ウィーン中央駅を楽しむ(18年ウィーン観光)

ウィーン中央駅の概要

ウィーン中央駅はウィーンの代表的な駅です。以前は、各方面の列車は別のターミナルから発車していましたが、現在はウィーン中央駅にほぼ統一されています。一般的な旅行記だと、「この列車を見た」で終わるのでしょうが、それでは芸がありません。そこで、弊ブログではもう少し詳しく述べましょう。


ウィーン中央駅の位置

図1. ウィーン中央駅の位置(googleマップより引用)

ウィーン中央駅の位置を示します(図1)。もともとはウィーン南駅と称していましたが、中央駅としてふさわしい姿になるために工事を行い、その工事は2015年12月までに完成しています。そのため、ウィーンの中心街(旧市街など)に対し、南側に位置しています。中心街までは地下鉄1号線でのアクセスとなります。

ウィーン中央駅の周囲

もともとウィーン南駅として建設されたこともあり、街外れというのが正直な感想です。

ウィーン中央駅

写真1. ウィーン中央駅の外観(西側から眺める)

ウィーン中央駅

写真2. ウィーン中央駅の外観(南側から眺める)

写真3. ウィーン中央駅付近の街(近くのホテルの窓から眺めたもの)

写真4. ウィーン中央駅付近の街

写真5. ウィーン中央駅付近の街(ここが宿泊先です)

このように何だか寂しく、がらんとした駅周辺です。なお、私はこの付近に宿泊しましたが、その理由はただ1つ、中央駅が近いというだけです。中央駅と宿泊先が近ければ、大荷物を持って歩く距離が極小化できます。



そのため、ウィーン中央駅周辺の観光はあまり考えないことです。すぐそこにウィーンでも有数の観光名所-ウィーン中央駅-があるのですから。

ウィーン中央駅の歴史

ウィーン中央駅は2010年代の開業とかなり新しい駅です。ベルリン中央駅と同じキャラクターですね(ガラスが多用されていること、まわりが発展していないことも似ていますね)。

1841年にはウィーン南駅が開業しています。1870年には州立鉄道(国鉄ではない)の駅になっています。1945年には第二次世界大戦の損傷を受けています。その後、その損傷は修復されています(修復されれば使用可能な程度の損傷だったのです)。オーストリア帝国時代から二重帝国、第一次世界大戦後の共和国時代、そして現在の政治体制と環境は変わりましたが、そこに南駅は存在していました。その後、2009年には閉鎖されました。2012年12月9日に部分的に開業し、2014年12月14日には長距離列車がウィーン中央駅発着となっています。

現在は特殊な例外を除き、長距離列車はウィーン中央駅に発着します。とりあえずウィーン中央駅に向かえば良い、ということですし、乗りかえのために他の駅に移動する必要もありませんので、ラクですね。

ウィーン中央駅の構内

さて、実際に構内を見てみましょう。

ウィーン中央駅構内

写真6. 駅通路の様子

ウィーン中央駅構内

写真7. 駅通路の様子

ウィーン中央駅は1番線から12番線まであり、南側が12番線で北側が1番線です。そのウィーン中央駅の南側から入ります。長距離用の3番線から12番線まで並んでいます(写真6-7)。

ウィーン中央駅構内

写真8. 地下鉄から長距離ホームへの通路

ウィーン中央駅構内

写真9. 1番線近く

地下鉄は国鉄駅の北側に位置します。その近くにある1番線と2番線はSバーンを中心とする近距離列車用のホームです。このときはちょうど1番線にSバーンの電車が来ていました。1番線と2番線は地下にホームがあり、3番線から12番線までは高架ホームです。

ウィーン中央駅に来る列車たち

では、そのウィーン中央駅に集まる列車を眺めてみましょう。

写真10. ウィーンどまりのナイトジェットが停車中

写真11. ナイトジェットが車庫へ引き上げる

ナイトジェットとはオーストリア連邦鉄道が運行する夜行列車です。そのナイトジェットがやってきました(写真10-11)。朝ですので、ウィーンに到着した列車ということです。

写真12. 近距離列車も発着する

近距離列車も発着します(写真12)。ヨーロッパに多い低床式連接車体の電車ですね。ベルリンでも見かけましたし、乗りました

写真13. チェコに向かう列車が停車中

チェコに向かう列車が停車していました。これはプラハでも何回か見た列車です。私はてっきりオランダ国鉄の車両に見えてしまいました。

写真14. ナイトジェットが入線してきた(客車を見ると旧塗装!)

夜にウィーン中央駅に立ち入ると、ナイトジェットがやってきました。2016年12月にシティナイトラインからナイトジェットに引き継がれ、車体のカラーも変更されているはずです。しかし、現実というのは塗り替えは完了していません。というより塗り替える気はあるのでしょうか?

写真15. レイルジェットが入線

写真16. レイルジェットが停車中

オーストリア連邦鉄道の誇る列車、それがレイルジェットです(写真15-16)。オーストリア連邦鉄道は「ジェット」という名称がお気に入りのようですね。

レイルジェット(CD)

写真17. 青いレイルジェット

そのレイルジェットには青いバージョンがあります(写真17)。これは、チェコ国鉄が所有している車両であることを示します。確か、1等の車両が少ないのです。

ICEとレイルジェット

写真18. レイルジェットとICEの競演

ICEもドイツからウィーンまで足を伸ばします。フランクフルトあたりから直通する系統があったように記憶しています。

ウィーン行きの表示

(参考)写真19. ウィーン行きの表示(2016年夏にフランクフルト中央駅で撮影)

このように、ウィーン中央駅はさまざまな国から列車がやってくるのです。このように国際列車が行き交うのがヨーロッパの鉄道の興味深い点といえます。

こちらもチェック!関連リンク
ウィーンの観光名所を見てみましょう!以下のページにまとめています。見ないと損ですね…。

ウィーンの観光まとめ(18年ウィーン観光)

前後でこれらを観光しました。

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※別ウィンドウで開きます。



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