地下鉄副都心線(混雑基本データ)




このページでは地下鉄副都心線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

東横線渋谷の改札

写真1. 渋谷駅は立派なもの!(ただし東急管轄!)

地下鉄副都心線の基本情報

地下鉄南北線は渋谷から新宿三丁目、池袋、小竹向原を通り、和光市に至る路線です。渋谷では東急東横線と、小竹向原では西武有楽町線と、和光市では東武東上線と直通しています。小竹向原から和光市まで有楽町線との共用区間です。これは、西武線側からも和光市方面からも都心と副都心の双方への直結ができるように配慮された結果です(書物を読むとどちあも有楽町線側を希望したので妥協したとの記述もあります)。池袋、新宿、渋谷という場所を通り、従来の都心を通らない唯一の地下鉄です。

池袋、新宿、渋谷という場所は繁華街としても有名ですが、その周辺は静かな住宅地です。他の路線のように多くの駅でまんべんなく利用があるのとは異なります。そのため、拠点駅どうしを結ぶことを目的に、急行(平日ラッシュ時は通勤急行)が運転されています。

基本的に新宿近辺での利用が多く、和光市側では利用が減る傾向にあります。やはり日中時間帯の利用が多い区間が通年での利用が多いのでしょう。

地下鉄副都心線の混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます(表1)。

表1. 地下鉄副都心線の混雑基本データ

最混雑区間要町→池袋
混雑率2018年度152%
2017年度151%
集中率36.9%
乗客半減区間氷川台-平和台

最混雑区間は要町-池袋です。その混雑率は151%と首都圏の中ではやや空いている部類に入ります。ただし、利用者からしてみたら混んでいる部類に入るでしょう。このあたりは都心部から離れた住宅街です。このような住宅街から都心に向かう人が乗るため一番混むのです。「最初から有楽町線を使えば?」という指摘もあるでしょう。しかし、大手町などの丸ノ内線沿線へ通勤するには、副都心線のほうが便利です。有楽町線から丸ノ内線に乗りかえるには改札を出ねばなりませんが、副都心線であればその必要はありません。

乗客が最も多い区間は東新宿-新宿三丁目です。新宿三丁目は副都心線でも最も有力な目的地なので、この周辺が最も乗客が多いです。それであるからこそ、開業当初の日中時間帯の新宿三丁目折り返しの電車が池袋に延長されたのでしょう。ラッシュ時は東急側への着席需要があるので新宿三丁目で折り返しますが、北側の利用者にとっては愉快ではありません。せめて、渋谷→池袋で営業運転し、渋谷から新宿三丁目まで回送という形態にしてもらいたいものです。小竹向原を過ぎると有楽町線との共用区間に入りますが、この共用区間に入ると、最も乗客が多い区間の半分以下の乗客数となります。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。集中率は36.9%とかなり高い数字です。これは、最混雑区間の集中率であるためです。池袋から郊外側なので日中時間帯に利用が少ないためです。池袋-渋谷であれば、もっと日中時間帯に利用があり、集中率は下がりましょう。

地下鉄副都心線の混雑状況の現場調査

ここまでは地下鉄副都心線の基本データをベースに解析しました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

平日夕方ラッシュ時の地下鉄副都心線の混雑状況(池袋→要町、現場調査結果)
副都心線でも一番混む区間です。実際に夕方ラッシュ時の状況を確認しました。首都圏の地下鉄としてはそこまで混んでいないようにも感じました。

副都心線の混雑状況(休日昼間、新宿三丁目ー北参道)
副都心線でも乗客の多い区間を選んで休日の混雑状況を確認しました。急行と各駅停車の違いなど貴重な記録があります。

東京の各路線の混雑データのまとめ

では、他の路線と比べて混雑率はどうなのでしょうか。各路線の最混雑区間とその混雑率をまとめたページを用意しました。また、他の路線の基本データへのリンクを備えています。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

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