今回、年末年始の長期休暇を活用し、南国の鹿児島に旅行に行きました。その内容をまとめましょう。
写真1. 夜の鹿児島も美しい!
旅行の計画
まずは、旅行の計画を示しましょう!
行先の選定
年末年始にふと時間ができました。年末年始は日が短いとはいえ、せっかくの休みです。ここでどこかに行こうと思いました。
私は寒さが苦手です。そのため、(住んでいる関東地方よりも)北に行く選択肢はあり得ません。また、その前の年末年始には人生初の挑戦で沖縄に行きました。なので、(乗る鉄道もないし)沖縄はおなかいっぱいです。よって、その次に南に位置する県の鹿児島をターゲットとしました。鹿児島は行ったことこそありますが、さっと去っていった記憶がありますので、目的地にする価値があると思いました。
では、鹿児島でどこに向かうのか?私は東京という都会に住んでいます。(表現が悪いかもしれませんが)せっかく田舎に行きます。それならば、田舎を満喫するのがスジでしょう。そのような意図で、霧島神宮と桜島を選択しました。
往路と復路の選択
せっかくの遠出です。また、往路と復路で経路を変えることも常識です。では、九州南部までの経路は?
片道は順当に新幹線でしょう。東京から鹿児島中央までは7時間足らずで行くことができます。このような手段を使わない手はないでしょう。また、山陽新幹線+九州新幹線の「みずほ」でゆっくりと移動した後に東海道新幹線に乗りつぐのは、狭く感じるものです。よって、東海道新幹線→「みずほ」の順で乗るのが良いでしょう。そのため、往路は新幹線と決定しました。
復路はどうしましょうか。Twitterを見ると、「おふね族」がいることが明らかとなりました。この人たちの影響で長距離フェリーに関心が高まっていたことも事実です。九州と関東を結ぶ便はありますが、時間がかかります。それならば、九州から関西の便で帰り、関西から関東は適当に帰りましょう。関西からは関東の交通手段はいくつかあります。新幹線の自由席、近鉄特急、在来線、高速バス。1日かければどれでも選択肢になりえます。
ところで、手配できた長距離フェリーは別府からでした。では、別府までどうするか?日南線には乗ったことがありませんので、日南線を移動に組み込むことは明らかです。そうすると、1日で別府まで移動するのは難しいでしょう。そこで、途中の宮崎に宿泊することにしました。
なお、鹿児島と宮崎の宿泊先は以下の場所を予約しました。夕食のことを考え、駅近くよりも中心街に近い場所を選択しました。
実際の旅行記
さて、実際の旅行記へのリンクを紹介しましょう。
1日目:東京から鹿児島への移動
この日は東京から鹿児島への移動がメインです。東海道新幹線の乗車記はいろいろ書いていますので、あえて書いていません。
写真2. 東海道新幹線は豪雪の中を走った(新大阪到着35分程度遅れ)
2日目:鹿児島観光
鹿児島の自然を満喫できる場所をめぐりました。この日は鹿児島から出ていません。
写真3. 桜島を満喫!
3日目:鹿児島から宮崎への移動
写真4. 日南線で特急の待ち時間に散策した油津
この日は日南線経由で鹿児島から宮崎まで移動しました。ここでのポイントが志布志と国分の間のバスです。
4日目:宮崎から別府への移動、そして長距離フェリー
写真5. 年末に「西海岸」と書かれた東海岸を歩く
この日は宮崎から別府まで移動しました。そして、人生初の長距離フェリーに乗りこみました。当初の予定では宮崎の海岸線を堪能する予定でしたが、あまりの強風に別府観光に切り替えました。
- 特急にちりんの乗車記(宮崎→大分、グリーン個室の内装も紹介、21年冬)
- 別府温泉の堪能:明礬地区の温泉(別府の穴場をアクセス含めて紹介!)
- 別府から大阪への船旅(さんふらわあ、九州と本州の長距離フェリーの概要も掲載)
5日目:長距離フェリーから東京へ
写真6. 大和西大寺で伊勢志摩ライナーと出くわした!
長距離フェリーを降り(このフェリーで年を越しました)、奈良県を通り、京都から新幹線で帰りました。
全体的な感想
今回、南国の鹿児島を旅してみました。北国の厳しい気候よりも南国ののんびりとした雰囲気のほうが性に合う感じがありました。また、今回の旅行は自然のおりなす風景を堪能しました。桜島のダイナミックな風景、別府の厳しい地形…。
特に印象に残ったのは、九州新幹線で博多から南に向かうと徐々に緑が増えていった点です。南国では冬でも木々が緑色であり、殺風景さがありません(1年前の沖縄でも感じましたが)。
今回の旅行の最大の懸念点は、長距離フェリーに乗って船酔いでつらい旅行になってしまうことでした。しかし、(瀬戸内海を通るからか)船酔いは一切ありませんでした。また、朝8時前に大阪に着き、そこから1日かけて東京に移動すれば良いというのも、自由度が高いように感じました。
日本にも美しいところは多くあります。そのことを実感した旅行にもなりました。
さて、前後でどこに行ったのでしょうか。
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