2025年に開催されている国際博覧会の大阪・関西万博。5月下旬に訪問しましたので、その記録をまとめます。

写真1. 東ゲートを入ってすぐの光景
重要このような催しものの「コツ」「裏技」は日々変化しています。そのため、ここでは個別の「コツ」「裏技」には力点を置かず、内容や感想を中心にまとめることにします。
復習:国際博覧会と大阪・関西万博の概要
最初に国際博覧会と大阪・関西万博の概要を簡単に記します。
国際博覧会(万国博覧会)は、さまざまな物品を集めて展示するものです。開催期間は最大で半年です。細かな定義によると、登録博覧会と認定博覧会の2つに大別され、前者はより「公式」的な扱いであり、西暦でいうと5の倍数の年に開催されます。日本で開催されたのは2005年の愛知万博に引き続き2回目です(1970年の大阪万博や1985年の筑波万博は「登録博」ではありません)。
本記事で取り上げる大阪・関西万博の概要は以下の通りです。
- 開催地:大阪府大阪市(夢洲地区)
- 開催期間:2025年4/13~2025年10/13
- 開場時刻:9時~22時
- アクセス:東ゲートと西ゲート
図1. 大阪・関西万博の会場(googleマップより引用)
会場の位置を示しました(図1)。大阪市西側の埋め立て地の人工島で開催されています。ゲートは2つあり、西ゲートと東ゲートです。西ゲートは桜島駅からシャトルバスに乗車、東ゲートは地下鉄夢洲駅が直結というアクセスです。桜島駅までは臨時列車(エキスポライナー)も運転されており、新大阪駅や大阪駅(うめきたホーム)まで1本でアクセス可能です。一方、東ゲートは地下鉄中央線が通っており、万博期間中は最大毎時24本(2分30秒間隔)で運転されます。後述の活況を見ると、JR線が会場近くまで延伸しても良かったように感じますが、そこは採算性の問題もあるでしょう。
実際の会場には多くの企業や国家のパビリオンがあり、パビリオンによって予約制だったり、当日の入場だったりと差異があります。これは、パビリオンの運営方針があるのでしょう。これらのパビリオンの入場料は無料です。万博会場そのものに入るために料金がかかるので、それが事実上のパビリオン入場料でしょう。パビリオンを楽しむにはある程度の教養が必要と感じ、地理、歴史、文化、科学、技術などの単語を見ると嫌悪感を持つ人には向いていないかもしれません。
また、入場は予約制となっており、入場時刻と入場ゲートを確定させてから向かうことになります。これは「並ばない万博」を試みた結果です。しかし、実際には「入場から並ぶ万博」となっており、単に手間が増えただけのような気もします。
このようなイベントはたいてい、最初はネガティブな報道がなされ、開催されるとポジティブな報道も多くなり、徐々に入場者数が増えます。そのため、個人的見解ですが、イベントは前半に向かうと混雑しにくいです。気候、勤務先の年次有給休暇の取りやすさなどを考慮し、私は前半の5月下旬に万博に行きました(同じ混雑状況であっても、夏に並ぶよりも初夏に並んだほうが快適というもくろみもありました)。
そのため、本記事での記述よりも実際には混雑しているでしょう。
大阪・関西万博へのアクセス
ここから、実際に行った記録です。最初は会場アクセスからです。私は本町駅周辺にホテルを確保していたので、本町駅スタートです。

写真2. 本町駅の様子
本町駅の改札内の様子です(写真2)。キャラクターとともに夢洲駅の表示があり、「本当に万博をやるんだ!」と実感しました。

写真3. 本町駅の様子
本町駅の様子です(写真2)。南西改札から中央線ホームに向かう階段です。意外と人がいませんが、また朝の7時半です。ラッシュ時にしてはやや早い時間帯です。

写真4. 中央線ホームの様子
中央線ホームの様子です(写真4)。多くの人たちが電車から降りてきます。「みんな万博に行かないのか?」と思いましたが、この日は平日(金曜)の朝、それもビジネス街の本町です。勤務先に向かう人たちでしょう。

写真5. 先発電車は万博のPRがない
万博会場のダイレクトアクセス路線ですが、先発電車には万博のPRはありません。それもそのはず、この車両は、相互直通運転先の近鉄の車両です。近鉄の立場からしたら、万博で大阪に来た人に近鉄沿線をPRしたいはずです。

写真6. 多くの人が電車に乗り込む
多くの人が夢洲行きに乗りこみます(写真6)。本町は御堂筋線との乗りかえ駅ということもあり、多くの人が乗りこみます。

写真7. 夢洲で降りる
終点まで席はそこまで空かず、ずっと混雑していました(写真7)。2分30秒間隔の多くの電車でこれだけ混雑するということは…!

