東急目黒線(混雑基本データ)

このページでは東急目黒線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

写真1. 目黒線は2000年ごろに再整備されてきれいになった駅が多い

東急目黒線の基本情報

東急目黒線は目黒と横浜市の日吉を結ぶ路線です。目黒からは地下鉄三田線や南北線に乗り入れていて、大手町や永田町などの都心に直結します。東横線が混雑することから、東横線のバイパス線としての役割も担っています。つまり、東横線から都心に向かう人の一部を目黒線に横流ししているのです。大岡山で大井町線と同じホームで乗りかえが可能で、大井町線沿線と都心を結ぶ役割も担っています。

東急目黒線は相鉄線の都心直結の本命ともいわれているルートでもあります。つまり、将来的には、相鉄線沿線と都心を結ぶという役割も担うのです。

もともと、東急目黒線の目黒-多摩川は目蒲線の一部でした。目蒲線は輸送力にやや余裕があり、東横線の輸送力には余裕がありませんでした。そこで、目蒲線の目黒よりを改良し、東横線の複々線区間を合わせて「目黒線」としました。

東急目黒線の混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます(表1)。

表1. 東急目黒線の混雑基本データ

最混雑区間不動前→目黒
混雑率2018年度174%
2017年度171%
集中率29.1%
乗客半減区間武蔵小杉-元住吉

※乗客半減区間とは乗客が最も多い区間(目黒-不動前)を100とした場合、その乗客が50以下になる区間を示したもの

目黒線はもともと東横線のバイパス路線として再整備された経緯があり、空いているイメージがあります。しかし、意外と混んでいます。最混雑区間は不動前→目黒で混雑率は170%を超えます。バイパス元の東横線よりも混んでいる(2018年度の混雑率は東横線:172%、目黒線:174%)ことが皮肉ですね。

東横線よりも目黒線が混んでいる理由は、ひとえに輸送力が小さいためです。東横線は8両編成が基本で10両編成もあるのに対し、目黒線は6両編成です(本数は60分当たり24本と同等)。これに相鉄線からの乗客が増えたらどうなるのでしょうか。心配にもなりますが、東急電鉄は対策済です。目黒線の8両化が計画されています。6両編成から8両編成に増えたら、輸送人員が1.33倍以上(+33%以上)にならない限り、混雑は緩和します。ましてや相鉄からの都心方面の路線は埼京線直通、東横線方面にも分散されるので、そこまで心配は不要です。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。集中率は30%近くとラッシュ時に利用が偏っています。ターミナル駅が目黒で、なおかつ直通している地下鉄が南北線や三田線なので、日中や休日には利用されにくいのです。

乗客半減区間は武蔵小杉を過ぎた場所です。やはり武蔵小杉から都心方面の利用は多いのでしょう。ただし、これは現在の姿です。相鉄線と直通(そして新横浜直結)となると、もう少し日吉よりの利用も増えて、乗客半減区間はもっと遠方となるでしょう。

東急目黒線の混雑状況の現場調査

ここまでは公式の統計データから解析してきました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

東急目黒線の混雑状況(夕方ラッシュ時、目黒→不動前、現場調査)
なかなか現実の姿が取り上げられない夕方ラッシュ時の混雑状況。ここではその知られざる夕方ラッシュ時の混雑状況を実際に最混雑区間で確認しています。

休日の東急目黒線の混雑状況(目黒-不動前、日中時間帯、現場調査)
休日の目的地としては選択されにくい目黒線沿線(と直通する三田線と南北線沿線)。では、その休日の混雑状況はどうでしょうか。実際に現地で確認しました。

23区の各路線の混雑状況のまとめ

東急目黒線以外の路線の混雑状況はどうでしょうか。路線ごとに最混雑区間と混雑率をまとめました。また、各路線についての混雑基本データへのまとめへのリンクも整備しています。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

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