東急田園都市線(混雑基本データ)

このページでは東急田園都市線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

東急8500(渋谷)

写真1. 田園都市線の渋谷駅はコンパクト

東急田園都市線の基本情報

東急田園都市線は神奈川県の川崎市や横浜市の丘陵地帯を通る路線です。東急電鉄の「田園都市」構想からスタートしました。当時は全く開発されていない場所に街を作り、現在の田園都市に変貌させました。田園都市線沿線は人気のある街が多く、多くの人が住んでいます。多くの人が住んでいるということは、そこから多くの人が東京都心に通っているということです。そのような背景もあり、混雑する路線として有名です。

田園都市線は渋谷から中央林間までの路線です。渋谷からは地下鉄半蔵門線に乗り入れていて、大手町などの都心に直結します。田園都市線が混雑することから、都心に向かう人の一部を大井町線に横流しすることも行われています。逆にいうと、田園都市線沿線から大井町(や大井町乗りかえお台場方面)のアクセスも良好ということです。

東急田園都市線の混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます(表1)。

表1. 東急田園都市線の混雑基本データ

最混雑区間池尻大橋→渋谷
混雑率2018年度182%
2017年度185%
集中率25.4%
乗客半減区間あざみ野-江田

※乗客半減区間とは乗客が最も多い区間(渋谷-池尻大橋)を100とした場合、その乗客が50以下になる区間を示したもの。

上の章で述べた通り、田園都市線は非常に混雑が厳しい路線です。最混雑区間は池尻大橋→渋谷で混雑率は180%を超えています。田園都市線沿線が人気のある街を通っていることもその要因ですが、バイパスとなる路線が大井町線以外にないこともその原因です。大井町線はバイパス線といっても山手線の内側に入らないので、バイパス機能がそこまで大きくないという側面もあります。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。集中率は25%程度でそれなりです。渋谷に直結しているので、日中や休日にも利用する人がそれなりにいるのです。

乗客半減区間はあざみ野を過ぎた場所です。鷺沼、たまプラーザ、あざみ野あたりの利用が多いことをうかがわせるデータです。ただし、以前よりも田園都市線-あざみ野-横浜市営地下鉄の流れは小さくなっていることでしょう。港北ニュータウンから都心へのルートとして、日吉経由も選択できるようになったからです。横浜市営地下鉄ブルーラインが新百合ヶ丘まで延伸するとさらに分散されましょう。

東急田園都市線の混雑状況の現場調査

ここまでは公式の統計データから解析してきました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

田園都市線の夕方の混雑状況(現場60分調査)
田園都市線の夕方の混雑状況を最混雑区間(渋谷→池尻大橋)で確認しています。「田園都市線は混んでいる」と一律に言われますが、混雑は一律ではありません。とても混んでいる電車、意外と空いている穴場となる電車などがあることがわかります。

休日日中時間帯の東急田園都市線の混雑状況(渋谷-池尻大橋、現場観察結果)
「田園都市線は混んでいる」と言われますが、休日の昼間も混んでいるのでしょうか。そのような疑問が晴れる調査結果になっています。

東急田園都市線の混雑状況(コロナ影響下、朝ラッシュ時、池尻大橋→渋谷、現場調査結果)
朝ラッシュ時の混雑状況も確認しています。新型肺炎ウィルスの脅威が語られる時代に、「新しい生活様式」が定着してきた(そして将来的に戻るのだろうか?)ときに確認しています。

23区の各路線の混雑状況のまとめ

東急田園都市線以外の路線の混雑状況はどうでしょうか。路線ごとに最混雑区間と混雑率をまとめました。また、各路線についての混雑基本データへのまとめへのリンクも整備しています。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

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