地下鉄東西線(混雑基本データ)

このページでは地下鉄東西線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

東西線05系(大手町)

写真1. 休日の大手町に停車する電車

地下鉄東西線の基本情報

地下鉄東西線は中野から高田馬場、飯田橋、大手町、日本橋を通り、西船橋に至る路線です。中野ではJR中央・総武線各駅停車と、西船橋ではJR中央・総武線各駅停車と東葉高速鉄道と直通しています。ここで興味深いのは、中野でも西船橋でも同じ系統(JR中央・総武線各駅停車)と直通していることです。

東西線は都心部でビジネス地区を通ること、そして江東区の人口の多い場所を通ることから、西船橋側で利用が非常に多いという側面があります。一方、中野側では新宿を通らないこともあり、そこまで混雑は激しくありません。

地下鉄東西線の混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます(表1)。

表1. 地下鉄東西線の混雑基本データ

最混雑区間東側木場→門前仲町
西側高田馬場→早稲田
混雑率(東側)2019年度199%
2018年度199%
2017年度199%
混雑率(西側)2019年度130%
2018年度130%
2017年度127%
集中率東側23.5%
西側29.6%
乗客半減区間東側南行徳-行徳
西側神楽坂-早稲田
※乗客半減区間は最も乗客の多い区間(日本橋-茅場町)を100とした場合、乗客数が50を切る区間

東西線は都心部で利用が多く、両端で利用が少ないという典型的な利用状況になっています。利用が最も多いのは日本橋-茅場町ですが、朝ラッシュ時に最も混雑が激しいのは、木場→門前仲町です。都心部は両方向の利用が多く、郊外に向かうほど(朝ラッシュ時に)郊外から都心に向かう片方向の輸送体系であるため、朝ラッシュ時の最混雑区間と、(終日で)利用の多い区間は一致しません。

東側は西船橋から都心に向かって徐々に乗客が増えていき、門前仲町で大江戸線に若干の乗客が流れます。そのため、東側の最混雑区間は木場→門前仲町となります。この混雑は日本一の混雑です。つまり、東西線の木場→門前仲町のラッシュは日本一ということです。西側は高田馬場で西武新宿線から都心方面に向かう乗客が東西線に大量に流れ込みます(高田馬場で乗りこむ定期客のうち、4割以上が西武新宿線からの乗客です)。ただし、その混雑率は120%程度と首都圏としてはゆるいものです。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。木場→門前仲町は集中率が23.5%とそこまで高い数字ではなく、日中時間帯でもそれなりに利用されていることがわかります。一方、高田馬場→早稲田の集中率は30%に近く、日中時間帯は利用されない傾向にあることがわかります。これは、高田馬場付近の人やこの近辺の路線沿いから都心部に向かう用事がないことが理由の1つでしょう(日中時間帯ならば新宿に向かうでしょう)。

乗客の最も多い区間は日本橋-茅場町ですが、この乗客が半減する区間は東側が南行徳-行徳、西側が神楽坂-早稲田です。日本橋から神楽坂が4.7kmしかないのに対し、茅場町から南行徳が12.0kmもあります。このことからも、東西線は西船橋側が混んでいて、中野側が空いていることがわかります。

地下鉄東西線の混雑状況の現場調査

ここまでは地下鉄東西線の基本データをベースに解析しました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

休日日中時間帯の東西線の混雑状況(大手町-日本橋、現場調査)
最も利用の多い区間から1つ離れていますが、都心部での状況です。東西線の通る都心部は、茅場町、竹橋、九段下という場所であり、休日の目的地として選ばれない傾向があるようにも思えます。では、実際はどの程度の混雑なのでしょうか。実際に確認しました。

東京の各路線の混雑データのまとめ

では、他の路線と比べて混雑率はどうなのでしょうか。各路線の最混雑区間とその混雑率をまとめたページを用意しました。また、他の路線の基本データへのリンクを備えています。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

簡易検索システム

都内から都心の勤務地に勤務する場合の経路と最混雑区間を簡単に判定するシステムを作成しました。

混雑データ検索システム

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