写真8. 階段も混雑!
階段も混雑しています(写真8)。

写真9. みんな目的地は同じ!
みんな目的地が同じです(写真9)。7:51というのに、こんなに混んでいるの?

写真10. 通路も人がびっしり!
通路も人がびっしりです(写真10)。

写真11. 改札口も広い
改札口も広いです(写真11)。通路で詰まらせない、という駅舎の設計思想を感じます。

写真12. 広い通路を通る
広い通路を通ります(写真12)。大阪府警も見守っています。

写真13. 広い通路を歩く
広い通路を歩きます(写真13)。

写真14. いよいよ地上に向かう
いよいよ地上に向かいます(写真14)。

写真15. ぎょっとする列
ぎょっとする列です(写真15)。この日も朝から暑くなっており、ここで待つのはしんどかったです。大屋根を付けたほうが良かったのでは?

写真15. 行列が動く
9時よりやや早い時刻に開場したこともあり、行列が動き始めました。こうしてようやく中に入ることができました。
大阪・関西万博の雰囲気
多くのパビリオンがありますが、その外側の全体的な雰囲気も1つの楽しみです。その様子を簡単に紹介します。

写真16. 大屋根リングが見える
大屋根リングが見えます(写真16)。この下には会場を1周するように通路があり、この環状軸に沿って進むと迷いにくいです(中央を突っ切ろうとすると現在地がわかりにくくなりました)。朝早いので、まだ会場内には人が少ないですね!

写真17. 大屋根リングは大きい
近づくと、大屋根リングの大きさを実感します(写真17)。

写真18. 大屋根リングの下
大屋根リングの下です(写真18)。

写真19. 大屋根リングに昇る
大屋根リングに昇ります(写真19)。

写真20. 大屋根リングからの眺望
大屋根リングからの眺望です(写真20)。景色が良い点はありがたいのですが、下に下りる階段が限られ、ここからパビリオンをめぐるには都合が悪かったです。そのため、ここの空間は意外と活用しませんでした。

写真21. 夜の大屋根リング
時刻は変わって、夜の大屋根リングです(写真21)。ライトアップされ、ドラマチックな雰囲気がただよいます。

写真22. パビリオンが見える
パビリオンが見えます(写真22)。

写真23. 夕方の雰囲気
夕方の会場の雰囲気です(写真23)。
大阪・関西万博の企業パビリオンの様子
大阪・関西万博のパビリオンの様子です。ただし、大前提として、1日ですべてのパビリオンをまわることは不可能であり、行列に並ぶ必要がある点も事実です。
未来の都市
未来の都市というパビリオンでは、日本の未来の都市をイメージした展示物がありました。

写真24. 未来の都市の外観
未来の都市の外観です(写真24)。

写真25. 壮大な映像展示
壮大な映像展示です(写真25)。

写真26. 壮大な映像展示
壮大な映像展示です(写真26)。

写真27. 個別の企業ブースがある
個別の企業ブースがありました(写真27)。

写真28. 未来の車両
川崎重工業による「移動本能」というテーマの展示がありました(写真28)。

写真29. 7両編成の未来型の車両
7両編成の未来型の車両の展示です(写真29)。私のように鉄道に若干の興味がある者にとっては、見逃せない展示です。

写真30. 先頭車は22m車
先頭車は22m車です。欧州規格なのかな?

写真31. 食堂車は20m車
食堂車は20m長です(写真31)。20m車ということで、在来線規格でしょうか。それにしても、この編成、定員が少ないような…。未来の車両ということで、そのような邪推はやめましょう!

写真32. 未来のキャビン車
未来のキャビン車です(写真32)。ロボットがコップに飲みものを注いでくれるのが未来的です。でも腕があるのは不気味というか…。

写真33. 将来の世界はどうなるの?
将来の世界に案内される映像展示もありました(先の未来の車両とは別の展示です、写真33)。輝かしい未来に移行するはずが、温暖化が進む未来になってしまった!

写真34. かぎは二酸化炭素を吸収するコンクリート
そのかぎは二酸化炭素を吸収するコンクリートでした(写真34)。ご承知の通り、二酸化炭素は温室効果の高い化学物質として知られています。私の理解では二酸化炭素は物質として安定なため、二酸化炭素を別の化学物質に変換することが難しく、このような技術が開発されるのでしょう。
ガスパビリオン おばけワンダーランド
おばけワンダーランドに案内されるというシナリオのパビリオンです。

写真35. おばけがいる
おばけがいます(写真35)。

写真36. 人間の欲望をかなえる?
人間の欲望をかなえるおばけでしょうか(写真36)。そして、欲しいものを手に入れると、おっかないお化けが登場し、それを水素でやっつけるというストーリーでした。

写真37. 二酸化炭素からメタンを合成する反応
ここも二酸化炭素がキーワードでした(写真37)。二酸化炭素をメタンに変換するという触れ込みでした。メタネーションという技術です。このような展示物では水素の入手方法について語られませんが、どうなのでしょう(私の見過ごしかもしれません)。

写真38. 当たり前のことが地球環境保護につながる
当たり前のことが地球環境保護につながることが展示されています(写真38)。このような内容はもはや義務教育レベルですが、強烈な印象のアトラクションの後に入る知識だと、当たり前の知識も新鮮に感じました。
夜の地球
輪島焼の技術を用いて、夜の地球の姿を再現していました。

写真39. 夜の地球の説明
ありがたい説明がありました(写真39)。

写真40. 夜のロンドン
夜のロンドンの再現です(写真40)。

写真41. 夜のニューヨークの再現
夜のニューヨークの再現です(写真41)。
大阪・関西万博の各国のパビリオン
万博の花形といえば、各国の展示ではないでしょうか。そこで、ここでは私が入れた各国のパビリオンを紹介します。
ドイツパビリオン
ドイツのパビリオンです。早い時間帯を選択したこともあり、そこまで並ばずに入れました。

写真42. ドイツパビリオンの外観
ドイツパビリオンの外観です(写真42)。以下に展示内容の一部を紹介しますが、優等生的な展示でした。

写真43. 大きな映像展示に圧倒される
大きな映像展示に圧倒されます(写真43)。

写真44. メクレンブルク=フォアボンメルン州の取り組み
ドイツ北部の州の空き家問題についての取り組みが展示されていました(写真44)。

写真45. 循環型ソリューションの展示
循環型ソリューションの展示です(写真45)。解説が多く、いかにも「ドイツ」を感じます。

写真46. 水素エネルギーを活用した鉄道車両
水素エネルギーを活用した鉄道車両が紹介されていました(写真46)。1両だと機器スペースが取られますし、水素ガスは比重が軽く、反応性が高いこともあり、使いこなすには難しい印象があります。

写真47. 未来的な映像展示
未来的な映像展示です(写真47)。圧倒されました!

写真48. 都市鉱山という概念も紹介される
都市鉱山という概念が紹介されます(写真48)。私たちが持っている多くのデバイスにはいわゆるレアメタルが含まれています。それを再利用するということです。
ベルギーパビリオン
ベルギーといえば、何のイメージですか?チョコレート?古い街並?ベルギー国鉄による高機能なパターンダイヤ?そのような先入観をくつがえす内容でした。

写真49. ベルギーパビリオンの外観
ベルギーパビリオンの外観です(写真49)。ベルギーは首都ブリュッセル、フランダース地域(オランダ語使用地区、オランダ語読みではフランデレン地域)、ワロン地域(フランス語使用地域)に分かれています。

写真50. ベルギーパビリオンの入口
ベルギーパビリオンの入口です(写真50)。ブリュッセル中央駅やリエージュ=ギユマン駅を見ればわかる通り、先鋭的な建造物がベルギーの特徴に見え、その雰囲気を感じる外観です。
(参考)写真群1. ベルギーの先鋭的な建物群

写真51. 命を救う?
チョコレートなどの展示を想定していましたが、いきなり「命を救う」と主張してきました(写真51)。

写真52. 最初に興味深い展示がある
最初に生命を感じさせる興味深い展示がありました(写真52)。

写真53. (西)ヨーロッパの中心という位置を強調
ヨーロッパの中心という位置を強調しています(写真53)。ベルギーの位置をご存じでない人も多いという読みなのでしょうか。

