今後の計画から将来の湘南新宿ラインの変化を推定する

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図1. このような車両が新宿にくる?(実際はこの車両はJRには入らないでしょう)



湘南新宿ラインが現在の姿になったのは、2015年といえましょう(そこから車両が変化していません)。では、これからも不変なのでしょうか?徐々に姿が変化することが予想されます。湘南新宿ラインに関わる各種計画を私なりにピックアップして、考察します。

相鉄の都心直結

相鉄がJR線経由で渋谷や新宿に直結することが明らかにされています。JR的にいうと、新川崎付近から北の列車が増発されるのです。

湘南新宿ラインは15両編成、埼京線が10両編成。そして、相鉄は10両編成です。ここから、相鉄に直結するのは埼京線と推察できます。新宿で折り返しすることは合理的ではありませんから、これらの列車は埼京線との直通となるでしょう(これに関しては肯定も否定もなされていません)。公式サイトによると、二俣川から新宿まで44分、大和から新宿まで52分(公式サイトには渋谷まで47分と書かれていましたので、これは私の推察です)となっています。

※この所要時間は小田急の所要時間とほぼ同等です。ただし、本数は小田急(朝ラッシュ時10分間隔)が圧勝でしょうね。

相鉄の車両はJRの車両に似ています。そのため、相互直通運転を実施するハードルは低いことでしょう。

本数は朝ラッシュ時に4本、日中時間帯は2~3本とされています。新宿で折り返している埼京線がこの本数だけ、相鉄に直通するのでしょう。これによって、新宿-大崎も増発がなされます。現在は日中時間帯は毎時7本だったのが、毎時9~10本となるためです。これで、池袋・新宿・渋谷の行き来がラクになりますね。渋谷のホームが遠い、それについては別項で触れますよ。
このように、湘南新宿ラインの経路の一部に相鉄線系統が設定されるのです。

羽田直結

JR東日本は羽田に直結する路線をブチ上げています。この1つに西山手ルートがあります(図1)。

羽田直結新線の概要

図2. 羽田アクセス新線の構想

羽田からのアクセスは3方向に向いており、1つが東京に向か東山手ルート、1つがお台場に向かうルート、そして今回述べる西山手ルートです。

西山手ルートは、新線をどうにかして建設しりんかい線につなげるというものです。大井町から北は現在のりんかい線と埼京線ルートを経由するのです。りんかい線の大井町を経由するということは、ここに列車を停車させることを計画しているのでしょう。りんかい線は10両編成対応でしかありませんから、大崎から北は埼京線として運転するのでしょう。

つまり、埼京線の新宿折り返しがそのまま羽田空港に延長されると予想されます。ただし、私は1つの懸念を抱いています。それは、朝ラッシュ時の埼京線に大荷物を抱えた乗客が混在することです。ご存知の通り、空港に向かう乗客は大きな荷物を抱えています。また、朝に羽田を出発する航空便の設定は多いです。そのため、朝の新宿からの羽田空港行きは大きな荷物を抱えた人が多く乗車することが想定されます。空港利用客のほとんどが新宿から乗車するとしたら、その問題は極小化されますので、懸念するほどでもないのかもしれません。そう、新宿から南側の埼京線は比較的空いているのです。

埼京線渋谷駅の移設

このように、新宿-大崎の重要度が高まるのですが、そこに1つの弱点が存在します。そう、渋谷駅の立地です。私を除くリア充のような多くの利用客は渋谷駅の北側が目的地であることが多いです。一方、埼京線や湘南新宿ラインのホームはかなり南側にズレています。これは、渋谷にホームを設置した際、山手線と東横線にはさまれていたためです。

ん?今は?そう!東横線のホームは地上には存在しませんね。この跡地に埼京線(湘南新宿ライン)のホームを移設する計画があるのです。これによって、湘南新宿ラインの列車を降りてから渋谷の街までが近くなります。このように便利な位置にホームを移設することも広義のスピードアップといえましょう。

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渋谷での切替工事について簡単にまとめました。(2018年6月9日追加)

埼京線・湘南新宿ライン渋谷駅切替工事

今後のまとめ

・埼京線と相鉄が相互直通運転なされる
・埼京線が羽田空港に延長する
・渋谷のホームが多くの利用者が向かうエリアに近くなる

このような巨大プロジェクトが湘南新宿ラインには迫っているのです。


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