますので、その意味では重要な路線でもあります。

基本的に都心近辺での利用が多く(最も利用の多い区間は東銀座-新橋)、泉岳寺の南側では利用が減る傾向にあります。やはり都心は日中時間帯にも利用が多く、日中時間帯の利用が多い区間が通年での利用が多いのでしょう。

都営浅草線の混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます(表1)。

表1. 都営浅草線の混雑基本データ

最混雑区間本所吾妻橋→浅草
混雑率2018年度133%
2017年度129%
集中率30.0%
乗客半減区間泉岳寺-高輪台

※乗客半減区間とは、最も利用の多い区間(新橋-東銀座)を100とした場合、50を切り始める区間

最混雑区間は本所吾妻橋-浅草です。その混雑率は133%と首都圏の中では空いている部類に入ります。この原因は多くあるでしょうが、都営浅草線がマイナーな場所を通っていること、直通先の京成電鉄は利用が少ない(並行する総武線に流れる)という点が大きいでしょう。本所吾妻橋付近までは郊外的な場所、浅草からはオフィスがあるという立地条件でこの区間が最混雑区間なのでしょう。

乗客が最も多い区間は新橋-東銀座です。都心で利用が多く、郊外側で利用が少なくなるという利用のされかたです。泉岳寺-日本橋では駅間で若干の上下こそあるものの、ほぼ一定の輸送断面です。泉岳寺より南側では利用が大きく減少します。この理由は、三田-泉岳寺での利用者の多くが京急線方面への利用者であるためです。そのため、その泉岳寺-高輪台が利用が半分以上減る区間です。高輪台からも西馬込に向かって利用はどんどん減っていきます。一方、押上方面は日本橋でそれなりに利用者が減り、浅草まではそれなりに一定の輸送量です。その浅草でやや減りますが、半減というほどにはならずに押上に達します。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。集中率は30.0%とかなり高い数字です。これは、最混雑区間の集中率であるためです。浅草から郊外側なので日中時間帯に利用が少ないためです。日本橋-泉岳寺であれば、もっと日中時間帯に利用があり、集中率は下がりましょう。

都営浅草線の混雑状況の現場調査

ここまでは都営浅草線の基本データをベースに解析しました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

夕方ラッシュ時の都営浅草線の混雑状況(蔵前→浅草、現場調査)
夕方ラッシュ時に最混雑区間に近い区間で実際の状況を確認しました。比較的ゆとりのある状態ですが、京成線内での種別によって利用が大きく異なることも読み取れます。

休日日中時間帯の都営浅草線の混雑状況(日本橋-宝町、現場調査)
休日の目的地となる場所が少ない都営浅草線ですが、実際にはどうなのでしょうか。休日の昼間に都心部の混雑を確認しました。

東京の各路線の混雑データのまとめ

では、他の路線と比べて混雑率はどうなのでしょうか。各路線の最混雑区間とその混雑率をまとめたページを用意しました。また、他の路線の基本データへのリンクを備えています。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

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