写真54. 最新の技術を駆使した臨床研究所のPR
最新の技術を駆使した臨床研究所のPRです(写真54)。ベルギーはもともと工業国であり、その工業力がないと成立しないのが最先端技術でしょう(臨床試験で使う薬品があったら、それを合成する必要がある!)。

写真55. 最新技術を前面に押し出す
最新技術を前面に押し出します(写真55)。個人的な印象ですが、ベルギーは小粒でありながら、先進的な地域です。

写真56. ワロン地域の宣伝もやっていた
ワロン地域の宣伝もありました(写真56)。フランダース(フランデレン)地域、ワロン地域と2つに大別されますが、多くの人は首都ブリュッセルかフランデレン地域(アントウェルペンやブルッヘ)ばかりに向かい、ワロン地域には行かないことを憂いているためでしょう。ただし、この掲示を見たどの程度の割合の人がこれを理解しているかは…?

写真57. 屋上で休める
屋上に休むスペースがありました(写真57)。
バルトパビリオン
バルト三国のうち、ラトビアとリトアニアの展示です。エストニアは対象外でした(万博に参加しないという選択肢を取ったのでしょう)。
図3. ラトビアの位置(googleマップより引用)
理解の補助のためにラトビアの位置を示しました(図3)。この南隣の国がリトアニア、北隣がエストニアです。飛び地のロシアも含め、50音順に北から並べると位置関係を理解しやすいと思います。

写真58. バルトパビリオンの外観
バルトパビリオンの外観です(写真58)。

写真59. 自然が前面に出されている
自然が前面に出されています(写真59)。

写真60. 映像よりも香りが中心
映像よりも現物に焦点があてられた展示です(写真60)。

写真61. 白い砂浜の展示
白い砂浜の展示です(写真61)。

写真62. 旧市街のPR
首都に存在する旧市街のPRです(写真62)。リガはバルトのパリと称されるほどの美しい都市であり、ビリニュスも美しい旧市街が特徴です。

写真63. バルトの森に生きる植物の紹介
バルトの森に生きる植物の紹介です(写真63)。ドイツやベルギーの展示は映像が主体でしたが、このような展示のほうがより印象に残ります。
チェコパビリオン
チェコといっても強い印象はないかもしれません。もともと工業国であり、ボヘミアガラスなどの工業製品で知られる国です。

写真64. チェコパビリオンの外観
チェコパビリオンの外観です(写真64)。なかなか先進的なデザインの建物です。

写真65. ガラス細工品の展示
ガラス細工品の展示がありました(写真65)。

写真66. ガラス細工品の展示
ガラス細工品の展示です(写真66)。

写真67. 美術作品の展示
美術作品の展示です(写真67)。

写真68. ウランガラスの展示
ウランガラスの展示です(写真68)。何の予備知識もなく光るガラスを見ると、不気味に感じそうです。

写真69. ぐるぐる回ると屋上に出る
ぐるぐる回ると屋上に出ます(写真69)。

写真70. レストランがある
万博の隠れた楽しみは各国の料理を楽しめることです。ただし、そのように考える人が多いことと、キャパシティ不足のためか、そのチャンスは少ないです。そのようななか、ここチェコパビリオンではレストランに入れました(写真70)。

写真71. チェコ料理が出てくる
チェコ料理が出てきました(写真71)。各国の料理を一気に楽しめるように、フードコート形式にし、キャパシティを広くとったら良いと思いました。
モザンピークパビリオン
アフリカの国、モザンピーク。私の教養が足らず、この国の知識は全くありませんでしたが、せっかくなので入ってみました。

写真72. モザンピークパビリオンの外観
モザンピークパビリオンの外観です(写真72)。

写真73. モザンピークパビリオンに入る
モザンピークパビリオンに入ります(写真73)。

写真74. モザンピークの概要
モザンピークの概要です(写真74)。

写真75. モザンピークパビリオンの様子
その様子です(写真75)。国の技術を紹介するのではなく、どちらかというとモザンピークそのものの紹介という印象を受けました。

