【逆ラッシュ】宇都宮線の朝ラッシュ下りの混雑状況(赤羽→小山)

渋谷を発車する宇都宮線E233系

写真. 宇都宮線にも充当されるE233系

朝ラッシュ時の宇都宮線

ひょんなことから、宇都宮線のラッシュ時の電車に乗ることがあったので、混雑状況をまとめます。朝ラッシュ時の下りということで甘く見られがちですが、輸送力が少ないこともあって、それなりに混雑していました。以下で詳しく見てきましょう。


宇都宮線のダイヤ概要

朝ラッシュ時下りの宇都宮線ですが、以下の列車が該当することでしょう。対象は宇都宮着で7:30~9:00とします。

上野6:08→小山7:25→宇都宮7:51
小金井7:41→宇都宮8:02(黒磯行き)
大宮6:54→小山7:44→宇都宮8:11(上野6:26発の高崎線が接続)
上野6:36→小山7:59→小金井8:06
上野6:48→小山7:53→宇都宮8:18
上野6:59→小山8:16→宇都宮8:43
上野7:16→小山8:32→宇都宮8:58

この90分の間に5本(小金井発も含めれば6本)しかありません。また、大宮-小山で考えても6本しかありません。これは単純計算でおおむね15分間隔であり、日中時間帯の毎時6本(大宮-古河)よりも少ない本数といえます。

実際の混雑調査

調査概要

調査日:2017年11月(月曜であることは確実ですが、いつかは忘れました)
対象列車:529M(上野6:59発普通宇都宮行き)
対象号車:10号車
対象区間:赤羽→小山

私が所用のついでに調査したので、あくまでも移動が主体で調査に重きはおいていません。

調査レポート

実際に私が乗車した日の様子をまとめます。日によって混雑状況は異なるでしょうが、大きくは異なることはないでしょう。

赤羽→大宮

赤羽の4番線で宇都宮線を待ちます。当該列車は10両編成ですので、10両編成の乗車位置で待ちます。この列車は上野では14番線からの発車ですので、前寄りの車両が比較的空いていると推定したためです。私の推定は当たり、ちゃんと赤羽で座れました。確かE231系のロング車でしたね(つまり小山車ということです)。

赤羽から浦和までは座席が埋まる程度の混雑です。いくらマニアの私といえども、所用(仕事)前にかぶりつきをしようという気にはなれません。浦和で若干の乗り込みがあり、ドア付近に立ちが発生しました。次のさいたま新都心ではもう少し乗り込みがあり、吊革の1/4が埋まる程度の混雑です。この状態でジャンクション大宮に近づきます。

大宮→古河

大宮で一気に乗り込み、吊革が埋まる程度まで混雑します。大宮断面で宇都宮線は7:03、7:13(快速)、7:27と発車します。私が乗車しているのは、7:27発です。宇都宮線の普通電車は24分ぶりなので、混むわけです。7:03発は前列車間隔が9分しかありませんので、この電車を5分程度後にずらせば、快速通過駅の運転間隔は適正化されそうです。

※ただし、7:03発は大宮始発です。これを除くと現在は上野断面で6:08と6:36(大宮発7:03)と28分間隔です。この間隔が空くことを避けた結果かもしれません。

大宮で混雑した電車は2駅先、東大宮で若干混雑が緩和します。東大宮では若干の降車があり、吊革の3/4が埋まる程度の混雑になったのです。東大宮は快速停車駅の蓮田よりも乗降客数が多いので、このようなことも起こるのでしょう。次の蓮田でも若干の降車があり、吊革の半分程度が埋まる程度の混雑までになりました。大宮から3駅先までが混雑のピークということなのでしょう。

では、混雑のピークを過ぎた電車はこの先どうなるのでしょうか?人口が少ない地域に行くので空いてくる?それとも逆に混んでくる?

蓮田を出た電車はしばらくそのままの混雑で推移します。乗客が多く降りる久喜で一気に空くと期待していましたが、乗車もあったためかそこまで変動はありませんでした。その次の東鷲宮で若干の降車が見られて、吊革の1/4が埋まる程度の混雑になりました。ようやくゆとりができましたね。さらに、次の栗橋で多くの降車が認められます。ここでドア付近に若干の乗客がいるだけになりました。栗橋では東武日光線に乗り換えられます。私が乗車している電車は7:55発、東武日光線の普通が7:57に、急行が8:05に発車します。これらの乗換客が降車したのでしょう。先頭の10号車は乗り換えに便利なので、なおさらそのような傾向が出るのでしょう。埼玉県を出て茨城県の駅、古河に到着した段階では立ちはいなくなりました

古河→小山

古河から小山までは同様の混雑です。つまり、座席が埋まる程度の混雑ということです。小山を発車する際は、座席の半分程度が埋まる程度の空いた電車にさま変わりしていました。

調査列車の混雑まとめ

このように、埼玉県で混雑し始めた電車は埼玉県で混雑が収束します。特に混雑が認められるのは、大宮-蓮田でした。同区間では吊革がおおかた埋まる程度の混雑でした。特に、大宮-東大宮ではその傾向が顕著で、吊革がほぼ埋まっていました。また、蓮田-東鷲宮もそれなりに混雑していました。赤羽で着席できますが、浦和では着席が困難という印象を抱きました。

簡単な考察

ラッシュ時の順方向ならば混雑するのはやむを得ませんが、逆方向でも混雑しているのは問題です。順方向に車両などの資源を活用したいという気持ちはわかります。それでも、有限な車両を有効活用しているかは疑問です。

古河始発の大船行き(古河8:07発)を運転していますが、これの前運用は回送だったと聞いています。この回送を客扱いして、大宮から古河までの運転間隔を短縮することは可能なはずです。古河からは混雑が緩和しますので、古河までの増発でも効果は大きいでしょう。仮に、1人しか前後の列車からシフトしなくとも、前後の列車はわずかでも空くのです。このように、少しでも混雑を緩和することを考えて欲しいものです。特に、宇都宮線には回送列車が多いと聞きます。回送列車の前後の列車が混雑しているのであれば、回送列車を客扱いしてもらいたいですね。


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