都営新宿線(混雑基本データ)

このページでは都営地下鉄新宿線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

都営10-300系(新宿)

写真1. 新宿に停車中の電車(これは8両編成)

都営新宿線の基本情報

都営新宿線は新宿から市ヶ谷、神保町、馬喰横山、大島を通り、本八幡に至る路線です。市ヶ谷から馬喰横山は都心のビジネス街を通ります。都心のビジネス街を通りますが、万人に受けるメジャーなポイントは通りません。新宿で京王線と直通運転しており、京王線沿線と都心を直結する役割も担っています。

メジャーなポイントこそ通らないものの、京王線や江東区から都心に向かう足として機能しており、それなりに重要な路線です。また、山手線の内側を東西に貫く貴重な路線でもあります。

都営新宿線の混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます(表1)。

表1. 都営新宿線の混雑基本データ

最混雑区間西大島→住吉
混雑率2018年度156%
2017年度153%
集中率30.1%
乗客半減区間一之江-瑞江

※乗客半減区間とは、最も利用の多い区間(曙橋-市ヶ谷)を100とした場合、50を切り始める区間

最混雑区間は西大島→住吉で、混雑率は150%を超えます。首都圏では標準的な混雑率です。ただし、乗客の実感としては「混んでいる」というものです。以前の都営車は8両編成でしたが(10両編成は全て京王車)、現在は都営車も10両編成のものも多く、朝ラッシュ時の混雑は緩和されています(参考までに2008年度は混雑率173%でした)。江東区の人が各駅で乗りこんできて、住吉で地下鉄半蔵門線に乗りかえる流れがあるので、この区間が最も混んでいるのです。

乗客が最も多いのは曙橋-市ヶ谷です。都心部では日中時間帯でもある程度の利用があり、1日の利用者が多くなります。また、このあたりは京王線からの利用者も多いので、その流れもあります。その客数が半分に減るのが、一之江-瑞江です。意外と本八幡まで乗る人は多くありません。JR-本八幡-都営地下鉄という流れは多くないということです。これは、JR総武線各駅停車がそのまま都心部に乗り入れて、都営新宿線と経由地が近いので乗りかえる意味が大きくないという面があります。これを取り返すにはラッシュ時も急行運転を行うことですが、そうすると沿線各駅の利用が不便になり、都心部の移動も不便になるというデメリットもあります。このため、急行運転は日中のみで行われているのでしょう。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。都営新宿線の西大島-住吉の集中率は30%を超えていますので、ラッシュ時以外が空いていることを示す1つのデータです。都心部の経由地がビジネス街なので、日中や休日の場合は他の路線を利用するのでしょう。

都営新宿線の混雑状況の現場調査

ここまでは都営新宿線の基本データをベースに解析しました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

休日日中時間帯の都営新宿線の混雑状況(新宿と市ヶ谷、現場調査結果)
休日に新宿と市ヶ谷で利用実態を確認しました。都心部を通る地下鉄では珍しく急行運転を行っていますが、停車駅が少ないので、人気なのでしょうか。意外な実態がわかってきました。

東京の各路線の混雑データのまとめ

では、他の路線と比べて混雑率はどうなのでしょうか。各路線の最混雑区間とその混雑率をまとめたページを用意しました。また、他の路線の基本データへのリンクを備えています。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

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