写真76. 船のイメージ?
船をイメージしたのでしょうか(写真76)?
チリパビリオン
南米西部の国、チリもパビリオンを出展していました。乾燥した南北に長い国、というイメージしかありませんが、南米でも有数の工業国であり、ワインの産地として有名です。

写真77. チリパビリオンの外観
チリパビリオンの外観です(写真77)。

写真78. 映像の数々に圧倒される
映像の数々に圧倒されました(写真78)。

写真79. 都市が映写される
都市が映写されています(写真79)。チリは乾燥しているイメージですが、意外と水が多く、うるおいを感じさせる風景です。

写真80. チリパビリオンは意外とあっけない
意外とあっけないパビリオンでした(写真80)。どちらかというと、ワインの試飲(予約制)に集中していた印象です。
セルビアパビリオン(レストランのみ利用)
バルカン半島で存在感のある国、セルビア。そんなセルビアはパビリオンを出すばかりではなく、レストランも出していました。私はレストランに立ち寄りました。

写真81. セルビアパビリオンの外観
セルビアパビリオンの外観です(写真81)。

写真82. セルビアパビリオンのレストラン
セルビアパビリオンのレストランです(写真82)。空席はそこまで多くありませんが、よく考えれば万博会場。長居する人は少なく(=次の展示を見たいため)席はすぐに空きました。

写真84. セルビア料理が出てきた
セルビア料理が出てきました(写真84)。くせがなく、おいしく感じました。チェコ料理といい、中欧地区、東欧地区の料理は意外とおいしいのかもしれません。量を論じることは無粋なのでしょう。
オーストリアパビリオン
中欧地区に位置するオーストリア。もしかしたら、首都ウィーンが音楽の都という点を示したほうがわかりやすいかもしれません。

写真85. オーストリアパビリオンの外観
オーストリアパビリオンの外観です(写真85)。なかなかインパクトがあります。

写真86. 音楽で歓迎される
音楽で歓迎されます(写真86)。

写真87. 優雅な雰囲気
ピアノの演奏やシャンデリアなど、優雅な雰囲気があります(写真87)。

写真88. 技術があることもPRされる
オーストリアは工業国でもあり、その技術もPRされます(写真88)。

写真89. オーストリアの風景も映し出される
オーストリアの風景も映し出されます(写真89)。鉄道関係のものもあった記憶がありますが、残念ながら画像の切り替えが早く、それを写真にとることはかないませんでした。

写真90. 未来を意識した映像
未来を意識した映像です(写真90)。ドイツの隣国だというのに、ドイツよりも説明は少なく、感性にうったえる内容でした。

写真91. 屋外の展望スペースへの階段がひっそりとある
展望スペースへの階段がひっそりとありました(写真91)。行ける旨の案内はなく、私が係員さんに聞いたら「どうぞ」と通してくれました。このようなつつましさはオーストリアらしさを感じます。

写真92. 展望スペースからの風景
展望スペースからの風景です(写真92)。
フランスパビリオン
多くの人にとって、あこがれの国、それがフランスではないのでしょうか。「王者」の風格もあるイメージの国です。フレンチといえば、あこがれの料理ですし…(フレンチよりドイツ料理を食べる私のような者もいますが)。

写真93. フランスパビリオンの外観
フランスパビリオンの外観です(写真93)。行列ができていましたが、私のある程度後ろで行列を切っていました(閉館に近い時刻でした)。

写真94. 光の演出
光の演出です(写真94)。

写真95. ダンスしている映像を見せられる
ダンスしている映像を見させられます(写真95)。踊っている場所はパリのポンピドゥーセンターでしょ?

写真96. なぞのドレス
なぞのドレスです(写真96)。女性の皆さんはとても喜んでいました。

写真97. 光による演出
光による演出です(写真97)。

写真98. 厳島神社とモンサンミッシェルの競演
厳島神社とモンサンミッシェルの競演です(写真98)。説明がなくよくわからない部分もありましたが、なぞの満足感が残りました。説明せずに感じさせる、フランスらしさを感じました。
コモンズパビリオンの様子
専用の建物があるのは一部の国だけです。そのほかの国はコモンズパビリオンに入っています。私のイメージする博覧会という先入観に合いました。多くの国をまわりましたが、印象に残った国をピックアップして紹介します。

