22年冬愛知・三重旅行の振り返り

記事上部注釈
弊サイトでは実際に利用したサービスなどをアフィリエイトリンク付きで紹介することがあります

(実質)1泊2日の東海地方旅行を楽しみました。今回の旅程の特徴は安く移動して現地で優雅に宿泊するというものでした。それを振り返ります。

写真1. 静岡県内を走る

このページの概要(目次、タップできます)
  1. 旅程全体
  2. 安価に移動してみて
  3. 日程の問題点
  4. 気づいたこと

旅程全体

まず、旅程全体を一覧で示します。

  1. 東海道線普通列車グリーン車の旅(品川→熱海)
  2. 東海道線静岡地区の普通列車の旅(熱海→浜松)
  3. 東海道線での浜松と豊橋の移動
  4. 東海道線新快速での豊橋から名古屋の移動
  5. 関西本線快速の前面展望(名古屋→桑名)
  6. 近鉄湯の山線の旅(前面展望も収録)
  7. 湯の山温泉 湯元 グリーンホテルの宿泊記
  8. 四日市から名古屋への近鉄特急での移動
  9. 近鉄名古屋駅の素顔を探る
  10. リニモを楽しむ
  11. 上飯田から名古屋までのバス旅
  12. 金山総合駅を楽しむ
  13. 名古屋からバスタ新宿までの夜行バスに乗る

一部の列車を省略していますが(近鉄準急での桑名→四日市、八草→大曽根など)、乗った列車はおおむね網羅しています。1~6が12/30、8~13が12/31(13は1/1にかかる)という構成です(この情報はのちに生きてきます)。

これを見てわかりますが、山手線駅から桑名までJRの普通・快速を選択し、まさに青春18きっぷ向けの旅程です。それもそれのはず、青春18きっぷを活用しました(1日ぶんしか使っていませんが、これはインターネット上でやり取りした結果です)。

そして帰路も夜行バスを活用し、移動コストを抑えています。そのぶん、いわゆる温泉旅館でくつろぎました。そのため、宿に着いたときには「今回の旅行は優雅だ!」と錯覚したほどです。実際には、品川発6:19の普通に乗っており、優雅とはほど遠いでしょう。

安価に移動してみて

今回、移動手段は安価にこだわってみました。とはいえ、東京と名古屋の往復とも普通・快速の乗り継ぎというのも厳しい話です。そのため、今回は帰路に夜行バスを選択しました。

たまには安価に在来線を使うのも趣深いものです。また、「ロングシート地獄」と評される静岡地区については趣味者のサイトにより転換クロスシート車の運用を狙い、ロングシートに当たる区間を熱海→静岡と短く済ませました。さらに早朝に乗るJR東日本管内はグリーン車を選択し、体力を温存しました。このような工夫もあったのでしょう。そこまでつらく感じませんでした。

新幹線よりも沿線を感じられる風景(新幹線だと高架橋とトンネルで沿線を感じにくいです)、そして沿線の人々の流れや日常を感じることができました。また、鉄道ファンとしては、地域ごとに異なる鉄道車両に触れられたのも大きいです。余談ですが、近いうちにJR東海から211系電車がなくなるのに、誰も焦っていませんでした。そのうち大きく取り上げられるのでしょうか?

日程の問題点

写真2. やむを得ず金山で時間をつぶす羽目に…(本当不本意なのか?)

今回は12/31に自由時間をとるスケジュールで挑みました。帰りは乗りかえなしなので体力を消耗しても良く、深夜まで名古屋を堪能できる、そんな計算の結果です。

しかし、現実はそこまで甘くありませんでした。12/31は施設も休みが多く(名古屋の洋館も視野に入れていたが)、名古屋を堪能することは難しいと感じました。これは名古屋に限ったことではなく、どこでも同じでしょう。そのため、結局列車を堪能することになってしまいました。12/31は早じまいする飲食店も多く(20時閉鎖など)、12/31は温泉施設などでゆっくりくつろぐのが良いのかもしれません。

上記事情は1/1も同様でしょう。12/30と1/1は社会的にもゆっくり過ごすことが奨励されることを改めて実感したのでした。

年末年始を高速バスで過ごすのもなかなか面白い体験でした。個人的な体験になってしまいますが、2022年はさんふらわあで明け、夜行バスで終わりました。我ながら奇妙な選択だと思います。そして、東京に住んでいながら、2022年の鉄道初乗車は大阪の地下鉄、最後の乗車は名鉄電車でした。これも妙な組み合わせだと思います。

気づいたこと

写真3. 朝の品川駅の新幹線ホームに向かう人々

静岡地区の東海道線は3両編成で混んでいました。これは15分間隔にするなり、4両編成にするなりという対処でだいぶ改善されそうです。これは1つの大きな気づきを与えてくれます。

東海道線静岡地区の混雑が問題といっても、(ラッシュ時を除けば)熱海-浜松を6両編成、10分間隔にすれば充分すぎるでしょう。一方、東海道新幹線に向けて多くの人々が移動する光景を見ました(写真3)。定期列車ののぞみ号だけでも毎時4本、16両編成が運転されている路線が満席になりますし、多客期はもっと多くののぞみ号が満席になり、かつ立ちも発生するくらいです。それだけ新幹線での移動が主力で在来線乗り継ぎはマイナーなのです。

これを見て1つのことに気づきました。多くの人が東京と名古屋・大阪への移動への主力は新幹線であることに。交通手段の需要は(価格や快適さではなく)所要時間で選ばれるという普遍原理を実感したのです。

別の側面として、移動を安価な手段として、そのぶん宿泊を贅沢にすることも1つの選択肢ということに気づきました。このように旅行で多くの気づきを得られるのです!

前後を読みたい!

(←前)名古屋からバスタ新宿までの夜行バスに乗る

22年冬愛知・三重旅行の振り返り:現在地

完結です!(→次)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする