常磐線(混雑基本データ)

このページでは常磐線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

E231系常磐線(日暮里)

写真1. 日暮里に進入するラッシュ時の常磐線快速

常磐線の基本情報

常磐線は千葉県北西部や茨城県と東京を結ぶ路線です。正式には日暮里-岩沼の路線ですが、一般には上野-水戸方面の快速・普通と、千代田線直通の各駅停車に分けられます。快速や普通(そして多くの特急)は「上野東京ライン」と称して品川から発車します。各駅停車は代々木上原-綾瀬では千代田線、綾瀬-取手は常磐線ですが、多くの沿線住民は「千代田線」と呼んでいます。上野(快速)や大手町(千代田線直通)からやってきた電車は北千住で合流して、松戸市、柏市、我孫子市、取手市、…と伸びています。

常磐線の混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます。

表1. 常磐線の混雑データ

最混雑区間
快速松戸→北千住
各駅停車亀有→綾瀬
混雑率(快速)2018年度154%
2017年度157%
混雑率(各駅停車)2018年度152%
2017年度154%
集中率快速33.8%
各駅停車39.2%
乗客半減区間
南柏-柏

※乗客半減区間は乗客が最も多い区間(綾瀬-亀有)を100とした場合、その乗客が半減する区間を示したもの。

最混雑区間は都内の拠点駅のうち、最も郊外よりである北千住から郊外側となっています。各駅停車の最混雑区間が亀有→綾瀬なのは、綾瀬→北千住が戸籍上千代田線であるためです。混雑の統計などでは快速と各駅停車に分かれていますが、実際の定期券は快速も各駅停車も利用できます。そのため、乗客の流動は快速と各駅停車の合算です。

混雑率は快速、各駅停車いずれも150%程度と、首都圏の中ではそこまで厳しくありません。古くは北総鉄道の都心直結、最近ではつくばエクスプレスや日暮里舎人ライナーの開業で混雑が緩和されたためです。乗客半減区間が南柏-柏であり、綾瀬-亀有の乗客の最も多い区間の半分以下になる区間が南柏-柏ということです。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。常磐線は集中率が35%程度なので、ラッシュ以外は空いている傾向にあります。各駅停車の集中率が高いのは、直通する千代田線が大手町方面に向かっていて、日中の需要(上野、銀座、副都心エリア)にマッチしない面もあります。

常磐線の混雑状況の現場調査

ここまでは常磐線の基本データをベースに解析しました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

常磐線の混雑状況(朝ラッシュ時、日暮里到着時)
朝のラッシュ時の常磐線の混雑状況を実際に調査しています。私の実感では、常磐線(快速)の混雑状況は北千住到着でも日暮里到着でもそこまで変わりないように思えます。そのため、常磐線の最混雑区間もそこまで変わらない結果でしょう。

常磐線快速の混雑状況(夕方下り、北千住→松戸)
夕方ラッシュ時の常磐線の混雑状況を実際に調査しています。このときは北千住での乗り降りもある程度見ていましたが、北千住の前後でそこまで乗客数が変わる様子はありませんでした。また、10両編成の使いかたも巧みでそこまで混まない電車に使われていることも確認しました。

【逆ラッシュ】常磐線の朝下りの混雑状況
多くの人が触れていないのが、朝ラッシュ時の下りです。その実態に迫っています。

平日朝ラッシュ時の上野東京ラインの混雑状況(上野→東京、現場調査結果)
では、上野を発車するとどのような状況なのでしょうか。上野で通勤客の一部が降りるので空くのでしょうか。それとも、常磐線からの乗りかえ客で混むのでしょうか。

日中時間帯の上野東京ラインの混雑状況(上野-東京、現場調査)
日中時間帯の上野東京ラインの混雑状況を確認しています。日中時間帯の混雑が語られることはあまりありませんので、この記事はその意味で貴重な記録です。

夕方ラッシュ時の上野東京ラインの混雑状況(拠点で観察、現場調査結果)
夕方ラッシュ時の上野東京ラインの混雑状況を品川、新橋、東京、上野で実際に観察し、その結果をまとめました。これほど大規模な調査結果を記す一般人はいないことでしょう。その意味で貴重な記録です。

東京23区の各路線の混雑データまとめページへのリンク

先ほどは詳細な調査結果を示しました。では、各路線を横並びに比べた表はあるのでしょうか。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

上のページでは各路線の最新の混雑データをまとめています。また、他の路線のページへのリンクも完備しています。

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