写真99. 多くの国の展示が一堂に会する
コモンズパビリオンの様子です(写真99)。企業ブースが一堂に会する展覧会という雰囲気です。

写真100. ブルンジの展示
ブルンジの展示です(写真100)。

写真101. 独特の楽器を演奏してみる
独特の楽器を演奏してみます(写真101)。動物の皮で構成されたという説明を受けたと記憶しています。

写真102. モンテネグロ
モンテネグロの展示です(写真102)。

写真103. 寝そべりながら映像を眺める
寝そべりながら映像を眺めます(写真103)。

写真104. クロアチアの展示
クロアチアの展示です(写真104)。気候変動についての展示でした。

写真105. パイプの中を歩く
パイプの温度を感じるという展示のようですが、なかなか難解でよくわかりませんでした(写真105)。
大阪・関西万博の雰囲気をギャラリー形式で
そのほか、大阪・関西万博の雰囲気をギャラリー形式で紹介します。

写真106. おみやげにも人が連なる

写真107. オーストラリアパビリオンから独特のにおいが出ていた

写真108. シンガポールパビリオンも行列ができていた

写真109. 英国パビリオンも人気

写真110. キャラクターを後ろから眺める

写真111. 中央部に森がある

写真112. 現代美術が飾られる
大阪・関西万博からの退場
最後に会場を後にします。私は貧乏性ですので、最後までねばっていました。

写真113. 幻想的な空間を歩く
幻想的な空間を歩きます(写真113)。

写真114. 東ゲートから続々と退場する人々
東ゲートから続々と人々が退場します(写真114)。駅が大変混雑しているということで、私はゲート付近のベンチで待っていました。

写真115. 駅は入場制限
駅は入場制限があります(写真115)。

写真116. 人々が絶えず駅に入っていく
人々が絶えず駅に入っていきます(写真116)。

写真117. 駅構内も混雑
駅構内も混雑しています(写真117)。

写真118. ホームへの階段も混雑
ホームへの階段も混雑しています(写真118)。

写真119. 4号車は比較的空いているとされているが…
4号車は比較的空いていると案内されていましたが、それでも混雑しています(写真119)。救いは2分30秒間隔で運転されているために、1本待ってもそこまで時間的ロスがないことです。
結局、21:50ごろに東ゲートを通過し、22:18ごろに夢洲駅を出ました。夢洲を出発した時点では乗車率は150%程度と見積もられました。弁天町でやや空き、混雑率は135%程度に緩和しました。

写真120. 本町駅到着時点の様子
本町駅到着時点の様子です(写真120)。Osakaメトロはクレジットカードのタッチ決済に対応しており、携帯電話の電池残量が少なくなった身には助かりました。
大阪・関西万博を訪問してみて

写真121. 熱帯らしさを感じるマレーシア館の外観(行列が進まず入ることを断念…)
万博そのものは非常に活況を呈していました。これは事業としてみた場合、「成功」と語られるのでしょう。しかし、行った側としては並んだあげく、展示を見られないという不満が残る結果になっています。これこそ、事業として見た視点と個人として観た視点の違いです。
そして、「混まないと事業として成功にならない」のは催しものの宿命かもしれません。もしも、1年~2年の開催期間があれば、現行の半分の人ごみでも固定費を回収できます。単純計算で、半分の入りで事業として成功するということです。
また、屋外を歩くこともしんどさを助長するシステムと感じました。例えば、大型ショッピングセンターのような建物が複数あれば、並ぶ際にも暑さや寒さと無縁です。そうでなくとも、並ぶスペースが屋内にあるだけでもこのつらさは緩和するでしょう。
万博の「不評」とされた部分は、一過性のイベントに起因する部分があるのでしょう。ただし、一過性のイベントだからこそできた部分もあるのでしょう。そのような難しいことを考えてしまいました。
他方、諸外国や未来の技術や文化に触れることができました。ただし、これらは「展示」であり、実際の文化ではありません。そのような意味で、外国に直接向かい、現地の空気を生で味わうことの重要性を再認識しました。また、未来の技術は現在の努力の積み重ねです。私は幸いにも勤務先で社会とかかわり、未来の技術のために(微小でありますが)蓄積を重ねています。
このように実際の生活こそが「博覧会」の一部をなすことに改めて気づきました。
果たして前後はどこに行ったのでしょうか?
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大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)を楽しむ:現在地
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※この旅行の全体像は25年初夏大阪・福井旅行のまとめをご覧ください。